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松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

⑮市立図書館の2階事務室で、職員が防寒着着用で電気ストーブ

2019年02月16日 | 36年間の議員活動

 1983年(昭和58年)冬の時期と思います。
 市議会議員の1年目の冬、各施設の実態調査で回っていたら、図書館1階の開架コーナーは市民の利用があって暖かくて図書を選ぶのには最適でした。
 2階の事務室に向かうと、室内にいる職員が皆防寒着を着用して、電気ストーブで室内を温めています。
 皆さん、どうしたのですかと尋ねると、職員の方から図書館の暖房能力が弱いので事務室の暖房を利かせると、1階の本の開架コーナーが温まらなくなるので我慢しているとの説明です。
 図書館は建設して年数も過ぎていないので、暖房の能力は有るはずと述べて、誰のまちがった話なのか確認したが、そう説明を受けているとの回答で、誰が間違って説明を最初に行ったのか判明しませんでした。
 施設全体の暖房機器などの管理を行っている中央公民館に、メンテナンスを行っている業者も集めて仕様書のボイラーの能力を確認したら、全館の暖房には問題がないことを確認して、図書館事務室の暖房を入れました。
 メンテナンスを行っている業者は、日常的に図書館も回っているのに、防寒着着用の職員の不自然さで対応を考えないのか残念です。
 図書館全体を確認が必要と思い、地下の倉庫に向かったら凄く寒い状態です。頭上を見たら暖房のパイプが設置されています。
 職員にお願いして閉まっていた、暖房のコックを開いて貰ったら、温かい温風が音を立てて噴出して来ました。
 市の施設の確認行為が大事だと気付きました。

 

 

 


⑭深谷のマンション建設の対応

2019年02月15日 | 36年間の議員活動

 1990年(平成2年)頃に対応した、深谷地域のマンション建設問題での対応。
 地域住民の女性の皆さんから、家の向かいにマンションが建てられるので相談に乗って欲しいとの話が有りました。数人の方とお会いして話を聞いて、最初にアドバイスをしたことは、法務局で公図と謄本をとって所有関係の調査、開発業者が判っているので市や県の担当者に一緒に行って内容の確認、パンフレットに書かれているすでに入居しているマンションの周辺住民の声を聞くことをお願いしました。
 調査結果が出たので、建設予定地の周辺の皆さんで対策会議の呼びかけをお願いしたら、男性陣7人が対策会議の中心メンバーになっていただき、建設反対でなく今後入居される住民と仲良く暮らすために、周辺住民に被害が無いように業者との話し合いが始まりました。
 業者の当初計画は、7階建て70世帯で、冬至の時の周辺住宅の日陰を確認したら、日中6時間以上日陰になることが判明しました。これでは1階の居間に太陽光があたるのは1時間程度です。建物を南側に移動する提案をしたら、将来南側に別の業者が高い建物を建てると、マンションが日陰になるので出来ないとの回答でした。
 建設用地の東西と北側には住宅地が並んでいるので建物の移動は出来ないので、販売面積を減らさずに形状を変える提案をして、1階のマンション内の集会所を地下に作って、7階の10世帯を6世帯にして、マンション1階の部屋を南側に広くして、7階は6世帯にすることで合意しました。
 建物建設が終わって、冬の時期に一番日照の被害を受ける家を訪ねて、状況を確認したら、奥さんが笑って向かいのマンションの7階に向かって指をさされています。
 理解できませんが、振り向くと住宅内に太陽光が射しています。なんと開発業者は住民に説明しないで、7階の通路の上の部分の屋根をアクリル板で工事をしていました。当初計画では冬場、6時間以上も日陰になる予定が室内に太陽光が射しています。
 マンションが完成したとき、住民の会の役員の方が記録のノートで調べたら、話し合いの初めから建設完了までの1年半の期間に松本が、業者との話し合いや役員会に参加したのは50回になると言われて納得しました。
 

 

 

 

 


⑬官官接待の廃止と食糧費の公開を

2019年02月14日 | 36年間の議員活動

 1994年(平成7年)9月議会。1995年(平成8年)12月議会で追及。
 1993年度(平成6年度)の食糧費の伝票を、公文書公開請求で公開を求めましたら、約1000枚の伝票が有りました。
 一部非公開の伝票がたくさん(約600枚?)有るので、11月に公文書公開審査会に食糧費の公開を申し立てました、1年以上(400日以上)過ぎた1995年(平成8年)12月議会で再度質問を行いました。1年間の間に公文書公開審査会が8回以上会議を開催して、相手の氏名・住所・印象を非公開にした伝票(約40枚)以外は全部公開をさせました。
 その中で、神奈川県の職員が綾瀬市役所に月に10日程度来ていた時の昼食代金は、毎回綾瀬市が負担していたことが判明し、市の担当者には官官接待を行わないよう求め、神奈川県の職員に対しても毎日の昼食代金は自分で支払うよう求めました。
 私の推測では、県の職員が綾瀬市以外の自治体に出向いた時も官官接待を受けていたと思います。
 

