鬼塚英昭氏の本を読んでいると、過去のニュースで「なぜだろう?」と不思議に思っていたことの答えが見えることがある。
例えば、眞子様が結婚一時金を辞退した後に、パラグアイとブラジルから勲章を授与され、ほぼ同額か2倍の額の副賞金を受け取っているらしいというニュース。
どうして、パラグアイやブラジルなのか?
日本政府の資金を還元しているだけなのか?
そんな疑問をもったニュースだった。
鬼塚英昭著の「天皇のロザリオ」には、戦前の皇室の資産の話がでている。
天皇家が味をしめたのは日清戦争であった。この戦争で清国から奪った賠償金は3億6525万円。このうちの2千万円が皇室の財宝となった。
エドワード・ベアの本から引用して、「皇室はこれらの資産の大半を失ったが、SCAPの厳しい監査の目をのがれて、残された資産もいくらかあったようである。敗色の濃くなった1943年、44年、専門家の助言に従って、スイス、アルゼンチンのようなラテンアメリカ諸国の銀行に資産を移されたとも言われる」
また、他の本を引用して、以下のような記述もある。
皇室は日本銀行の47%の株を持っていた。紙幣を発行するたびに、公定歩合を調整するたびに、莫大な利益が皇室に流れた。
昭和天皇が横浜正金銀行の22%の株を保有していた。
終戦直前の8月、皇后の名で現在の価値で33億円の巨額な寄付をスイスの赤十字国際委員会に提示した。
皇室はスイスの国立銀行に秘密口座を持っていたし、現在も持っている。
鬼塚氏のこのような記述を読んだとき、眞子様のニュースのお金の出所が、もしかしてこの口座だった可能性があることに気が付いた。
南アメリカにはナチスの残党もたくさん逃げたことは有名である。
けれども、皇室は貧乏だというプロパガンダは流さなくてはいけないから、こんなニュースもあったらしい。
丸顔おばさんのブログがコメント欄を開けていたころの2020年の初夏、馬渕大使をガス抜きだと教えてくれた意味がやっとわかったかもしれない。
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