日経新聞のWEBサイトに「週末は田舎へ」推進、買い物など優遇 総務省方針と言う記事が、掲載されている。
既にテスト済みのようなのだが、本当に効果があるのだろうか?
日本の長期休暇といえば、GW、お盆休み、お正月休みの3回。
「ハッピーマンデー」導入後は、3連休と言う企業が増えたとはいえ、その3連休で遠出ができる人がどれだけいるのだろう?
何よりも、「都市部近郊の田舎」が活性化されても、一番活性化が必要な田舎は、交通の便も悪く、コレ!と言った観光資源のない地域が多いため、なかなか「地域活性化」できないと言うジレンマがあるのだ。
「交通の便が悪い=高速道路を作れば良い」と言う程、簡単なコトではない。
高速道路建設のために、農地を捨て現場作業に関わった人たちに、「もう一度、地域の名産農産物を作れ」と言ったところで、それを現実化するための時間も人手も足りないのだ。
だから、この総務省の考える「ウィークエンド田舎生活」というのは、
①都市部からのアクセスが良いクルマで片道2時間程度(渋滞を考えない)の地域
②地元の農水産物の名産品がある
③自然豊かで週末田舎暮しが「簡単にできるような施設」が、完備されている
などの条件がなくては、なかなか難しいように思うのだ。
実際、テストケースとなった地域を見ると、茨城県など比較的東京に近い地域となっている。
これが、青森や岩手と言った地域だったら同様の結果が出たのだろうか?
関西圏から高速を使って(もちろん、渋滞なし)3時間程度かかる、我が実家山陰ではどうなのか?
甚だ疑問だ。
それだけではなく、「2地域生活者」を作り出すことによってかかる地方の負担は、どうなってしまうのだろうか?
しばらく前から問題になっている、住民票は都市部に置いておいて、実際の生活拠点は田舎(特に沖縄などの地域)と言う「幽霊住民」が増えている。
そのため、生活拠点となる田舎では実質人口増にも関わらず、税収が増えないと言う状況が続いているのだ。
今回の総務省案は、その呼び水となりそうな気がするのだ。
その様な問題点も含め、考えられているとは思えず「焼き付け刃」的政策にしか思えないのだ。
既にテスト済みのようなのだが、本当に効果があるのだろうか?
日本の長期休暇といえば、GW、お盆休み、お正月休みの3回。
「ハッピーマンデー」導入後は、3連休と言う企業が増えたとはいえ、その3連休で遠出ができる人がどれだけいるのだろう?
何よりも、「都市部近郊の田舎」が活性化されても、一番活性化が必要な田舎は、交通の便も悪く、コレ!と言った観光資源のない地域が多いため、なかなか「地域活性化」できないと言うジレンマがあるのだ。
「交通の便が悪い=高速道路を作れば良い」と言う程、簡単なコトではない。
高速道路建設のために、農地を捨て現場作業に関わった人たちに、「もう一度、地域の名産農産物を作れ」と言ったところで、それを現実化するための時間も人手も足りないのだ。
だから、この総務省の考える「ウィークエンド田舎生活」というのは、
①都市部からのアクセスが良いクルマで片道2時間程度(渋滞を考えない)の地域
②地元の農水産物の名産品がある
③自然豊かで週末田舎暮しが「簡単にできるような施設」が、完備されている
などの条件がなくては、なかなか難しいように思うのだ。
実際、テストケースとなった地域を見ると、茨城県など比較的東京に近い地域となっている。
これが、青森や岩手と言った地域だったら同様の結果が出たのだろうか?
関西圏から高速を使って(もちろん、渋滞なし)3時間程度かかる、我が実家山陰ではどうなのか?
甚だ疑問だ。
それだけではなく、「2地域生活者」を作り出すことによってかかる地方の負担は、どうなってしまうのだろうか?
しばらく前から問題になっている、住民票は都市部に置いておいて、実際の生活拠点は田舎(特に沖縄などの地域)と言う「幽霊住民」が増えている。
そのため、生活拠点となる田舎では実質人口増にも関わらず、税収が増えないと言う状況が続いているのだ。
今回の総務省案は、その呼び水となりそうな気がするのだ。
その様な問題点も含め、考えられているとは思えず「焼き付け刃」的政策にしか思えないのだ。