 県の伝票以外に、高級料亭の20万近くの伝票が2枚有りました、相手の名前は非公開で特定は出来ませんでしたが、新聞に掲載されている市長の動向で2つの伝票の日付には、市長は厚木基地司令官家族ともう一枚は基地渉外部長の家族と、それぞれ行動しています。
 高級料亭の伝票は、この2枚だけですので、高級料亭の接待は綾瀬市長が厚木基地のトップを接待したと思っています。
 相手の氏名は非公開になっていますが、片方は基地司令官家族と、もうひとっは基地の渉外部長家族と行動をしているので偶然は考えにくいです。
 約1年半の戦いで、それ以外の問題は有りますが、職員は公費の使い方はきれいになりました。
   


⑫公共施設の使用時間変更(延長)を

2019年02月13日 | 36年間の議員活動

 1988年(昭和63年)9月議会で提案。
 当時、県内の政令市を除く17市の公共施設の利用時間を調査したら、地区センター・公民館・集会所・勤労福祉会館などの名称で呼ばれている施設の使用時間は、夜の10時まで開いているの自治体は、三浦・相模原・秦野・厚木・伊勢原・座間・横須賀・鎌倉・藤沢・大和市の合計10市で、夜9時30分まで開いている自治体は、南足柄・平塚・小田原の3市で、夜9時で閉館になるのは茅ケ崎・逗子・海老名・綾瀬の4市だけでした。
 住民の勤務地などが東京など遠距離のため、帰宅時間も遅くなります。利用者から実態に合った時間帯に変更して欲しいとの声が有るので変更を求めました。
 教育委員会の回答は、本市の夜間の利用に限りますと利用者は大変少なく、当市独自の考え方かもしれませんが、社会教育施設ということでございます。10時ということになりますと、恐らくお帰りになるのが10時半、あるいはそれ以降、いうなふうな遅く帰るということに対するプラス・マイナス考えますと、現時点では現状のままで、特に時間を変更する必要がないと考えている。
 松本は再質問で訴えました、例えば文化会館を利用する場合、申し込み時点で、遅くなる場合は時間の延長が出来る制度が有ります。地区センターなどでも利用者が9時過ぎまで明かりがついてるというのが実際聞いています。公民館では管理人さんにちょっと待ってもらっている状況が有りますので、現状に合わせた改正を求めました。

 その後、1996年(平成8年)4月から公民館などの公共施設の利用時間は夜10時までに延長されました。 


⑪橋の欄干隙間から幼児の上半身が外に

2019年02月12日 | 36年間の議員活動

 数年前の出来事ですが、目久尻川に架る岡野橋の上で父親と幼児が川の中のコイを見ていました。
 橋の北側は春日幼稚園、南側は堀ノ内公園があり、毎日多くの児童が行き来しています。
 私も、どれだけコイがいるんか気になりバイクを止めて、下の川をのぞいて顔を上げたら、隣で下の川を見ていた幼児の上半身が橋の欄干の隙間から、外に出ていました。
 頭と肩が外側に出て、胸のあたりが欄干に接しています。両手で欄干を握っているので落ちない状態でした。
 外に出ると危ないよと静かに話して、元に位置に幼児が戻りました。
 (大きな声で驚かせると、緊張して手を離すと下の川に落ちるので、ゆっくり小さな声で話ました)
 すぐに、市役所に出向いて状況を説明して、欄干の縦の隙間が広いので、子どもが川に落ちると危険なので、応急処置をお願いしました。
 市は橋の欄干部分にネットを取り付け、落下防止対策を行い、次年度に予算が付いて、橋の両側にアクリル板で落下防止対策工事が行われました。

 


⑩文化会館大ホールの2階席からの落下防止対策

2019年02月11日 | 36年間の議員活動

 1983年(昭和58年)9月議会で改修を提案。
 綾瀬市文化会館(現オーエンス文化会館)大ホールの2階席は、後ろのドアから入って着席するには急な下り坂を降りますが、各階段には手すりもなく、一番下の所は安全の手すりが低く危険な状態でした。
 議会で安全対策を求めても、教育委員会の答弁は、建物設計者の問題や2階席利用者の前列の人が見にくくなるなどの理由を述べて改修工事に難色を示しました。
 松本が2階席を利用したときに、前方に缶コーヒーを置いた人がいましたが、その先は滑らかなスロープで落ちたら、1階席の人の頭に当たって危険なので、早急な改修工事を求めました。
 その後、改修工事が行われ写真のようにステンレスの金具で安全対策が有ります。


