新型コロナウイルスは、SARS-CoV-2と呼ばれていた。
つまり、2003年に発生した致死性ウイルス肺炎を起こした原因ウイルスであるSARSに類似している。
重症急性呼吸器症候群は、『事実』として記憶している人も多く、「中国であの恐ろしい肺炎が再び流行しているのか」という考えが『事実』として判断のベースに使われてしまう。
実際に、2003年に何が起こったのかは、このブログのカテゴリー『2003年SARS』に、当時のWHOの記録と、SARSに関する論文をまとめて紹介している。
2003年のSARSでも、新型コロナウイルスと同じ役者が活躍していたことが判明している。
香港からカナダ、シンガポールからドイツへと渡った2人の患者が本当にSARSだったのかを実証する証拠に乏しいことが理解できると思う。
特にカナダの患者を診断し、論文で報告したプラマー博士は、疫学的に同一の患者群でPCR検査の陽性率が60%でしかなかったことで、SARSという感染症が単一のウイルスにより発生する疾患をみているのかどうか疑問を呈していた。
2003年のSARSは、このプランデミックを作るための布石だったのではないか。
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