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醗酵食品に反応する?ヒスタミン不耐性かもしれない (再掲)

2015-07-10 | アレルギーという副作用

2013年12月10日 フラナリー博士

バランスの良い食事をしているのに、例えばザワークラウトのようなある種の健康な食品が蕁麻疹や顔や喉が腫れたり、頭痛、鼻づまり、皮膚の疾患、心拍上昇、不安、眼の充血、胸焼けやイライラ感を起こしますか?

もしそうなら、問題はアレルギーではなく、ヒスタミン不耐性かもしれません。ヒスタミンはいろいろな普通の食品、特に熟成したり醗酵したものや、熟成したチーズ、赤ワイン、ザワークラウトに含まれていてます。

ヒスタミンは、免疫反応が起きたときに、罹患した部位の血流を上昇させるために、身体の中で作られる化合物です。それは、他にも、身体での多くの重要な役割を持っています。花粉症との関連で、ほとんどの人がヒスタミンを知っていると思いますが、多くの人は抗ヒスタミン剤をとることでそれを抑制します。

ヒスタミン不耐性と食品アレルギーの違いは何か

ヒスタミン不耐性は、反応がでるまでに時間がかかる点が、アレルギーと違っています。ヒスタミンを含む食品をたくさんとると、より反応するようになります。このため、問題を突き止めることが難しいのです。ヒスタミン不耐性のある人々が食品アレルギーのスクリーニングを受けて、結果が陰性であることはよくあることです。彼らは、ヒスタミンのレベルが高い食品へのアレルギーがあるわけではないのです。そうではなく、彼らは、それらを多く食べ過ぎた後にヒスタミンのレベルが上昇したことに対して反応するのです。

食品アレルギーの場合は、食品を消費したすぐ後に免疫反応が起こります。不耐性では、反応はすぐ後に起きるとは限りません。なぜなら、反応が起こるためには、血液のヒスタミンレベルがあるレベルに達する必要があるからです。

ヒスタミン不耐性の原因は何か?

ヒスタミン不耐性は、ヒスタミンの分解プロセスにおける欠陥、特に、ジアミンオキシダーゼ(DAO)酵素の不足により起こります。通常、ヒスタミンレベルが上がりすぎると、多量のDAOがヒスタミンを分解します。このシステムが弱まると、ヒスタミンレベルが高くなりすぎて、アレルギーの様な症状がでてきます。

ヒスタミン不耐性はどうやって発症するのか?

多くの人は、腸内細菌のバランスが崩れていることが、ヒスタミン不耐性に関わっていると信じています。私たちは皆、腸に有益なバクテリアと有害なバクテリアの両方を持っており、理想的な状態では、良いものが悪いものの数を上回っています。しかしながら、現代の食事、ストレスの多い生活習慣、抗生物質の使用が、これらのバクテリアのバランスを崩し、悪いものが良いものよりも多くなってしまいます。

有害なバクテリアが腸を支配すると、食物は完全に消化されなくなり、炎症が激しくなり、腸でヒスタミンが溜まっていくというシナリオになります。この結果、身体全体のヒスタミンレベルが高くなり、ヒスタミンを多く含む食品を食べると、症状を起こす最後の一撃となってしまう可能性があるのです。これは、腸内細菌を改善しようと、ザワークラウトや他の醗酵野菜を食べる人々を困惑させるでしょう。幸い、ヒスタミン不耐性に対処するために、悪いバクテリアを減少させ、良いバクテリアをサポートする他の方法、例えばプロバイオティクスなどがあります。腸内細菌をバランスよくするためのアドバイスを私のオフィスに聞いて下さい。

ヒスタミンを多量に含む食品

腸を修復して腸内細菌のバランスをよくすることを試みているならば、ヒスタミンを多量に含む食品を避けることは役立つでしょう。ザワークラウトなどの発酵食品は、最大の犯人です(酸素の少ない環境で醗酵したものは大丈夫であるかもしれません)。

ヒスタミン制限食で、避けるべき食品のリストです。

  • 新鮮ではない魚や貝
  • プロセス、スモーク、醗酵肉
  • 残り物の肉(バクテリアが残り物に作用して、ヒスタミンを産出する)
  • 醗酵乳製品、チーズ、ヨーグルト、バターミルク、ケファイア
  • ある種のフルーツ:柑橘類、イチゴ、杏、さくらんぼ、ブドウ、ラズベリー、パイナップル、クランベリー、プルーン、ローガンベリー、ナツメ、干しぶどう
  • ある種の野菜:トマト、トマト製品、ほうれん草、小豆、ナス、オリーブ、カボチャ、アボカド、漬物、薬味、他の酢を含む食品
  • 食品添加物:タートラジン、人口着色料、保存料、特にベンゾエートや亜硫酸塩(薬やサプリもチェックしてください)
  • 調味料:シナモン、クローブ、酢、粉末チリ(唐辛子)、アニス、カレー粉、ナツメグ
  • その他:醗酵豆(味噌、醤油)、発酵食品、紅茶、チョコレート、ココア、コーラ、アルコール飲料、ノンアルコールビール、ワイン

 

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