ど~だ
(毎度御馴染のパターンから始まりました)
さんまの蒲焼ではねぇぞ~
鰻だぞ~ 恐れいったか~~
(オッサンは毎度御馴染で行くしかないのである)
鰻重だぞ~~
今回はオッサンの底辺あたりをさまよっているはげまるが
お大尽様になった気分で書いていく事にする
鼻息も荒いぞ
う~~ん う~~ん
鰻の老舗「八十八」さんは明治43年に暖簾を上げて100年以上続いた老舗で
10年ほど前に一旦は暖簾を下ろしていたのであるが
今年根性の復活を華々しくしたのである どんどんどん(太鼓の音)
はげまるのブログを長く読んでいる人だったら
寿の「さなぎの食堂」の300円の定食やら
ハムカツ定食などにはまって感動している奴である
「こりゃ~自腹でないな 散策じゃない取材だな~」
と思うはずである
ピンポ~ン 大当たり
その通りである
横浜の料亭の老舗「田中屋」さん、三溪園脇の懐石料亭「隣花苑」さん
とかにも取材で連れて行ってくれた
よんぼうさんの取材(おごり)である
ぬぁんとぬぁんと
(毎度御馴染のフレーズであるな)
箸に紙の帯が付いている
「ど~だ 恐れ入ったか~」
と帯付きの箸さんが、はげまるに無言の圧力をかけているみたいである
この帯付き箸だけで値段が200円~300円は値段が高くなるそうである
(想像です)
だから立ち食いそば屋に入って帯付きの箸が備えてあったら
270円のかけそばが570円になる
驚いてその場で箸を持ったまま倒れて悶絶死してしまう客も出てくるであろう
(あほ)
鰻重セットに付属して出てきたお新香
今回は仕事前なので酒は注文しなかったが
次回は鰻が出てくるまで、このお新香をツマミで
日本酒でもちびちび飲みたいものである
店の中居さんに
「ね~ お願いだから お新香だけ先に持って来て~」
なんて言ってね
別注文でお新香を注文する手もあるが
この少ないツマミで酒を飲むのがいいのである
あとからド~ンと出てくる鰻を想像しながらね
ほれ おね~さんとお泊りなんぞしてね
おね~さんが風呂にでも入って出てくるまで
冷蔵庫の缶ビールをツマミ無しで飲む感じである
あ~ 鰻さん早く風呂から出て来ないかなぁ
鰻重セットに付属して出てきた 肝吸い
山椒も凄いなぁ
高級耳かきみたいなので鰻にパラパラとかけるのである
店の人に話を聞いたら、山椒は特別生産農家からのお取り寄せで
巷の鰻屋さんの山椒と比べると
香りといいピリピリ感といい、別物の味がした
さてと鰻を食べてみますか
鰻の蒲焼の真髄は、味はもちろん
ふっくらした食感もさることながら
口の中に入れた途端舌の上で溶ける事である
安いセコの鰻だと
やたらと硬くて芯が残って噛み切るのに苦労したりする
(くれぐれも首を横に振りながら鰻を噛み切らないでね
みじめになります)
早速口に入れてみた
むふふふふふんふん
ほふほふほふん~ん
(意味不明か)
鰻の老舗「八十八」の鰻のお味は
流石の流石の大流石
もうたまらない鰻重のお味であった
(タダだから余計にうまい)
この「八十八」さんがあるビルは
はげまるが散策でも書いた「都南ビル」(昭和初期に建てられた)
ビルの一階にあり
店の奥のほうにはその当時、銀行であった金庫室が残っている
この元金庫室部屋は「柳原良平ルーム」と名付けられている
そうあのアンクルトリスのおじさんを描いた画家である
はげまるが中学生ぐらいの頃白黒テレビでよく流れていたのが
懐かしいなぁ
柳原良平さんは横浜生まれで横浜在住
この「柳原良平ルーム」でも何度か鰻を食べているそうである
<柳原良平
アンクルトリスは昭和33年(西暦1958年)に生まれました>
それにしても、この金庫室が残っているのが凄い
「柳原良平ルーム」に入ってみますか
素晴いい鰻と歴史的な空間が味わえる
鰻の老舗「八十八」さんの取材でありました
うみゃ~ぞ。