はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(285)     藤棚商店街   「大和屋酒店」さんの昭和10年マンガ地図

2013-11-07 10:46:20 | 日記

久しぶりの大風邪で途中でパタリと倒れてしまい
途切れてしまった藤棚商店街のお話の続きです


熱も完全に下がり知性と気品と変態性もかなり回復してきたはげまる
サテ話を進める事にします

どんどんどん・・・(太鼓の音)


それは藤棚商店街の立ち飲み屋さんの壁に
貼ってあった、昭和10年ごろの
思い出地図であります
その立ち飲み屋さんの話は後ほど書く事にする





マンガを見てみると商店街の入り口あたりに
藤の棚が見える
そうだったのか~、藤棚商店街の名前のいわれの
藤の棚が入り口あたりにあったのである

今、こんな藤の棚が入り口にあったら
いいなぁ

入り口あたりに交番があるが
昭和10年ごろのマンガ地図を見ても、
髭の巡査 お巡りさん のマンガが書いてある

地図の話しは後で書く事にして先に行ってみよう





はい現在の藤棚商店街の入り口あたりにマンガ地図と同じに
交番がある




歩いて行くと、昭和の建物が沢山残っているのがいいなぁ
散策の醍醐味である





酒屋さんがあった
立ち飲みコーナーがあるが、
ビル自体が新し過ぎて入る気持ちが沸いてこない

はげまるが好む立ち飲み屋さんは
店も凄く古く、中で飲んでいるオッサンも凄く古く
立ち飲み屋さんとオッサンが互いに加齢臭を出し合いながら
その時代の空気感をかもし出している

ひょっとしたら、その立ち飲み屋さんが
無くなったらそのオジサン達もコノ世から
全て消滅してしまうのではないか
みたいな感もしないでは無い

そんな立ち飲み屋さんが好きなはげまるも
そのお仲間になって来ている現実を
ピシャリとハゲ頭で受け止めのである

「うぃ~っ なんか文句あるか~ うぃ~っ」

て感じでね






この鰻屋さんは凄く古くからあり
昭和10年ごろのマンガ地図にも載っていた
五年ぐらい前に銭湯散策の時に買った思い出がある
小ぶりであるが、凄く安くて美味しかった










このあたりの景色もぜんぜん変わって無い
30年前に友達の家に車で送った時や、
ここ15年ぐらい前からは左の坂の上方面にある大きな墓地に
友達の墓参りに何度も来ている






最近、好んで散策している横須賀と同じで
この辺りの昭和感はたまらなくいい











この藤棚商店街で唯一の昭和の銭湯
である
中の様子を見たい人は、はげまるの銭湯散策のブログで見てくださいね







この八百屋さんの横のトタンの感じがすごくいい
ここも5年前銭湯散策の時に
そのトタンに感動した覚えがある






いつまでも残ってほしいなぁ







昔の店舗跡が空き地や駐車場になっているのが多々みられるのは
どこの商店街でも同じである






このあたりの道は、たしか30年前は舗装されてなかった
記憶があるが、確かではない
商店の建物は残っているのが、
シャッターが閉まっている店が多い、
休んでいるのか廃業してしまったのかはわからない






商店街の途中にある高い送電線塔
建て替えたかどうかは知らないが、その高さに
ビックリしたなぁ~モゥ
後ほど昭和10年ごろのマンガ地図を見せますが、
コノ高い送電線塔が描いてあった

う~~ん  戦前からあったんだなぁ
すっげえなぁ





真夏の夕方に外の椅子に座り、井戸端会議をしている風情が
たまらない
はげまるが写真を撮っていたら、ひとりのおばさんが
こちらへ人なっこい笑顔で寄ってきた
はげまるよりはるかに年上である

はげまるに話しかけてくる

「あのね~ みんな幼馴染なのよ~
 夏の夕方は毎日こんな感じで昔話してるのよ~」

きっと戦前からの小学生の頃からの友達なんだな~
いい時間を過ごしている笑顔がたまらなく可愛い






おー 酒屋さん発見











渋い昭和の酒屋さん、
嬉しいなぁ 立ち飲みが出来そうな感じだ
「藤屋酒店」

中に入ってみたら、はげまるより年上と思われる女主人さんが
ゴメンなさい、 立ち飲みは夜6時からです
と言われたので
はい また今度その時間にお邪魔します

と「藤屋酒店」さんを後にして先を歩いて行く








藤棚商店街の通りもそろそろ終わりである
JRの走っている広い東海道(国道一号線)が見える






藤棚商店街出口手前にある「大和屋酒店」






凄く古い御立派な澤の鶴の看板だ
この「大和屋酒店」さんの右端に立ち飲みコーナーが見える







ここの立ち飲みコーナーで、話しの初めに書いた
昭和10年ごろの藤棚商店街を見つけたのである






さて中に入ってみますか
毎回初めての立ち飲み屋さんに入る時は
緊張するはげまるである






中はかなり狭く常連さんぽい先客が三人ほどいた
はげまるは入り口近くのコーナーで陣地を構えて
夏場の立ち飲み屋さんの定番冷ゃ奴100円と
白角の水割りを注文

あ~ やれやれ暑かったな~
水割り缶をパシッと開けてグイグイと飲む
ひゃ~ 毎度の
たまらりまへんへんへ~んだ











この座って飲んでいる男性の左側の壁に
その昭和10年ごろの藤棚商店街の想い出地図を
発見したのである






ひゃーお代官様
はげまるは驚きと感動で三歩ほど後ずさり
ハゲ頭を壁にぶっけそうになってしまったが
なんとか事なきをえた

店の店主に聞いてみたら、何年か前に
戦前から藤棚商店街に住んでいる地元の有志
10人ほどの協力を得て作成した地図であるそうである

すべてみなさんの記憶から作成されたマンガ地図

ひゃ~  銭湯だった何軒もあるぞ
米屋さん、薬屋さん、肉屋さん、薬屋さん、金物屋さん
病院、オモチャ屋さん、花屋さん、果物屋さん、八百屋さん
壺焼き屋さん、ラジオ屋さん、植木屋さん、食堂
パン屋さん、レコード屋さん、靴屋さん、左官屋さん
豆腐屋さん、コロッケ屋さん、ガラス屋さん、模型屋さん
・・・書いても書いてもきりがないくらいの
個人商店の名前


見ているだけで楽しくなってしまうなぁ
現在みたいにコンビニや大きなスーパーで
買い物を済ませてしまう時代と違い
ほとんどが売り手と買い手が手渡し会話形式の昭和の時代は
もう帰って来ないのである










う~~ん  変なおね~さんと気と金を使って飲んでいるより
ぜんぜん楽しいなぁ






この地図をツマミに酒を飲んでいるでけで楽しいぞ~

















    


戦前の藤棚商店街のマンガ地図を見ながら楽しく酒を飲んで
外に出てみたら、すっかりと、夜の帳がおりていた






「藤屋酒店」さんには今度入ってみる事にしますね


































さてとこれから毎度の野毛にでも飲みに行く事にするか

藤棚商店街と昭和10年マンガ地図のお話でありました。



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