「センス・アバウト・サイエンスはなぜ作られたのか」
創設者の人物像
https://usrtk.org/food-for-thought/trevor-butterworth-spins-science-for-industry/
センス・アバウト・サイエンスの創設者である、ディック・タヴァナーは、イングランドの政治家兼ビジネスマンであり、たばこ産業や、センス・アバウト・サイエンスが防御する他の産業と関係している。
History of Defending Chemicals, Junk Food and Drugs
これまでに、化学産業、ジャンクフード、医薬品の利益を防御してきた
Sense About Science was founded as a lobby group in the UK in 2002 by Dick Taverne, an English politician and businessman with ties to the tobacco industry and other industries Sense About Science has defended.
コーネル大学のアライアンス・フォー・サイエンスは、遺伝子組み換え作物を促進させるためにゲーツファンデーションにより資金援助されたものである。
Butterworth is also a visiting fellow at Cornell University Alliance for Science, a communications campaign housed at Cornell University that is funded by the Gates Foundation to promote GMOs. Butterworth runs a workshop at Cornell to teach his brand of media relations to students and young scientists.
ディック・タヴァナーは、「ニセ科学を暴く」ためにセンス・アバウト・サイエンスを設立した。(注:括弧つきということは、裏があるということです)。
タヴァナーはコンサルタントとして働くことで、エネルギー業界、通信産業、食品産業、医薬品産業にコネクションを持つようになった。センス・アバウト・サイエンスの初期のスポンサーは、タヴァナーの元クライアントや、彼が株式を所有する会社であった。
タヴァナーは、たばこ産業で働く中、科学についてメディアが物語る力を目の当たりにしたと思われる。たばこ産業は、たばこが死の原因となるという明らかな証拠があるにも拘らず、たばこに関する物語を作り変えるために必死で努力してきた産業であった。
たばこ産業が訴訟で公開した資料によると、タヴァナーがコンサルタントとして働いた会社のひとつであるPRIMA Europeは、1990年代に、British American Tobacco が投資家との関係を改善することおよびたばこに関する欧州の規制を掻い潜る手伝いをしたということである。
公衆の信頼を失っている産業界の人物ではなく、科学者のネットワークを使用して、「サウンド・サイエンス」団体を作り上げるというアイデアを、タヴァナーはこの時期に得たのであろう。