松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

難聴者の方は、議会事務局に声をかけて下さい

2017年06月06日 | 議会
 綾瀬市議会では、音声が聞き取りにくい方のために、傍聴用ヘッドフォンを4台用意しています。
 ご希望の方は事務局の職員にお申し出ください。
 綾瀬市議会の建物は、建設されて20年を過ぎました。
 今から9年前、議場の音響が聞こえにくいとの声が出て、議場内の音響設備や映像設備の改修工事を行いました。
 難聴者の方が聞きやすくするため、赤外線難聴者支援システムを設置しました。
 議場内に、赤外線ラジエータ、赤外線受信機。ヘッドホーン4台が導入されていました。
 機材の設置のPRも弱く、殆どの方が知らない状況でした。
 大和市シリウスの機材は、ヘッドホ-ンの入切りスイッチと音量を上下にするだけですが、綾瀬市議会の手元スイッチは、1番から4番までの切り替えスイッチもあり、ベストポジションにしないと雑音がします。始めて機材を使うと雑音が有り聞き取りにくい状態が、ベストポジションにすると良く聞こえます。
 今後は、議会傍聴者の方で、難聴の方々に利用しやすくするために、カウンターの見えやすい場所に説明文を貼り出します。
 難聴者の方が、議会傍聴に来られた場合は、事務局職員が傍聴者席までご案内をして、ベストポジションの選定までお手伝いを行います。




豊洲、桁違いの汚染。元東京ガス労働組合中央委員

2017年06月06日 | 東京
 昨日(6月5日)の赤旗記事に、元東京ガス労働者の伊野正之さんの記事が掲載されています。
 石炭乾留(密閉した炉内で石炭を約1000度で加熱し、揮発分と残留物を分ける作業)によってガスを取り出す「室炉(しっろ)」と呼ばれる職場で働かれていました。
 室炉から出てくる石炭殻は大量の水で冷やされ、消火塔からはモクモクと水蒸気が立ち上がりました。その蒸気が炭の粉を含んだ水滴となって降り、豊洲雨と呼んでいました。
 豊洲雨は1日当たり120回、20年間降り続け、豊洲の地面にしみ込みました。
 石炭乾留の副産物のタールなどの残留物にも、ベンゼン、シアン、ヒ素、水銀、鉛、六価クロムなどの有害物質が含まれていました。
 当時は、24時間、365日、30年間も、盆も正月も休まず、旺盛に稼働していた場所は、日本でも世界でも珍しく「世界一の工場だ」と会社は堂々と言っていました。
 東日本大震災の翌日、豊洲を見に行きました。土砂と一緒になった泥水の大きな吹き出しを見て驚き、汚染も湧いたのではと思いました。
 東京ガスの当事者は、汚染の事実を知っています。同様の工場があった南千住(荒川区)や大森(大田区)は、汚染対策を実施していますが手放していません。売れるような土壌にしょうとすれば、巨額の汚染除去費が掛かるからでしょう。(赤旗記事の抜粋)