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葉月のブログ

命題:ウイルスの糖鎖はヒトの糖鎖と同一なので病因とはならない

パレオ・アプローチ 有機食品を使わない場合 種類を増やすこと

2015-10-29 | パレオ・アプローチ

普通の食品でパレオに挑戦する#3: 種類

地元のファーマーズマーケットでちょっと変わった作物の変種をみつけたり、オンラインでお買い得の切り落とし肉や形の悪い有機野菜などを買うことができます。

 

健康な食事では、種類が豊富なことはとても大切で、なぜなら、異なる食品が異なる栄養素を含むからです。

特定の栄養素を過剰に摂りすぎたり、あるいは、身体が必要なものが欠乏しないようにするためには、 食品の種類を豊富にすることが最も簡単な方法です。

 

普通のお店で買うよりも、ファーマーのマーケットの方が(アメリカでは)いろいろな肉、魚介類、野菜、果物がこうにゅうできます。

あなたのダイエットで種類を豊富にするためには

  • 複数の店で買い物すること 
  • 食べたことの無いものに挑戦してみること 異国の変わった野菜や魚など 食べたことのない肉の部位 
  • 近所のスーパーでも、いろいろな食品を試してみる いつも同じ「ブロッコリーとニンジン」の付け合せにせずに、種類をサイクルさせること
  • オンラインで新しいものを試してみる
  • 食品の材料が同じでも、料理法を変えてみる 料理法を変えれば、栄養素の内容も変わる また特定の栄養素が吸収しやすくなる いろいろなハーブ、スパイス、油脂で料理してみる

アレルギーのある方は、新しいものは、ティースプーンに半分くらい食べて、様子をみて、大丈夫だったら数時間後にティースプーン1杯食べて様子をみること

また、食事日記を付けると、IgE以外のアレルギーを見つけるとき役立ちます


パレオ・アプローチ 有機食品を使わない場合 栄養の詰まった食品を選ぼう

2015-10-28 | パレオ・アプローチ

普通の食品でパレオに挑戦する#2:  栄養密度

肉にしても作物にしても、普通に生産されたものは、牧草育てられたもの地産のものに比べて、ビタミン、ミネラル、抗酸化物の含有量が少ない。

これにはいろいろな理由がある。

作物の場合、部分的には、野菜や果物を栽培する土壌が年々貧困になっていること、また、味や栄養価ではなく輸送や貯蔵期間が長いといった理由で、特別の品種が選ばれること、また、収穫されてから、消費されるまでの時間が長いことなどである。

 

  • 購入した野菜はすぐに食べよう
  • 冷凍野菜を活用しよう(これらは熟したときに収穫され、瞬間冷凍されるので、多くの栄養素が保存できる、また、有機野菜でも冷凍なら安いものがある)
  • 内臓肉を食べよう 内臓は、最も栄養価が高く、値段が高くないものが多い 牧草で育った内臓肉は、普通の牛肉より安いであろう
  • 魚介類は、たくさんの栄養が詰まっている
  • もしナッツやシーズを食べるなら、ブラジルナッツ、ひまわりの種、パンプキンの種が、栄養価が高い(リーキーガットが治る前は注意)
  • 野菜は、生で食べることと料理することを混ぜよう
  • 果物や野菜で自家製の発酵食品を作ろう(ヒスタミン不耐性、要注意) 果物や野菜を発酵させると、消化しやすくなり、栄養素の生体内での利用率が上がり、プロバイオティクスの供給源ともなる。品質の高い作物が、特価品になっているときに、発酵食品を作って、保存できる
  • 自分で野菜を育てよう (ハーブ、ミニトマト、ラディッシュなど)

パレオ・アプローチ 有機食品を使わない場合 オメガ3とオメガ6の比率

2015-10-28 | パレオ・アプローチ

普通の食品でパレオに挑戦する#1: オメガ-3 と オメガ-6 の比率

有機食品ではない肉を買うときは、牧草や野生の肉と比較して、健康に影響を与える最大の違いは、オメガ6とオメガ3多価不飽和脂肪酸の比率である。

このため、普通の食品を使う人が多いと仮定して、パレオでは、脂身の少ない肉を選ぶようにアドバイスしている。

オメガ3とオメガ6の最適な比率である、1:1から1:4の範囲を達成することは、難しいが、選択するときにちょっと注意することで可能である。

オメガ6を減らし、オメガ3を増やす努力が必要である。

オメガ6を減らすためには、

 

