苫米地氏は、鬼塚英昭氏と対談をしていたので、どのような戦後史観をお持ちなのか興味があり1冊だけ読んでみました。
面白かったのは、「突如スイスで見つかった13兆円の亡霊」という項でした。
2009年6月、スイスとイタリアの国境で、13兆円の米国債を所持した日本人二人が逮捕されたという。しかも、その中にケネディ債が含まれていたという。続報で、米国債が偽物で、日本人は釈放されたと報道された。
苫米地氏の話では、
「日本人の正体は日本の財務省関係者で、うちひとりは元財務事務次官の義弟らしいとのちに判明する」。目的が国債の換金で、それが自民党の選挙資金ではなかったのかと、苫米地氏は想像している。2009年の選挙で巨額の資金がないと勝てないと考えた故。
この資金が、戦後の隠退蔵物資由来ではと推理しているが、苫米地氏の場合、追及はこのあたりまで。
ウィキペディアの編集で過去のページをみたら、
「日本人:故原口幸市氏と、山内恒夫氏らしい2人組」
と記載されているものもありましたが、半年後にこの記載は削除されています。
原口幸市氏は、2007年から宮内庁式部官長ということ。事件の4ヵ月後に登山中死亡している。

この事件に関して、Mixiにも記事があり、中川氏のことが書いてある。原口氏の名前はでていない。
中川昭一元財務・金融相が世田谷自宅ベッドで死亡発見。
2009年10月4日午前(死亡時刻は3日の23時前後)
2009年10月4日午前(死亡時刻は3日の23時前後)
もう一人の山内恒夫氏は、るいネットには
武藤敏郎氏の義弟で、武藤敏郎氏は、森内閣での財務省事務次官を経て、小泉内閣時代に、日銀副総裁に就任した。
山内恒夫という人物の筋をみると、自民党清和会(福田・森・小泉)に行き着く。
と、書いてある。
原口氏が宮内庁、山内氏が清和会=天皇種族であることを考えると、この国債は、苫米地氏が推測する自民党の政治資金というよりは、Mixiの記事に書かれている皇室関係のお金と推測する方が正しそうです。
武藤敏郎氏
2014年1月、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の事務総長に、森喜朗会長の要請を受けて就任
日本人の本当の敵は、こういう人たちなのでしょうね。ノーパンしゃぶしゃぶの人らしいし。
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