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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ヒゲナガハナバチの吸蜜

2022-05-21 | 昆虫と花

公園の草地にて。

草刈りがなされたあと,トキワハゼが生えてきて群落をつくっています。そこにハナバチたちが訪れます。トキワハゼの花は筒状のかたちをしていて,下方が長めに出ています。それが訪花昆虫の足場になって,吸蜜活動を支えます。花から見ると,送受粉に都合のよいスタイルというわけです。

 

そこにヒゲナガハナバチが来ました。花茎が短いので花が倒れる心配なし。

 

どんなふうに吻を伸ばしているのか注目していると,見事に吸蜜をしていました。花と昆虫の絶妙な関係が見えました。

 

活動に精を出しているとき,昆虫は一心のことが多いものです。邪魔者が来たと察知されたら観察はおしまい。慎重なら,この程度の接写はいつでもOKです。

 


チューリップの実生,とことん挑戦(24)

2022-05-21 | 植物

5月5日(木)。

いよいよ球根全部を掘り上げる日が来ました。いったいどんなふうに球根が形成されているのでしょう。とてもたのしみ。

下写真のように,見落としのないようよくよく確かめながら掘り進めていきました。

 

地上部が枯れたものはちぎれやすいので慎重さが必要です。切れてしまったら探すのに往生します。

 

地上部が比較的しっかりしているものは大丈夫。

 

中には,こんなふうに球根が用土と見分けがつかないような状態になってしまったものも。こうなると,始末に負えなくなります。それほど一年目の球根は小さいのです。

 

底を突き抜いて球根が形成されている場合があります。とにかく球根は奥深くにできています。

 

育苗箱を裏返すと,底裏に球根ができている例がいくつも。

 

一度掘り上げたあと,また土を少しずつ確認して球根の見落としがないか,調べました。やはりありました。それもいくつも! こうなると,何度か調べ直す必要があります。実際そうしたのですが,結果それでよかったなあと感じています。一年目の球根は小さい,小さい!