コメツキムシの幼虫の表情,つまり頭部辺りをじっくり観察したことがありません。それで,ぐっとアップで撮ってみることに。
そうはいっても,この幼虫の動きはけっして止まることはなく,動き続けました。コンデジでピント合わせをしながら瞬間に撮るのはなんと肩の凝る話! たまたま視野に入ったときにシャッターを切ると,もう遅すぎです。入る直前から予想してシャッターを切るつもりで付き合わなくてはなりませんでした。その中からなんとか使えそうな画像をご紹介します。
とても硬い表皮をしています。土壌中のくらしが2~3年,ジャガイモや根菜類,トウモロコシなどを食べるということなので,くらしぶりに適応した姿・かたちなのでしょう。
大顎こそがこの幼虫のシンボルという出で立ちです。
顎をいっぱいに開いたときの風貌です。
裏側が見えた瞬間シャッター切りました。
脚の様子がわかります。極端に短いのは地中生活に適応して進化してきた結果です。
とにかくくねくねと動き続けました。