  • オメガ6が大量に含まれる、ナッツとシーズを制限する(例外は、ココナッツ、マカデミアナッツ、胡桃)
  • 鶏肉を制限する
  • 他の肉も、脂身の少ない部位を食べる(普通に育てられた動物の脂身は、良い脂身ではない)
  • 精製したサラダ油は、本当に本当に避けること(一番良い料理用の脂は、放牧された豚のラードであり、牧草で育った牛のターローであり、ココナッツオイル、パームオイル、パームショートニング、バター、ギー、アボカドオイルである、あなたの予算に合わせて選ぶこと).  加熱しない使用では、オリーブオイル、アボカドオイル、マカデミアナッツオイル、胡桃オイルである。

オメガ3を増やすには

  • 魚を多く食べる  養殖の魚でも、オメガ3とオメガ6の比率は1:2である。オメガ6を全く含まない魚もある。鮭の缶詰の利用(ヒスタミンの問題がない場合、鯖やツナの缶詰も)(小さじに半分くらい食べて様子をみること、大丈夫なら、数時間後、小さじに1くらい食べてみる)
  • 海草を食べる とくにDHAが豊富
  • オメガ3の卵を買う フリーレンジの卵はこの比率がとてもよい(チキンを飼っている方へ、チキンのフィードにフラックスシードを混ぜるとよいそうです)

パレオ・アプローチ ダーティ・ダズン クリーン・フィフティーン

2015-10-26 | パレオ・アプローチ

パレオ・アプローチでは、できる限りサプリメントを使わずに、食べ物から栄養を摂るようにしています。

安全な食品ということで、野菜は、できるだけ有機栽培のもの、肉はグラスフェッドの(牧草で育てられた)動物から、

魚介類は、抗生物質などを使用した養殖物は避けるようにアドバイスしていますが、

パレオ・アプローチを実行する人たちは、自己免疫疾患や慢性疾患を抱えて、経済的に余裕がある立場ではありませんので

限られた予算の中で、何にお金を使い、何に無駄にお金を使わずにすむかのアドバイスもしています。

リンクへ

長いリストなので、少しずつ紹介していきます。

まずは、パレオアプローチで一番大切な野菜から。

 

アメリカでは、毎年、残留農薬を測定して、発表している機関(エンバイロメント・ワーキング・グループ)があるそうです。

ダーティ・ダズン クリーン・フィフティーンというきれいに頭韻と脚韻を踏んだネーミングで、

残留農薬が多く残った汚い12の野菜と果物、きれいな15の野菜と果物のことです。

2015 Dirty 15 Fruits & Vegetables

  • Apples りんご
  • Celery セロリ
  • Cherry Tomatoes ミニトマト
  • Cucumbers きゅうり
  • Grapes ブドウ
  • Hot Peppers 唐辛子
  • Kale/Collard Greens ケール
  • Nectarines (imported) 輸入ネクタリン
  • Peaches モモ
  • Potatoes ポテト
  • Snap Peas (imported) 輸入スナップエンドウ
  • Spinach ほうれん草
  • Strawberries イチゴ
  • Sweet Bell Peppers パプリカ

以上のものは、どこから手に入れるかに注意し、もし、普通に購入した場合は、皮をむいて食べるなどする


2015 Clean 15 Fruits & Vegetable List 

  • Asparagus アスパラガス
  • Avocados アボカド
  • Cabbage キャベツ
  • Cantaloupe メロン
  • Cauliflower カリフラワー
  • Eggplant ナス
  • Grapefruit グレープフルーツ
  • Kiwi キウイ
  • Mangoes マンゴ
  • Onions 玉ねぎ
  • Papayas パパイヤ
  • Pineapple パイナップル
  • Sweet Corn とうもろこし
  • Sweet Peas (Frozen) グリーンピース
  • Sweet Potatoes さつまいも

以上のものは、普通に購入しても大丈夫

このリストは、毎年変わるようですし、日本とアメリカで事情が違うと思いますので、参考まで。



パレオ・アプローチ 虹色で野菜を食べる

2015-10-26 | パレオ・アプローチ

パレオアプローチの最も大切な食べ物は、栄養の詰まった食品です。

それは、新鮮な野菜と、健康に育てられた動物の肉(脂身も内臓も)、魚介類、海草類です。

(健康に育てられた動物の肉は、高価なので、脂身と内臓(レバーなど)は特によいものから、筋肉の部分(赤身)は、普通の肉でも大丈夫だそうです)

