自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

身近な野鳥 ~キジ~

2022-06-03 | 野鳥

週に何回か,子どもの登校を見守る安全パトロールをしています。

5月。朝,子らの通学に同伴して通学路を歩いているときのことでした。「ケーン,ケーン!」。甲高い鳥の鳴き声が向こうの山裾の方から響いてきました。キジの鳴き声です。わたしの住むむらでキジを見かけることはあまりありません。声がした方を見て,キジの居場所を探しました。

すると,山裾近くの畔にその姿がありました。子どもたちにそのことを伝えました。距離にして100m以上あります。そしてわたしは持っていたコンデジをとりあえず撮ってみました。キジが歩いてその近くを移動。

子どもたちは初め見つけることができないようでしたが,目が慣れて黒っぽい影を認めました。そしてこんなことを言ったのです。「桃太郎の話でしか知らなかった。ここにもいるんやな」「初めて見たなあ」と。

あとで合流した一人のお母さんにこのことを伝えました。するとこんなふうに話されました。「わたしも見たことがありません。どんな大きさなのですか」「自動車を利用して暮らしていたら,目がそんなところに向きませんね。びっくりしました。今日は一日よいことがありそうです」。

コンデジの画像にはかすかに姿が写っているだけでした。止むを得ません。

話は飛びますが,4月隣り町の田園地帯を走っていたら,比較的近くでキジを見かけました。そこは麦畑です。自動車を停めてとりあえず写真に収めました。その写真が以下のものです。

 

こちらにはまったく無頓着のよう。

 

たぶん,この地域ではヒトと共生しているのでしょう。びっくり風景でした。

 


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