Chinese hamster ovary cells can produce galactose-α-1,3-galactose antigens on proteins
Chinese hamster ovary cell チャイニーズハムスター卵巣細胞
遺伝子発現実験によく用いられる細胞株が、α-Gal が結合したタンパクを産生する可能性があることを報告しています
抗がん剤のErbitux (cetuximab) セツキシマブ が、アナフィラキシーショックを起こす話を、牛肉アレルギーのエントリーで書きましたが、セツキシマブは、マウスの myeloma cell line (骨髄腫細胞)で作ったものです。
同様に、チャイニーズハムスター卵巣細胞を使って、治療薬などを作ると、α-Gal がタンパク質上に発現して、α-Gal に対する抗体を持つ人にとって致命的なアレルギー反応が起こる可能性を喚起しています。
α-Gal に対する抗体は、マダニに咬まれると産生される場合があります。
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