はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(167)      サ・ヨ・ナ・ラ   本牧の昭和の景色さん  

2014-06-09 10:12:49 | 日記
一年以上前の頃は
トタン紀行シリーズとか、
失われた景色シリーズとか、
いろいろシリーズ化して何話か書いていた
ここんとこ、
脳が痛んでいるせいで、
すっかりシリーズ物を書いてきた事など忘れて
(ほんと)
毎回、気楽に散策話を書いている

特に失われた景色シリーズなんて、
書いていたら毎回書けるほど、
古い昭和の景色が消えてしまっているこの頃である

そんな中、B級散策の前回と今回の話は
失われた景色シリーズの付録として書いてみた



ここからは「異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(80)    紙風船の香り  本牧」
からの転載記事
(少し加筆編集してあります)








本牧の通りから見晴らしトンネル方向に歩くと
昭和で時間が完全に止まってしまったような小さなお店がある









店に入ると、はげまるご子供の時代の定番の駄菓子屋さん風なのであるが、
お菓子類はほとんど置いてない、

駄菓子屋さんではないのであるが、
店の空気感が、子供の頃の記憶を鮮やかに蘇えさせてくれる









二年程前に ここで紙風船を買った
5個で100円  そう一つ20円である
家に帰ってその紙風船を膨らましてみたら
子供の頃の香りがふ~っと蘇る







年に数回ほど、母に頼まれてここで買い物をしていた






このお店、実はゴム紐、ボタン、糸とかを売っている店なのである







真夏の時期などは、いつもブルーシートが、
掛けられていたりしていた






ある日、そのブルーシートが掛かって無かったので 
写真を撮った

昭和の年代物の箱の中には 
ボタンとか糸とか針なんどが沢山入っていた

きっと箱の中で、昭和の時代から売れ残って
しぶとくか生き抜いてきたボタンや糸なんかも
あるんだろうな

箱の中の昭和の空気と共に
のんびりしているのかもしれない

箱をそおっと開けて 鼻先を中に入れて、
クンクンクンと昭和の匂い嗅いでみたい衝動が
湧き上がったりした







店の名前はどこにも書いてない
昭和で時間が止まってしまった感じの
不思議なお店のお話でありました。


<追加>

ゆたかさんからのコメントで お店の名前は
「大久保糸綿」だそうですよ




ここまでが前に書いた記事です







そんな「大久保糸綿」さん






先月、車で店の前を通ったら

あ~~~
売物件の文字がみえた
ここからはiPhoneのオマケカメラ撮り





二週間ほどして、ハゲチャリで前を通ったら
ぬぁんとぬぁんと
「大久保糸綿」さんは解体工事中でありました





そ~っと解体工事中の家の中を
カシャリ と撮った





本牧あたりでお気に入りの昭和がまたひとつ
消えてしまいました。
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