⓽学校グランドに夜間照明の設置を

2019年02月10日 | 36年間の議員活動

 1988年(昭和63年)6月議会で質問。
 市内で野球やソフトボールなどする場合、夜間に利用できるのは光綾公園のグランドで毛で利用申し込みが多いので、照明を一ランク下げた学校グランドに夜間照明施設の導入を提案しました。
 議会での教育委員会の答弁は、学校の付近には住宅及び農地、農用地で密着しております。このような中で、照明施設を設置するということは、地域に数々の支障することが推測されますので現時点ではその計画は考えておりませんとの答弁。
 松本の再質問で、各学校の問題点を調査して、1校1校どんな問題があるのか調査して欲しいと要求しました。
 部長の答弁は、もう調査を進めている。費用の問題とか維持管理の問題、学校管理上の問題、夜使いますので鍵の保管の問題、特に社会人スパイクを使いますので校庭の管理の問題、非常に大きな問題がありますので、周辺の市民の方々の問題も合わせて、今後とも検討してまいりたい思いますと答弁。 

 その後、実態調査と工事が行われ、1993年(平成5年5月)綾北中学校で支柱が7本の照明塔が完成し、1995年(平成7年5月)春日台中学校が支柱が7本、1998年(平成10年5月)に城山中学校で支柱が5本で使用が始まりました。
 2017年度(平成29年度)の中学校3施設の夜間照明施設の利用回数は、328件ありました。1校平均では109件程度です。
 サッカーや野球など、多くのスポーツ団体に利用されて良かったです。

 

 

 


⑧一般競争入札の導入を

2019年02月09日 | 36年間の議員活動

 1993年(平成5年)12月議会で質問。
 綾瀬市の入札制度は、指名競争入札が当時行われていましたが、入札談合や業者間の調整と言う談合が日常的に行われ、入札金額の高止まりや摘発された業者の指名停止が数多く事件として起きていました。
 公正な入札制度を求めて、指名競争入札を止めて一般競争入札制度の導入を繰り返し議会で求めて来ました。
 当時の指名競争入札では、業者の指名枠が入札予定価格で市が業者数が決めます。
 数多くの業者から、市に指定して貰うため、いろいろな噂が起きていました。市の内部で選定するので、変だと思っても実態は外部からは確証が得れませんでした。
 そんな中で大規模公共事業で談合情報が、日本共産党市議団に寄せられていましたので、出来るだけ裏付け調査を行い、入札前に市の幹部職員に落札予定業者名を伝えて、入札の見直しを求めましたが、市は指名業者に談合をしていないとの確約文書を集めるだけでした。落札後に確認すると事前に市に伝えた業者が受注していました。(何件も有りました)
 談合しなければ、落札しても仕事が出来ない仕組みが有りました。工事を落札後の工事保証人の制度で、同じ指名枠で戦った競争相手の業者の中から、工事保証人をお願いして、保証人になって貰わないと書類不備で落札した工事を辞退しなければなりません。これでは、談合するなと言うのが無理な話です。
  その後も、繰り返し議会で指名競争入札を止めて一般競争入札と、工事保証人制度の変更、工事設計金f額の事前公表を12年間求め続けました。
 2005年(平成17年)4月から、綾瀬市では一般競争入札の導入、工事設計金額の事前公表、工事保証人を業者間から保険会社へと変更しました。
 2006年には、神奈川県が電子入札制度を実施しました。
  

 

 

 

 


⑦市で休耕地を借り上げて家庭菜園に利用を

2019年02月08日 | 36年間の議員活動

 2006年(昭和61年)12月議会質問。
 市民農園の開設を求める松本の質問に対して、農業委員会の当時の答弁は、市民農園としての農地利用は都市住民の農業に対する理解を深め。または健全なレクレイションの場を与える意味があります。ただし、農地法の通達によりますと、市民農園は、市街化区域内の地について行うことと明記されております。したがいまして、市街化区域で農作業は、たい肥等の問題で、一般市民とのトラブルが多く、また、市が農地を借り上げた場合、税制面で取り扱いが需要であるなど、十分勘案の上、その開設、運営については、適正を期する必要があります。つきましては、農地制度上、市民農園の開設に際しては、市が主体となり、市街化区域内農地を選定し、農地法第3条の許可を受けることが必要であります。