野菜には、ビタミンやミネラルが豊富ですが、1つの野菜でも、生で食べた方がいい場合と、火を通して食べた方がよい場合があり、それぞれのビタミンミネラルによって違います。

ですから、野菜も、いつも同じ調理法でなく、生で食べたり、調理して食べたりを組み合わせた方がよいということです。

野菜は、虹色になるように食べましょうということです。

腸の調子が良くないときは、果物類も、火を通して食べると消化できることもあるそうです。


パレオ・アプローチ アボカド

2015-10-26 | パレオ・アプローチ

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アボカドは、ビタミン、ミネラル、一価不飽和脂肪に豊富で、いろいろな方法で調理に使えるので、パレオレシピの多くで使用されている。

生で、スライスしたり、つぶしたり、ディップにしたり、グリルしたり、オーブンで焼いたり、スープにいれたり、お菓子のクリームの代わりにも使える。

普通お店で売っているアボカドは、ハースアボカドである。これらは、木になっている間は熟さず、収穫してから、熟してやわらかくなる。

収穫したとき、外の皮は、明るい緑色で、熟すに従って、徐々に濃くなり、紫がかった黒色になる。

完璧なアボカドを選ぶのは、いつ食べる予定かによる。色が濃く、押したとき、やや固めの応力を感じれば、完熟している。
 
やや柔らかいが、潰れるような感じはない(潰れたら、熟しすぎている)。明るい緑色の、硬いアボカドは、4から5日で熟す。濃い緑の硬いアボカドは、1から2日で熟す。
 
早く熟させたいときは、茶色の紙に、リンゴと一緒に包んで放置する。
 

完熟したら、冷蔵庫の中で、5~7日は保存できる。


パレオ・アプローチ スーパーフードであるココナッツ

2015-10-23 | パレオ・アプローチ

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ココナッツは、パレオダイエットのベストフレンドである。

ほとんどの木になるナッツと違って、ココナッツはオメガ6脂肪酸を含まない。

その代わりに、ココナッツには中鎖の中性脂肪(MCT)と、特別な短鎖飽和脂肪酸が豊富である。

中鎖の中性脂肪(MCT)を消化するのに胆汁酸塩は不要である。

中鎖の中性脂肪(MCT)は、小腸から血管へ容易に拡散し、そのままで細胞においてエネルギーとして使用できる。

簡単に代謝され、それは糖ではなく脂肪なので、

インスリンスパイク(インスリンが大量に放出されること)なしに、細胞がエネルギーとして使用できる。

また、それは飽和脂肪なので、酸化しがたく、フリーラジカルを生成しない。

ココナッツオイルは、とても安定で、室温で長期保存が可能である。

 

ココナッツは、マンガンを豊富に含む。

マンガンは、身体を守りフリーラジカルによるダメージを修復するように働く酵素に必要なミネラルである。

ココナッツには、銅、鉄、セレンも含まれ、カルシウム、マグネシウム、リン、カリウム、亜鉛も少量含む。

ココナッツは、多種類のビタミンBの供給源でもある。チアミン、リボフラビン、ナイアシン、ビタミンB6,葉酸塩、パントテン酸が含まれる。

ココナッツは、また、ビタミンCとE、植物ステロール(フィトステロール)、繊維質の供給源でもある。

 

ココナッツは、免疫系を高めることが知られている。

抗生物質、抗ウイルス、抗細菌、抗真菌、抗微生物としても作用する。

日に数回、少量を接種することで、腸の細菌叢を回復すると考えられている。(ただし、研究論文はない)

ココナッツには、フィチン酸が含まれるので、自己免疫の問題がある一部の人には注意が必要である。

フィチン酸の含量は、他のナッツに比べるととても少量である。

 

ブログ主注: ココナッツは、インドの被害者の方がココナッツウォーターを、アメリカの被害者の方がココナッツオイルを薦めていました。

パレオアプローチの本には、ココナッツのパウダーなどは、繊維とFODMAP(果糖など)の問題があるので、腸に問題がある間は、オイル以外は、使用量に注意することとあります。

