ハクモクレンを被写体にして撮影中のこと。すぐ近くの地面にテングチョウが飛来。着地してしばらくじっとしていました。うれしくなって,そっと近寄ると,パッと舞い上がってしまいました。残念! と思っていたら,舞い戻って来ました。ありがたい!
今度はもっと慎重に近寄りながら,とりあえず離れたところから一枚パチリ。
もうすこし近づいてもう一枚。
まだまだ遠いと思いつつ,近寄って行くと,また舞い上がりました。ふしぎなことに,再び戻って来て近くに着地。今度はもっともっと慎重に,そしてできるだけさっさと撮ろうと接近。こうして撮ったのが下の一枚。テングチョウの翅は相当に傷んでいます。厳しかった越冬期が詰まっています。
地面も,鉄道の架線も,向こうの橋も,空の雲も写り込んでいます。春の初めの,うれしい写真になりました。