 2009年(平成元年)春、綾瀬市で最初に開設された市民農園は、落合南1丁目の畑で約60区画でした。
 市の担当職員が、松本さんあなたが市民農園を提案したのだから、畑を借りて下さいと言われ、申し込みましたが、草が伸びると他の方に迷惑をかけるので2年で辞めました。
 現在市内のふれあい農園は、小園60区画、中村35区画、上土棚79区画,水久保34区画、蓼川36区画、吉岡25区画で運営されています。

 


⑥学校給食に地元農産物を使用しないか

2019年02月07日 | 36年間の議員活動

 1990年(平成2年)9月議会の議会質問。
 綾瀬市の野菜は都市近郊農業のため、収穫後すぐに消費者に届きます。道端では」近くの畑で取れた品物が並べられ、消費者は毎日購入しています。市場を通してくると半日から1日は遅くなります 
 学校給食で綾瀬市内で生産された食材の使用状況を聞いても、答弁は地元食材(神奈川県内)としか答弁しませんでした。
 食材の仕入れルートは、JAや農家からの購入ルートないので購入して箱に神奈川産と明記されている箱の集計でした。
 

2014年(平成16年)12月議会質問。
 市内小学校10校、中学校5校がセンター方式で給食を提供しているが、地元農産物の使用は、鶏卵を使用する料理が月に4回ある内の2回だけ綾瀬市産の卵を使用しているだけでした。市内で生産している肉や野菜など綾瀬市産の農産物を使用しないかと求めました。
 最初は豚肉が導入され、繰り返し議会で織り上げ、現在は市内野菜も使われています。
 昨日、給食センターで綾瀬市内で生産された農産物の使用を確認したら、タマゴ、豚肉、ブロッコリ、トマト、キュウリ、キャベツ、ニンジン、ゴボウ、大根、長ネギ等が使われています。
 毎月、児童・生徒に渡されている献立予定表には、綾瀬産トマトなど等地元の食材と明記されています。

 現在、綾瀬市の学校給食はセンター方式ですが、各学校で調理する事項方式にすると、例えば誰々さんのおじいちゃんが育てたトマトだよと言えるようになります。


⑤要綱等を整理して、市民に開示しないか

2019年02月06日 | 36年間の議員活動

 2008年(昭和63年9月議会で一般質問)、条例、施行規則以外に、要綱、要領、基準、手続、規定、事務方針、要項、会則、細則、内規の基準の運用、規約、細目など各課で作成していますが、その制度はほとんど市民に知らせていませんでした。
 市民を規制する制度は、各課が勝手に作成しないで全庁的に整理して、市民が見れる環境を求めました。
 当時の市長の答弁は、実数については各課にどのような要綱があるのか、調査をしてみたいと思っております。
 総務部長の答弁は、部単位のファイリング出来ないかとの質問ですが、部数そのものが実態が相当数あると私は確信、思っておりますが、その中で実態の調査をまずしてみたいと思います。それによって必要があるのかないのか、それも結構相当あると思います。その後そういうかたちの中でひとう検討させていただきたいと、このように思います。

 この質問を行う前に、時間をかけて各課を回ってどんな書類が有るのか聞きだし整理して質問しました。ほとんどの課が私の調査に対して、自分の所の書類は対象外と述べていましたので、いま教えてくれないと質問後に全庁的に整理した時に、あなたの課の書類が対象外になると困るので教えて下さいとお願いしました。
 その後、文書担当部署が全庁的調査を行い、複雑な呼び方を整理しました。
 新しい要綱等を作成するときには、必ず文書法務課と協議して作成されています。
(一般質問を行い文書が整理されてから、5年程度過ぎてから自分で各課を回って追跡の調査を行ったら、3か所から合議しなくて勝手に作成された文書が見つかりました)制度改正が出来ても、対応してもらえない職員は出てきますので、必ず追跡調査が必要です。事務棟2階の文書公開コーナーに冊子が置いてありますので、時々見て下さい。

 

 


④住居の南側にブロック塀の工事が始まる

2019年02月05日 | 36年間の議員活動

 市内の北部地域にお住いのAさんから、30年以上前に相談が有りました。
 一連の住宅が並んでいるAさんの土地より、南側に隣接したBさんの土地は1m程度高い場所で以前バスの折り返し場所として使用されていましたが、折り返し場所が廃止になり、整備して住宅造成の計画で作業が始まっていました。
 現場を確認したら、Aさんの建物と隣接したBさんの敷地までは!m程度で、敷地境界にBさんは2mの高さのコンクリートの擁壁を積み上げる計画で進められていました。 
 県の土木事務所で確認したら、Bさんは工事の申請行為をしないで擁壁を作ろうとしていました。(施工業者にすべて任せていたようです)
 県の職員と交渉して、違反行為なので指導を求めました。
 その後、Bさんの代理人の施工業者が、Aさん宅を訪れて敷地から南側に1m下がって高さも1mの擁壁工事に変更するとの連絡が有りました。
 Aさんの並びの住宅地は日陰にならずに済みました。
 なお、隣のBさんは影響力の大きい人で、かなりの覚悟をして取り組みました。