ココナッツオイルは、抗微生物作用があるので、細菌やイーストの異常繁殖のある人でも、積極的にとることを進めています。

 


パレオ・アプローチ 胃腸を治癒する

2015-10-22 | パレオ・アプローチ

 

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抗生物質での治療を要した感染症から治癒している、あるいは、寄生虫の治療から治癒している、あるいは、不安や鬱と闘っている、いずれにしても、胃腸を治し健康な腸内細菌叢をサポートすることは、重要であるだけでなく、それは必ずしなければらなないことです。

あなたの健康状態、食事の内容、生活環境によっては、困難な闘いを強いられているかもしれません。

胃腸の健康を最大限に改善する、8つの重要なポイントを以下に列挙します。

 

パレオダイエットの方法に厳密に従うこと

新鮮な食材をまるごと、肉、鶏肉、魚、卵、すべての種類の野菜、果物、ナッツ類、シード類を食べることがパレオダイエットです。

パレオダイエットで避ける食品は、すべての穀物、豆類(大豆やピーナッツもだめ)、乳製品(バター、ギー、濃いクリームは大丈夫)、サラダ油(紅花油やキャノーラなど)そして、加工食品。

腸内細菌叢の種類を豊富にし健全にするため努力しようとこころみているなら、胃腸を刺激する可能性のある食品はすべて避けなくてなりません。

すくなくともしばらくの間は、絶対にずるをしてはいけません。

最初は、ナス科の食品、ナッツ類、卵白、アルコールも避けたほうがいいかもしれません。

また、炭水化物の量も、中程度に保ったほうがよいでしょう。

糖類が多いと、炎症をひきおこし、悪いイーストや細菌の増殖を促進します。

(けれども、炭水化物が少なすぎると、コルチゾールを増やし、甲状腺の機能を阻害し、もし繊維が少なすぎると、プロバイオティクスの細菌の増殖をサポートできなくなります)

沢山の野菜(デンプン質の野菜は中程度で)といくらかの果物を食べると、腸の細菌に有益な影響を与えることができます。

オメガ3の摂取を高くすること

オメガ3とオメガ6脂肪酸の比率を1:1とすることを目標とします。

これにより、全体の炎症が抑えられ、胃腸が治癒し、これは最も大切なことのひとつです。

肉類は、グラスフェッドの動物(牛、子羊)のものであることが重要です。

また養殖ではない魚介類を沢山食べることです。

あるいは、高品質のフィッシュオイルのサプリを取ることもできます。

(ただし、不飽和脂肪酸は不安定なので、フィッシュオイルのサプリよりも、新鮮な魚介類を食べることの方がずっとすぐれています)


ココナッツの脂肪とグラスフェッドのバターを食べること

抗微生物作用のある短鎖および中鎖飽和脂肪酸は、悪い酵母、真菌、細菌の小腸での異常増殖を抑制します。

それらは、小腸の細胞を結ぶジャンクションを密接にし、リーキーガットを抑制します。

これらの一番良い原料は、ココナッツオイル、パームオイル、グラスフェッドの牛のバターです。

ココナッツオイルは、抗細菌作用があり、イーストと闘うラウリン酸、カプリン酸、カプリル酸を含んでいます。

グラスフェッドバターは、抗微生物作用のある脂肪酸である、酪酸を含み、それは、強力な抗真菌作用があります。(カビ類に対して抑制する効果がある)

ココナッツオイルとグラスフェッドバターは、抗微生物作用があるだけでなく、腸の内壁の治癒を助けます。

 

胃酸の問題に対処すること

胃酸が少ないことは、ストレスの副作用としてよくあることで、SIBOを含むたくさんの消化管の問題を引き起こします。

そして、上部消化管に圧力をかけ、酸の逆流をおこし、消化不良、ガス、膨満感を起こします。

胃酸がすくなすぎると、食べ過ぎた感じを引き起こします。

これは、食事の前10分から20分までにレモンジュースか生のリンゴサイダー酢を飲むことで、対処できます(約15から30cc、希釈しても、そのまま飲んだ後、水を飲んでもよい)

