1月30日(木)。葉が枯れかけています。葉で作られるデンプンがうんと減りますから,腋芽が太るのもこの程度で止まると思われます。それにしても,腋芽の様子は“鈴生り”といった感じがしないこともありません。
2月3日(月)。第4節,5節の腋芽をアップで撮りました。小さな芽はみんな下に向かって伸びようとしているのがわかります。
2月7日(金)。第2節の腋芽です。地表にできた,小さな塊茎より大きくなっています。腋芽から出た芽は,ここでも下に向かっています。
イモの基部がストロンと分離してしまった結果,葉でつくられた養分が腋芽にまわり,腋芽自体がイモ状になったのです。見ると,腋芽も茎と葉で構成されているのがわかります。植物の地上部は,茎と葉の連続体という意味がよく理解できます。