③春日台中学校の壁面から結束針金が飛び出す

2019年02月04日 | 36年間の議員活動

 2005年(H17年12月)、2006年(H18年3月・6月)議会で質問。
 市内の春日井中学校は、問題が起きた時は学校建設から20年程度過ぎていました。
 私が学校の校舎を見ていたら、3つの校舎のすべてのモルタルの壁から針金が出ています。
 設計図面で確認したら、結束した針金と外壁の間は40ミリの間隔が必要なのに、建設から20年過ぎたら壁のあちこちから針金が飛び出していますので調査を求めました。
 2006年1月に専門業者の非破壊検査が行われ判明したのは、コンクリートの厚さはありましたが、壁の中で針金で固定する作業が行われいない箇所が有り、194箇所で針金が飛ぶ出だしていました。
 情報公開請求で入手した資料では、2005年11月15日から建設を請け負ったゼネコンと市の職員が、「春日台中学校校舎外壁劣化問題」として、協議が行われいました。
 文書の内容は、非破壊検査を行う前から話し合いを行い、一部を大手ゼネコンが調査して補修を行い、それ以外は他の学校と同様に市がやると11月30日に結論が出ていました。
 手抜き工事を行った業者が、補修工事で更に仕事を請け負うことになりかねませんでした。
 これらを指摘して、全額施工工事を行ったゼネコンに負担を求めました。
 補修工事が10年以上過ぎていますが、新たな壁からの針金の飛び出しはないようです。 

 

 


 

 

 

 

一部を施工業者が調査して


36年間を振り返って②新幹線上の橋が危ない

2019年02月03日 | 36年間の議員活動

 2008年(平成20年)6月議会で斜面の拡幅を求める質問をしました。落合南1丁目から落合小学校に向かう新幹線上の橋は幅3メートルと狭く斜面の頂上が橋のため、新幹線を越えようと斜面を登ったら対向車と出くわす。狭いため片方がバックするしか有りませんが下り坂になるので、口喧嘩が頻繁に起きていました。地域の方と話し合い10数人で、5月22日に午前6時から午後8時までの14時間の交通量の調査を行いました。自動車が346台、バイクが84台、自転車256台、歩行者725人。調査中に片方がバックした車両が8台ありました。
 市長の答弁は、松本議員の交通量調査のデータを拝見いたしますと、生活道路であります市道1286号線の1日の自動車交通量は246台であり、交通量は多いと感じました。新幹線を渡る第二早川跨線橋の南側は、のり面の用地に余裕もございますので、今後この用地を有効利用いたしまして、自動車待機の整備に向け検討いたしたいと考えております。
 その後、工事が行われトラブルはなくなりました。この橋の西側に県道が4車線で整備されたので、落合小学校の前を通過する車両も減りました。


これまでの36年間の議員活動を紹介します。①綾中体育館

2019年02月02日 | 36年間の議員活動

 1985年(昭和60年)市議会議員3年目の年、綾瀬中学校の生徒の保護者から訴えられました。
 綾中で部活を行っている生徒が、ひざや足首が痛いと病院に通院して子がたくさんいるので何とかして欲しいとの話でした。
 調べてみると、卓球や体操、バレーボールの部活の生徒が病院にかかっていました。
 バスケットボールの生徒が、足を痛めていないのが不思議でしたが、調べてみると、バスケーの靴底が厚いので被害がないようようです。
 体育館の床の構造が、コンクリート床に直接ウレタンのマットが貼られていました。
 文科省補助の体育館は、金属のスクラップで浮かして、その上に木製の床を張りますが、防衛省の補助は安上がりの構造でしので、事業費も半分程度の安さです。
 木造の講堂を防衛の補助を受けてコンクリート建物に改修して、2~3年で生徒が足を痛めていました。
 議会の一般質問で、部活を行っている多くの生徒が、足の故障を訴えているので改修を要求したら、教育委員会の答弁は、大人が使う東京の体育館もウレタン使用で実業団の試合を行っているので、改修は必要ないとの答弁でした。
 大人と成長中の中学生では体が違うので、早急な改修を求め安全なスプリングを取り付けた床に改修できました。
 その後は、足首やひざを痛めている生徒の話はなくなりました。