また、食物を時間をかけて完全に噛むこともよいことです。

生姜を食べること(食事のときに紅茶として)も、胃酸を増やし、胃腸の動きを活発にすることにとても効果的です。

ホームメードのザワークラウトを食べることも、胃酸の産生を調節するのによいことです。

(ヒスタミン不耐性のある人は、ここに書いてあることは要注意です、サプリで補う必要があるかもしれません)

 

発酵食品を食べる(これもヒスタミン不耐性には要注意です)

これは、腸内細菌を補うためのプロバイオティクスの最適なソースです。

コンブチャは、プロバイオティクスと善玉のイーストが豊富は、発酵紅茶です、胃酸を増やすこともします。

購入することも簡単にできますが、家でつくることも簡単です(コンブチャスターターが必要です)

ホームメードのザワークラウト作り方はここここ

他の野菜も発酵する事ができます。きゅうり、ビーツ、ケールなど。

ケフィールはヨーグルトに似ていますが、牛乳以外の、例えばヤギのミルクからも作れます。


骨のブロスを食べること

鶏肉、ターキー、アヒル、牛、子羊、魚の骨から作った出汁やスープには、抗微生物作用や、抗炎症作用があり、消化管を健全に立て直すのに必要な栄養素を含んでいます。

最も重要なことは、それらにはプロリンやグリシンが豊富に含まれていることです。(ブログ主よりCさんへ:グリシンは睡眠の質を高めます)

消化を調整し、炎症を抑制し、身体を治癒します。

 

睡眠をたくさんとること

8から9時間の質の高い睡眠を毎晩とることは、身体が治癒する時間を与え、また、ストレスホルモンであるコルチゾールなどの多数のホルモンの調整に必須なことです。

睡眠が、あたなの優先順位のリストの上位にあるようにしてください。


ストレスを管理すること

腸-脳コネクションを読めば、これがいかに大切なことかは理解されるでしょう。

これは、最も個人的なことではあります。

なんであれ、あたながストレスを管理できることは、それをすべきです。

それは、散歩だったり、ヨガのクラスだったり、あるは、意識的にリラックスする時間をとることだったり、深呼吸することだったり、瞑想だったりするでしょう。

あるいは、なにか楽しいことをする時間をとることでしょう。

あるいは、誰かに助けを求めることかもしれません。

あるいは、ストレスをおこしていることから、感情的・精神的に方向転換させる方法をみつけることかもしれません。

リラックスできない日に、とても有効な2つのハーブ製品があります。

Bach’s Rescue Remedy and Hyland’s Calms Forte.

これらは、他のストレス管理法を助けますが、この製品だけ飲めばいいというものではありません。

また、カモミールティーもとてもリラックスする効果があります。


パレオ・アプローチ 脳の炎症

2015-10-22 | パレオ・アプローチ

パレオアプローチの本から

 

楽しい知的なアクティビティのために脳を使うことは、それが何であっても、脳への血流を増やし、

脳における炎症を抑えることに必須である。

 

これは、脳‐消化管軸や、脳‐消化管‐皮膚軸の問題がある人には、重要である。

 

知的なアクティビティは、多種多様であり、

難しい本を読むこと、

楽器をマスターすること、

パズル(クロスワード、数独、ルービックキューブ、ジグソーパズル)をとくこと

新しいクラフト(編み物など)をはじめること

数学の問題を解くことなど。


パレオ・アプローチ 重症なSIBO

2015-10-22 | パレオ・アプローチ

パレオアプローチの本から(298ページ、トラブルシューティング)

 

重症の小腸細菌異常増殖(SIBO)の場合、自然のアプローチと、西洋医学を組み合わせて

用いることが、それぞれを単独で用いるよりも、より効果的である。

 

SIBOは、小腸で微生物が異常繁殖している状態、すなわち、ガット・ディスバイオーシスの1つの形態である。

通常は、結腸や口に住むはずの細菌、イーストなどが、小腸に繁殖している状態であり、

典型的な微生物としては、レンサ球菌、大腸菌、ブドウ球菌、ミクロコッカス、クレブシエラ、カンジダである。

 

SIBOの病態は、微生物の種類、数、場所により様々であり、よって、各個人により様々な病態が起こりえる。

 

SIBOは、完全に無症状であることもあるし、胃腸の症状として腹部膨満感、下痢、便秘、腹痛などが伴う場合もある。

 

重症である場合、下記の症状が伴うケースがある。

栄養吸収の不良 (体重の減少、栄養不足、脂肪便(水に浮きやすい脂肪の混ざった便))

