日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

凄い!と思うブログ

2008-06-07 21:51:46 | 徒然
時折、拙ブログにトラックバックを下さる「歌は世につれ、歌は世につれ・・・みたな」さん。
「たがか替え歌、されど替え歌」というくらい高い内容で、本当にこのセンスと共に、歌についての知識の深さと幅広さには、驚かされる。

先日、お昼ご飯を自宅で食べていたら、おそらく「・・・みたな」さんが作られたと思われる、替え歌が紹介されていた。
夕刊紙のナナメ読み的記事紹介だったのだが、一応夕刊紙は「・・・みたいな」さんの了解を取ったのだろうか?と、他人ごとながら心配をしてしまった。
逆にいえば、それだけ質が高く、社会風刺がピリリと効いた替え歌を作っていらっしゃる、と言うことだろう。

「・・・みたいな」さんのブログがとても素敵だと感じるのは、社会風刺をしていても、特定の人物を傷つけるような内容となっていないからだろう。
先日トラックバックをいただいた「船場吉兆廃業」についても、ささやき女将の話題になった仕草やキャラクターを盛り込んだりはしているが、決して否定的な内容とはなっていない。
起きたことを、淡々と替え歌としているだけだ。
それも、起こった出来事と関連していそうな、歌を見つけて、上手に替え歌にしている。
その意味で、羨ましいほどの才を感じるのだ。

一度、その素顔を見てみたい!と、思ってしまうのは私だけではないと思うのだ。




ワールドワイド「柿の種」

2008-06-07 13:53:13 | アラカルト
朝日新聞のWEBサイトを見ていたら「マティーニにもあう『柿の種』」と言う、内容の記事を見かけた。

「柿の種」という、半ば日本代表的「お酒のお供菓子」が本格的にアメリカ市場に乗り出すようだ。
「エ!アメリカに進出していなかったの?!」と、驚くトコロもあるのだが、昨今の「日本食=健康食」という、イメージを活用すると言うことらしい。
確かに、記事中にもあるようポテトチップスよりも、カロリーは低いだろう。
なんと言ってもあの七味のピリ辛味は、お酒だけではなく、海外での人気が高まりつつある緑茶にも良くあう。

記事を読んでいて、ビックリしたことがある。
それが、「柿の種」を初めてお酒のつまみとして出したのが、帝国ホテルだったということだ。
高級ホテルなどとは縁遠い私にとって、「あんな、日本を代表するような高級ホテルのバーラウンジで『柿の種』????」と、勝手に思い込んでしまうのだ。
それも、フランク・ロイドライトが設計した旧館の頃から出していた、と言うことにより驚く。
「老舗」と言うか、シッカリとした顧客との信頼関係が築けていると、時には庶民が想像もしないようなコトが、自由にできるというコトを良く現しているような話である。

新潟に行くと、駅や空港には地元の「柿の種」メーカーさんが、凌ぎを削っている。
メーカーの数だけ「柿の種」がある、と言う感じだ。
それぞれにこだわりがあり、そのどれもが美味しい。
「切磋琢磨」という言葉が、本当に良く分かる。

ここで一つ、気になったのが以前エントリをした「マスヤのおにぎりの種」だ。
「柿の種」のような「ポリポリ」とした食感は無いが、「サクサク」とした食感でよりお米の味がする。
マティーニにあうかどうかは、分からないが同一分野の米菓子として、海外進出もありえるのでは?と、東海地区の企業と言うコトもあり、僅かながら期待したいのだが・・・。
それに、マスヤさんは「赤福」系列の会社でもあるので、「おにぎりの種」発「赤福」経由「お伊勢参り+おかげ横丁」と発展していけば、下手な政府の「ヴィット・ジャパン」よりも良いかもしれない(これには、無理があるかな?)。