はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(333)     新橋ガード下と 文化劇場ロマン劇場閉館(3)

2014-07-28 10:36:16 | 日記
 前回からの続き

え~~前回はかなり脱線したので、今回は、
来月中(8月31日)に壊されてしまう文化劇場最後のお姿写真を
真面目に御見せ致します

(脱線しないからね)







はげまるは券売機でシニア800円の入場券を買って、
名画座の中に入っていた








ドアを開けて中に入った

(お~真面目だな)





「狩人の夜」を上映中であったが
終わり間際に館内に入ったので、なにがなんだか
さっぱりわからんぞ






モノクロ映画である
(見ればわかるぞ)





文化劇場に入って10分ほどで
「狩人の夜」が終了して、館内が明るくなった

館内が綺麗過ぎて、いまいち盛り上がらないが
昭和32年に建てられた当時は、
一体全体どんな感じであったんだろう、
興味は尽きない




記録として床を撮る






記録として椅子を撮る

 (なんかお役所仕事的だな)






壁あたりの近日上映の映画のポスターが貼られている







喫煙室に入ってみる







まあ、こんな感じである










一番昭和感の期待がもてるトイレに
入ってみる





お~~  昭和感溢れるトイレでニンマリとなる












文化劇場で昭和の面影を残しているトイレを、
ニタリ顔で撮り終えたはげまるは、
いそいそと文化劇場を後にした

  ほな、さいなら、さいなら




ここからはオマケです


野毛に昔「かもめ座」という昭和の映画館があった
これからの写真は 閉館して解体工事中の写真であります

(2006年9月撮影)





こんな感じである






細長い窓の感じとか  入り口の屋根の曲がり具合とか
もう 渋さ満点である






観音開きのドアは、今ではなかなか、お目にかかれない





解体工事の人が写りこんでいる
天井の円形の形 洋風感溢れる造りがたまらないなぁ






二階席に行くための階段
改めて 昭和銭湯と同様 ひとつひとつに作り手の職人技を感じる






眼内の写真

はげまるがこの「かもめ座」によく来たのは 40年位前である
ここで見た映画の記憶は もうかなり失せてしまっているのだが
座った所とか 映画と映画の休憩時間に
外のロビーで煙草吸ったりした記憶とかは残っている


余談であるが、
はげまるが子供の頃は、大人達は映画を見ながら
タバコをぷかぷかと吸っていたので
館内はタバコの煙でむんむんもくもくと煙っていた
灰皿なんて無い、床全部が灰皿であった







この写真は外側に向かって撮ったモノ
小さな小窓がふたつ見える
ここから フィルムをスクリーンに投射していた
(当時の映画は何本かのフィルムで一本の映画を
 上映していたそうである)
  





ロビーの柱時計
洋風であり  昭和銭湯に必ずあった 角ばった柱時計とは違う 面構え

色もいいですね






婦人用トイレ
すべて昭和しているのだ





 出たな~
またしても はげまるの得意分野 トイレ写真である
もうすぐ解体される運命だから せつかく来たのだから
マーキングでもするか~
 (お前は犬か)

と思ったのであるが 下の配管がもう撤去されているのであきらめた
 
う~ん  わんわんわんわん





解体後の写真
そうです  またしても駐車場である


余談

はげまるは横浜生まれ 川崎育ちであるが
子供の頃は、よく映画館に行ったものだ 

一般家庭に風呂無い電話無い
昭和20年代~30年代半ばの頃
テレビは、ほとんどの家庭には高根の花であり、
持っているのはお金持ちノミ

したがって 一般庶民の娯楽である映画館は、
大人から子供までの娯楽の殿堂であり
いつ入っても満員であった

椅子に座れれば映画はみれるのだが、
座れないと 大人の隙間からしか見れない
たまに親と一緒に行って、
親父に肩車してもらった時の想い出が懐かしい



そんな昭和の思い出が沢山つまった映画館さん


  お疲れさまでした。
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