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葉月のブログ

命題:ウイルスの糖鎖はヒトの糖鎖と同一なので病因とはならない

日本社会に蔓延る「下士官」根性について

2024-11-05 | 編み物をしながら考えたこと
辺見庸の随筆に、武田泰淳の『汝の母を!』という短編について書かれている。

この短編は、日本ペンクラブのサイトで読めるようになっている。

その中に、こんな一節があった。
(引用)
赤ん坊を生んで、まだ三日とたっていない母親を強姦した、後備の上等兵も、ニヤニヤして見物している。若い現役兵や補充兵にくらべ、中年の予後備兵の悪人ぶりは、まことに見事なものなのだ。若い兵士、とくに独身のインテリとなると、いくら好色でも限度がある。「性」を神聖とまで思わないにしろ、どこかに潔癖がのこっている。ところが後備で成績のわるい、士官、下士官となったら、強がり出したら何をしでかすかわからない。腕力や度胸のすぐれた、若い兵士を統御するために、必要以上にわるぶるのが常識だった。 
(引用終わり)


「ところが後備で成績のわるい、士官、下士官となったら、強がり出したら何をしでかすかわからない。腕力や度胸のすぐれた、若い兵士を統御するために、必要以上にわるぶるのが常識だった。」

以前、シベリア収容所で、下士官が一兵卒を苛める記述を紹介した。

このとき私が思い出したのは、電通の高橋まつりさんの自殺だった。

今回は、ツイッターでワクチンの被害者を苛める若手の医療関係者を思い出した。

日本人は集団になると信じられないくらい残酷になると、以前、在日朝鮮人の人がツイートしていた。 

日本が戦争をしてはいけない理由だと思う。


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