肝臓の病気

皮膚の症状(ロザケア、にきび、湿疹、発疹など)

関節痛

栄養不足の症状(ビタミンB12欠乏による貧血、ビタミンD不足による低カルシウム血症による筋強縮(テタニー)、不随意筋収縮、代謝性骨疾患、ビタミンB12不足による多発神経炎、胃腸バリア機能の不良、など)

 

軽症や中程度のSIBOは、パレオアプローチにより、

炭水化物を取り過ぎないこと、消化の悪い食品をさけること、

野菜や果物のプレバイオティクスの繊維をとること、

オメガ3の油を増やすこと、プロバイオティクスの食品やサプリをとりこむことで軽減する。

また、消化を助けるサプリもSIBOを改善する。

FODMAPの食品をさけることも効果がある。

 

SIBOが重症の場合、西洋医療の助けが必要となるかもしれない。

 

 

 

 

 

 


パレオアプローチ 激しい運動がリーキーガットを起こす

2015-10-22 | パレオ・アプローチ

 

リンクへ

運動をし過ぎると、どうして胃腸が傷つくのか?

 

適度な運動が、健康を増進させるのは良く知られていることであるが

運動すればするほど、より健康になるということはない。

このグラフは、横軸に運動量を、縦軸にその利益を示している。

 

運動が少なすぎると、免疫系がうまく働くなり、ストレスに対する抵抗が落ち、体内時計の回復力が劣る。

運動が多すぎたり激しすぎると、コルチゾールの調整が不良となり、免疫に関する疾患や感染、

リーキーガットに罹りやすくなる。

 

例えば、長距離ランナーの略半数が、「ランナーの下痢」と呼ばれるものを経験することがある。

症状は、めまい、吐き気、胃腸の痙攣、嘔吐、下痢で、それは、走っている最中に起こる。

これらは、胃腸の透過性の増加と関係している。

まず、激しい運動は、身体にストレスとなり、HPA軸(視床下部・下垂体・副腎皮質系)、つまり、

ストレス軸、闘争逃走反応を活発にする。

これにより、2つの重要なホルモン、すなわち、コルチゾールと

副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)が放出される。

 

コルチゾールの分泌は、免疫系を過剰に刺激して、健康に害となりえるが、それだけではなく、

コルチゾールが高いと、タイトジャンクションに変化をもたらし、小さな分子が腸を透過し易くなり、

大きな分子は腸を透過しにくくなる。

また、コルチゾールが高いと、腸の動きを低下させ、粘液の産生を低下させ、消化を阻害し、

腸の血流を悪くし、直接腸内細菌に影響を与えることもありえる。

 

コルチゾールは、胃腸のよき友人ではないが、視床下部・下垂体・副腎皮質系の活性という点では、

もうひとつのホルモンである、副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンがより影響を与える。

 

副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンはストレスに応答して、視床下部により放出される。

副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンは、下垂体にシグナルを送り、もう1つのホルモンを放出し、

このホルモンが、副腎皮質にシグナルを送り、コルチゾールなどのすべての副腎のホルモンを放出させる。

 

副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンは、胃腸の透過性を上げて、リーキーガットを起こすだけでなく、

肺、皮膚、血液脳関門の透過性も上げる。これは、2通りの方法によっておこる。

 

一つ目は、マスト細胞(肥満細胞ともいう)を活性化させ、様々な物質が分泌され、タイトジャンクションを解放する。

二つ目は、クローディン2というタンパク質をタイトジャンクションに取り込ませて、上皮バリアをより透過しやすくさせる。

 

けれども、激しい運動が、リーキーガットを起こす原因は、上記のストレスへの応答だけではない。

 

運動の間に、血流を、心臓と骨格筋に優先して送るために、

胃腸や肝臓や脾臓への血流が滞り、腸での虚血傷害を起こし、

腸のバリアを破壊し、リーキーガットをおこす。

 

また、激しい運動は、ヒートショックプロテインと呼ばれるタンパク質の産生を刺激する。

ヒートショックプロテインは、タイトジャンクションに直接影響し、それらを解放して、リーキーガットを起こす。

 


パレオアプローチ FODMAP不耐性

2015-10-20 | パレオ・アプローチ

 

英文リンク

 

