古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

今度の新しい知事は「総務省出身」でありませんように。

2024年09月11日 21時22分20秒 | 古希からの田舎暮らし
 ぼくは昭和35年3月までは鳥取県の人間でした。その頃、兵庫県の知事に坂本勝という人がなりました。彼は知事になったとき「ツバメと県民は知事室に自由に入れ」と言ったことが新聞に書いてあって、ぼくは鳥取県でそれを読んで「さわやかだなあ」と感じました。
 兵庫県のその後の知事は、全員が中央政府の総務省出身です。なんと63年間。人の一生に近い間、総務省からの天下り知事です。

金井元彦 2期8年/ 坂井時忠 4期16年/ 貝原俊民 4期16年/ 井戸敏三 5期20年/ 斎藤元彦 1期目途中 

 いまの斎藤元彦が兵庫県知事になったとき、前の知事(井戸 敏三)が自分の公用車にしていたトヨタの最高級車:《センチュリー》を普通の車に変えました。前の知事は5期も知事をやって、「国産の最高級車に乗ってええ気分になりたかった」のでしょう。みんなに「知事!」「知事!」ともてはやされ、20年も知事をやれば、いい気分にもなるでしょう。
 さて、また総務省出身の斎藤元彦が知事になりました。中央政府から「天下り」のように地方の部課長になって、頃合いを見て知事になる。その知事ですが全国では、総務省出身が10人、中央官庁出身が全国の半数近くいるそうです。
 中央官庁では民間への「天下りが禁止」されてるそうですが、地方官庁の部課長ポストに入って、頃合いを見て知事や市長になるのは自由です。知事になって20年もやれるんだから、「天下り」よりおいしい。
 このたび、「とんでもない人」が兵庫県の知事になり、いま全国で非難が渦巻いています。これでヒヤヒヤしているのは総務省でしょう。おいしい天下り先みたいな「総務省出身知事」がヤバい。
 総務省は補助金や交付金の財布を握っていて、地方にいばっているようですが、「県庁で長年仕事に打ち込んできた立派な人」が知事になればいいんです。この際、総務省出身知事を兵庫県では断ち切りましょう。
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