早朝の畑にて。
朝日が真横から照り付けます。野菜や草々に露がしっとり。トウガラシの葉に,ヤマトシジミが体温が上がるのを待つ姿がありました。左右の翅を擦り付けるしぐさは産卵にうずうずしているのです。
撮っているうちに舞い上がるのですが,すぐ近くの葉に。まだまだ体温が十分に上がっていないようです。遠景やら中景やらを入れて撮らないと,こういう写真は意味がありません。真逆光下での撮影です。翅の縁がくっきり出ています。触角やら頭胸部やらの影が葉面に写っています。
下写真はできるだけ近寄って撮りました。ワーキングディスタンスは1cm。チョウそのものが小さいので,大きく写すことは困難です。トリミングで対応すればある程度はできるのですが,加工をするのはあまり好きではありません。素材が肝心だと思っています。