古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

花いっぱいの初七日に。

2019年03月22日 02時52分57秒 | 古希からの田舎暮らし
 母は2000年に『でんでん虫の歌』という本を自費出版して「あとがき」に書いています。
 
 私個人の好みとして、葬儀・告別式無用、香典辞退、近親者だけで静かに送り出して頂きたいのです。

 20年も前は香典はしっかりやりとりされていました。葬式も田舎ではそれぞれの家で行っていました。その時代に書いた文です。いまは家族葬が多くなり、母の願いもかなえやすい。
 通夜・葬儀は質素な仏壇で家族葬で行いました。ただ、花だけはあふれるほど用意しました。棺のふたをするとき、山のような切り花で全身をおおいました。

 家の仏壇の横には、2年前に亡くなった弟/14日に天寿をまっとうした母、身内や友人で亡くなった人、の写真を置いて、毎朝拝むときに心に思います。そこに母の写真も加わりました。

 きのうの母の初七日は、胡蝶蘭やクレマチスの鉢、身内から送られてきた供花で写真をかこみました。道子さんについてぼくもたどたどしく途中までお経をあげました。
 これからも花いっぱいのコーナーにしたいと思っています。この部屋は、冬は胡蝶蘭に適した暖房を入れ、夏は冷房を入れています。
 夏は外仕事をして家に入ると、この部屋で涼むことがよくあります。弟の急死以来そうしていますが、母も加わり、当分涼しい夏はつづきそうです。ありがたい。
コメント
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