パレオアプローチのプロトコールを実施していても、改善が感じられない場合、

食品に対するアレルギーがあるかを疑いますが、

その中で、なかなか見つけ難いものに、FODMAP不耐性があります。

 

これは、果糖の吸収障害としても知られています。

果糖だけでなく、果糖の部位を含む長鎖の糖を、消化できない人がいます。

 

FODMAPとは、発酵性のオリゴ糖、二糖、単糖類とポリオールの英語の頭文字をとったものです。

健康な人でも、これらの糖の小腸での吸収は十分ではありません。

 

これらの果糖が、小腸で吸収されず、そのまま大腸に達すると、

そこにいる細菌が、過剰に増殖したり、ガスを作ったりします。

 

また、FODMAPが大腸にあると、水の吸収が阻害され、

消化系の様々な症状が起きます。腹部の膨満感、ガス、痙攣、下痢、便秘、消化不良、過剰なゲップなど。

 

炭水化物の消化は、唾液により始まりますが、小腸でも、消化酵素により、単糖類まで分解されます。

そして、小腸の細胞上にある、トランスポーターGLUT5により細胞内へ運ばれることで吸収されます。

 

消化酵素の分泌が少ない人や、トランスポーターの数が少ない人は、果糖の吸収障害となります。

 

これらの障害は、身体が治癒するにつれて改善しますが、

パレオアプローチの最初の時期には、FODMAPに問題がある人は、

それらを食事から除去することが必要になります。

 

FODMAPは果物だけでなく、野菜の炭水化物にも含まれます。

疑われる場合は、リンク先のテーブルのSafeの欄からの食品を選んで食べるようにしてください。

 


パレロ・アプローチ 瞑想と呼吸法

2015-10-19 | パレオ・アプローチ

パレロアプローチでは、ストレスを少なくする方法として、瞑想を提案しています。

 

パレオアプローチの瞑想は、気楽に仰向けに寝そべって、脚は伸ばすか膝を曲げた状態で、

あるいは気楽にあぐらをかくように座った状態で、

呼吸を意識することのようです。

 

呼吸法は、

(1) 例えば、ゆっくりと6回吸って、ゆっくりと6回吐く。もっとゆっくりと6回吸ってゆっくりと6回吐く。これを繰り返すこと。

(2) 横隔膜呼吸 (例えばこのページなど参照)

(3) 片鼻呼吸 一方の鼻ですって、他方の鼻で出し、この鼻で吸って、他の鼻で出すを繰り返すこと

(例えば、このページの写真にあるように片手の親指と薬指で鼻を押えてする)

 

のどれかを行います。


パレオアプローチ 腸と気分がどう関連しているか

2015-10-19 | パレオ・アプローチ

ガット・ブレイン・コネクション(ガット・ブレイン軸)

 

胃腸全域は、食道、胃、小腸、直腸、大腸の壁に直接埋め込まれたニューロン(神経細胞)の緊密なネットワークにより囲まれている。

これは、腸神経系と呼ばれ、脊髄あるいは末梢神経系にあるニューロンよりも多くのニューロンで構成されている。

このニューロンのネットワークはとても大規模であるため、第二の脳と呼ばれている。

それは、食物の分解から、栄養素の吸収、廃物の排除まで、消化に関するすべてのことを調節するという重要な仕事を行っている

脳が消化系に直接影響を与えることは、驚くことではない。

例えば、食べ物のことを考えるだけで、実際に食べる前に、胃の中に消化酵素が分泌される。

不安になったりストレスを感じると、胃の調子が悪くなることもある。

これはどういうことなのであろうか?

 

