2003年9月 香港中国大学
2003年3月上旬に、香港中国大学のウェールズ病院で、SARSの流行があった。SARS疑いの患者は、WHOの高可能性症例の条件を満たしていた。
これらの患者の中で、濃厚接触歴のある患者48人を選んで、同時感染を調べたところ、25人がヒトメタニューモウイルスに感染していた。この25人中、6人がコロナウイルスにも感染していた。48人中5人はコロナウイルスだけに感染していた。
2003年香港のSARSの半分が、ヒトメタニューモウイルスであった可能性があった。
(HEp-2細胞(喉頭癌細胞)で培養すると、ヒトメタニューモウイルスが検出される可能性が高くなるということ)
2006年 カナダ
2003年3月27日から7月30日の間にノースヨーク病院で呼吸器疾患で治療した117患者について、SARSのPCR診断と同時感染を調べたところ、85人がSARSと確定され、そのうち35人(41%)に同時感染が見られた。クラミジア肺炎が26人、マイコプラズマ肺炎が8人であった。
2003年のSARSには、他の肺炎を発症させる病原体がかなり含まれていたことが判明していたということ。
2003年4月25日 中国語論文 北京CDC
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12887816/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12887816/
SARS患者7人の剖検サンプルからクラミジア様粒子を検出
そのうち、2サンプルからコロナウイルス様粒子検出
そのうち、2サンプルからコロナウイルス様粒子検出
もしかしたら、SARSのすべてが他の病原体が原因だった可能性もあるとういこと
2003年日本でSARS高可能性症例があった
台湾から来日した33歳の男性が6月21日東京に到着した2日後に、高熱などの症状を示した。最初のテストでは、他の重症呼吸疾患の一般的な原因が排除されたが、更に検査した結果インフルエンザBと確認された。
民度の高い日本では、SARSは発生しなかったということらしい
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