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葉月のブログ

命題:ウイルスの糖鎖はヒトの糖鎖と同一なので病因とはならない

遺伝子組み換えワクチンのどうしようもない欠点

2018-08-20 | 糖鎖

子宮頸がんワクチンの抗原を開発したZhouとFrazerによる1993年の論文

抗原のL1タンパク質の糖化についての考察

タンパク質の発現系として、CV-1細胞(サルの腎臓由来)とHaCaT細胞(ヒトの表皮角化細胞由来)で行ったもの

 

 

実際に使用されたワクチンの発現系は、酵母(ガーダシル)と昆虫細胞(サーバリックス)であった

糖化(glycosylation)は、哺乳動物細胞に比べて、酵母や昆虫細胞で発現したものは、性質が悪くなる

https://slideplayer.com/slide/10378410/35/images/79/FIGURE+10.15.jpg

 

例えば、C型肝炎ワクチンの抗原を、昆虫細胞で作ると、哺乳動物細胞で作るときに比べて抗原性が強くなるという報告がある。

Here, we report that a soluble form of HCV E2 (sE2) produced in insect cells possesses different glycosylation patterns and is more immunogenic, as evidenced by the induction of higher titers of broadly neutralizing antibodies (bNAbs) against cell culture-derived HCV (HCVcc) harboring structural proteins from a diverse array of HCV genotypes.

(J Virol. 2016 Nov 14;90(23):10486-10498.)

 

糖化が異なることで抗原性が変わるということは、糖化した部分がエピトープになっているということ

では、こうやってヒト以外で発現した抗原にたいする抗体が、果たして、実際にヒトを介して感染した病原体に有効なのかどうか。

 

 

基礎研究に従事するリウマチ膠原病内科医の先生のサイト

自己免疫疾患に対する糖鎖修飾治療という新たなフィールド

http://autoimmunedis.jugem.jp/?eid=29



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