  •  脳は、身体のすべての神経にシグナルを送る。これらのシグナルは、呼吸から歩くために脚を動かすことまで、すべてのことに必須である。脳の出力のうちでかなりの部分が、Your brain sends signals to all of the nerves in your body.  These signals are essential for everything from breathing to moving your legs so you can walk.  A very large portion of your brain’s output is directed into the vagus nerve, the nerve which innervates (which means branches into the nerves controlling) most of the thoracic (chest) and abdominal cavities.  The vagus nerve thus controls a wide variety of functions, from your heart beating, to the secretion of digestive enzymes, to the peristalsis of your intestines.  The important part here though, is that the vagus nerve innervates the digestive tract. 
  • Stress, anxiety, depression and strong negative emotions decrease your brain activity, which decreases activation of the vagus nerve.  This will reduce pancreatic enzyme secretion and cause poor gallbladder function, thereby reducing stomach acid production, as well as decrease gut motility, decrease intestinal blood flow, and suppress the intestinal immune system.  
  • When this reduced vagus nerve activation is persistent, the slowing down of so many digestive functions results in something called Small Intestinal Bacterial Overgrowth (SIBO), an increased growth of pathogenic yeast and bacteria in the gut (specifically the small intestine, the longest section of our intestine responsible for nearly all digestion).  These are not the beneficial bacteria that we are supposed to have lower down in our digestive tract.
  • These “bad” yeast and bacteria (which are also too high up) contribute to an increase in intestinal permeability (a.k.a. leaky gut) beyond what is already caused by the lectins and saponins in dietary grains and legumes.  Even in the absence of dietary grains and legumes, SIBO can cause a sufficiently leaky gut to produce systemic, chronic low grade inflammation.  This effect of the brain on the gut is why people who suffer depression so often also have constipation or suffer from Irritable Bowel Syndrome.

I know this is dense, but the basic point is that stress, anxiety and depression result in a leaky gut.

What you might not already know is that the gut has a direct effect on the brain.  A troubled intestine can send signals to the brain, just as a troubled brain can send signals to the gut.

  • Actually, about 90 percent of the fibers in the vagus nerve carry information from the gut to the brain and not the other way around.  There is scientific evidence to suggest that the gut can communicate directly with the brain, perhaps having a direct impact on emotions and moods via the nervous system.
  • Better understood though, are the chemical signals that are sent to the brain from the irritated/damaged gut.  When the gut becomes leaky and inflamed, the inflammatory cytokines (chemical signals of inflammation) that are produced in the gut travel through the blood to the brain. 
  • These inflammatory cytokines cross the blood-brain barrier and activate the resident immune cells of your brain, the microglial cells.  Yes, this is exactly what it sounds like: a leaky gut causes body-wide inflammation, including inflammation in the brain.

Now, for the vicious circle part:  an inflamed brain has decreased nerve conductance which manifests as stress, depression and/or anxiety.

This is the Gut-Brain Connection.  Stress, depression and anxiety lead to Small Intestinal Bacterial Overgrowth which leads to increased inflammation including inflammation in the brain which leads to stress, depression and anxiety.  Which comes first?  It’s probably different in different people, depending on your own physiology, diet and life circumstances.  Truthfully, once you are in the vicious cycle, it doesn’t really matter what started it.
What can you do about it?  I will delve deeper into healing the gut (and healing the brain) in future posts. See my posts about Repairing the Gut and also
What Should You Eat To Heal a Leaky Gut? for more information.
These are the major points: manage stress, sleep well, and eat a paleo diet that also includes bone broths and fermented foods like kefir (you can make your own coconut milk kefir if you can’t tolerate any dairy), homemade sauerkraut (see my review of the book Fermented, a great resource for how to ferment foods at home), and kombucha tea.

パレオアプローチ 感謝日記

2015-10-19 | パレオ・アプローチ

パレオアプローチでは、感謝の言葉を書き記す日記をつけることを提案しています。

 

例えば、

 

○月×日

 

お母さんが作ってくれた夕食の○○がとてもおいしかったこと

ペットの×ちゃんが、可愛かったこと

天気が良くて気持ちがよかったこと

テレビの△がおかしかったこと

友達がかけてくれた言葉が嬉しかったこと

 

 

こんな風に、生活の中で些細でもポジティブな場面を書き留めると

ストレスの管理にも、精神的な健康にもよいということです。

 

パレオアプローチでは、既に何千人もの人が、自己免疫疾患を寛解に導いています。

以下、Sanevaxのコメントの言葉です。

Please read “The Paleo Approach” by Sarah Ballantyne, PhD…..thousands of people are healing their autoimmune disorders with this diet (myself included) and please know that unlike what all that hype may say about the Paleo diet, it’s not about the meat- it’s about the vegetables.

どうかセーラ・バランタイン博士の「パレオアプローチ」を読んで下さい。何千人もの人が(私自身も含めて)この食事療法で自己免疫疾患を治癒しています。パレオダイエットに関して言われているような、肉食を強調するものではなく、これは、野菜を食べることに重点が置かれるものです。