はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(283)    今は無い昭和のストリップ劇場  「春風座」   南区

2013-11-01 08:31:04 | 日記
前回のストリップ劇場 
副題「だって見たいんだも~ん」の続編であります
(勝手に副題としました)






南区の八幡町商店街の坂道の上の方にある
はげまるお気に入りの立ち飲み屋さん「花丸」さん
先週撮影した写真である






もう夏はとっくに終わっているのに毎度かかっているビールのポスター

このポスターのおねえさんの水着姿を
ねめるように眺めながら
1個40円の梅干をツマミに、170円の白の水割り缶を飲み、
ぶつぶつと何やらつぶやいていたハゲのオジサンがいた

「ぶつぶつ・・・だって見たいんだも~ん  ぶつぶつ・・」

はげまるです



さて、はげまるが昭和の時代に入った昭和のストリップ劇場
「春風座」の話を、
うる覚えな記憶から書いてみる事にする





この建物の横の裏通りには、
その昔昭和の時代に横浜では有名であった
ストリップ劇場 春風座があった
ここも川崎のストリップ劇場同様、昔は映画館であったそうである
(友達から聞いた)

なにしろ30年以上前の事なので前回同様記憶は定かではない
なにしろ 「春風座」のウリは
嘘か誠かは知らないが、ストリップ劇場では
東洋一の空中ゴンドラがあることである

はたして空中ゴンドラとは如何なるモノだったのか
そのあたりを書いていく事にする
「春風座」 の中は前回書いた川崎のストリップ劇場より狭く
今年で幕を閉じた「黄金劇場」より広い感じであったと思う


はげまるが「春風座」 に入った時は超満員状態であり
タバコの煙りがムンムン、大きめなBGMに合わせて、
ひとりの御婦人が舞台中央で躍っていた
その大きめなBGMよりも大きな声がスピーカーから流れてくる
そう、パチンコ屋さんのオジサンのがなり声に似ている

「は~い は~い はいはい~
 踊り子○○○子 さんに大きな手拍子、大きな手拍子~」

「あ~そこのお客さん あ~オジサン、舞台に乗り出さないで~
 え~~ど~か、踊り子さんに手を触れないで~~
 触らないで~」

のがなり声がBGMに混じりがんがんと「春風座」 の中に響きわたる


空中ゴンドラは手すりがある金属製のトロッコのレールみたいな
構造で客席の後ろから舞台まで
客席の上の方に設置されている

正面の舞台での御婦人のストリップ○○○が
最高潮に達した頃
オジサンのがなり声が
「は~~ぃ は~~ぃ  それでみなさん~
 ゴンドラから踊り子さん○○○さんが登場登場~~
 大きな拍手 大きな拍手~~」

ゴンドラには金属製の車輪がついていて
レールが敷かれていて
強化ガラス製みたいな箱に乗って踊り子さんが
ガタゴトガタゴトと登場するのである

当然箱の床の部分もガラス製で透明であり
下からもゴンドラに乗った踊り子○○○さんの
○○○が見えるようになっている

(○○○=UFO)

そのゴンドラがゆっくりゴトゴトゴトと
頭上を通過していくのである
途中で何度か止まったりしながら舞台の方へと
ゴンドラは進んで行き
御婦人がゴンドラから正面舞台に降り立ち
踊り子さん二人で舞台狭しと踊りまくる

舞台の踊り子さんとオジサン達は一体になり
「春風座」は熱狂のるつぼ
この一帯感がたまらなく感動的である


行った事ねえが東京ドームのAKBなんだらかんたらの
コンサートも、こんな一体感で感動するのかなぁ



とにもかくにも
首を真上に上げ御婦人の○○○を見たり
前方の舞台の御婦人の○○○を見たり大忙し

ちなみに「春風座」で3時間くらいストリップを見ていると
舞台の正面の御婦人の○○○ を見たり
真上のゴンドラの御婦人の○○○ 見たりの繰り返しで
首を痛め入院したりしたオッサンが多々出たそうだった
(ウソです)




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