葉月のブログ

命題:ウイルスの糖鎖はヒトの糖鎖と同一なので病因とはならない

2003年SARSのドイツの患者1号はクラミジア肺炎にも感染していた

2020-07-27 | 2003年SARS

ドイツのコロナ同定論文(ドロステン論文)で、患者から肺炎クラミジアを検出したという記述がありました。

結果に
「発病9日目のPCRとELISAでは検出されなかったが、11日目に気管支肺胞洗浄液の細胞の電子顕微鏡で細菌性感染を検出し、肺炎クラミジア特異的モノクロナール抗体を使用した免疫蛍光法で陽性、10日目と13日目にIgAが4倍増加した。」

考察では
「パラミクソウイルスと肺炎クラミジアの感染のエビデンスを得た。パラミクソウイルスは他の研究所からも報告があるが、さらなる調査でほぼ除外できた。クラミジア感染は複数の方法で確認された。しかしながら、SARSの他の患者にクラミジア肺炎が報告されていない。これらの病原体が病因であるかコファクターであるかは明らかにされていない」

となっており、この論文では中国の医師がWHOにクラミジア肺炎の流行だと報告したことは無視しているようです。


ここまで見たところで、2003年にSARSと診断された患者には

ヒトメタニューモウイルス カナダ、香港
OC43 カナダ、香港
クラミジア肺炎 中国、ドイツ(シンガポール)、香港
マイコプラズマ肺炎 香港

の共感染があったことがわかりました。


ダイヤモンドプリンセス号の英国人男性は、普通の風邪のウイルス、インフルエンザ、新型コロナの3つに同時感染していたと入院した日本の病院の素晴らしい医師に診断してもらったとビデオで語っていました。


2003年4月5日 読売新聞記事


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