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獅子頭を復元し築地へ

2012年05月02日 | インポート
先日の記事で獅子吼の獅子ワールド館を紹介しましたが、昨日の地元紙の北国新聞に関係した記事が載っていましたので紹介します。
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東京築地の波除稲荷神社(なみよけいなりじんじゃ)で6月に営まれる築地獅子祭りに向け、青龍と白虎の獅子頭を地元の知田工房が2年がかりで完成させ最後の仕上げを行っています。
同神社で所有していた獅子頭は関東大震災で焼失したため宮司が同工房に依頼し知田清雲氏と善博氏の親子が2年がかりで制作してようやく完成を見ることができました。
青龍は幅70㎝、重さ13㎏、白虎は幅65㎝、10㎏で白山麓の桐の木目を生かすため、着色は部分的に行なっている。
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焼失前の獅子頭を出来るだけ忠実に残すため、残っている一枚だけの写真と掛け軸の絵を基に宮司と打ち合わせて製作したそうです。
清雲氏は「青龍はイメージがわいてきたけれど、白虎は難しかった寝ても覚めても虎のことを考えいた」、地元の石川動物園に通い虎を観察してイメージをつかんで製作したと語った。

清雲氏は「90年も前に亡くなっていたものを復元できてうれしい」と話したそうです。

獅子吼発の獅子頭が東京の地で百年、二百年先まで地域の人に伝統の獅子舞いを披露することでしょう。