はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(232)      立ち飲み「村田屋酒店」  鶴見

2013-03-01 00:07:17 | 日記
一月の大雪が、まだところどころに残っている頃の
お話であります


はげまる家の墓は鶴見にあり、
年に何回か墓参りに行っている
そのお寺のすぐそばに、
立ち飲みコーナーもある
トタン構えの酒屋さんがあるのを思い出して
電車に乗って出向いた時のお話であります





JR鶴見駅に精悍な顔つきで降り立ったはげまるは
鶴見駅から目指す立ち飲み屋がある潮田まで歩くことにした
じじぃにとって足腰が一番大切である
とにかく歩く事に心がけている
一に足腰 二に足腰 三四がなくて 五にポ○チ○
(なんだなんだ)


鶴見川の橋のあたりをテクテクと歩く
時間は夕方3時半頃であり、寒さがひしひしと伝わってくる





橋を渡って左折して、少し歩くと有名な蕎麦屋さんがある





「登茂吉」この蕎麦屋さん、
とにかく蕎麦好きには有名である、値段は少し高いが、
ここの蕎麦はとにかく美味い
蕎麦好きのプロ、バスバーの、み○みさんも、
教えたあげたパパジョンの、け○ちゃんも
絶賛の蕎麦屋さんである

はげまる、危なく蕎麦が食べたくなり店に入りそうになり
うん? まてよ  今日は立ち飲み屋に行くんだ~
と我に帰り事なきを得た次第である






「登茂吉」の目の前には昔からある公園がある
はげまるが子供の頃、夏休みにもなればよく友達と
プールに行ったのを思い出した
そのプール現在は無いのが寂しいなぁ






その公園から、目指す立ち飲み屋酒場まで適当に歩いてみた





潮田の表通りの商店街はえらく寂しく様変わりしているが
裏道にでも入れば昔のまんまの下町感がところどころ残っている





おう  昭和の建物だ





うん  トタントタン  ニンマリ






ほ~





ほほ~  






ほほほ~






ほほほほ~





ほほほほほ~






ほほほほほほ~~ほ~~ほけきょ

(ほたる来いではないな)



このトタン造りの飲み屋さん、見覚えあるぞ~
はげまる家のお寺近くに来たみたいである
目指すトタン構えの酒屋さんも近いぞ





飲み屋さんの看板「白雪、 うなぎ、 弥生」と書いてある
う~ん お店の名前が「弥生」さん
酒は白雪 ツマミで鰻でも焼いて出してくれるのかなぁ
入ったら中に鰻の水槽があって、それをさばいて
蒸してから焼いて出てくるのかな~
時間がかかるからそれまでにヘロヘロになってしまうなぁ
心配だなぁ





店構えから、どんな鰻が出てくるのかなぁ
心配だなぁ
(大きなお世話だ)






お~  あったあった 一軒家トタン創り酒屋さん







完璧な昭和の酒屋さんだ
屋根にはまだ雪の名残りが見える






「お見事」と  思わず言葉が出る
パンパンパンと頭を下げて手を叩く
(うそです)





「村田屋酒店」さん







立ち飲みコーナーは超満杯状態であった
お客さんは全員おじさん、そう はげまる世代
新参モノのはげまるは、
「いゃ~~ど~も ど~も」
なんて言えるはずもなく無言で少し隙間があった
カゥンターに無理やり入り込む
場馴れしているのである

ウィスキーの水割り缶が無いので、ハイボール缶を頼んだ
ツマミは目の前の駄菓子屋さん風瓶に入っていたピーナツを
自然な振る舞いで勝手に取り出して
10円玉3枚をチャリリンとテーブルに置く

ハイボール缶のお金を払う
立ち飲みの基本は現金引き換えである

おら~  立ち飲みは慣れているんだからな~
なめんじゃ~ねぇぞ~
とあたりを見回す

見るからに立ち飲みのプロみたいな
ヘロヘロ状態のおじさん達数人が、
はげまるの方を見ている

目をそらして下を見る
(気が弱いのである)

まあそのこのあたりは寿町の飲み屋で
散々経験しているので、無視して飲むがね





書き忘れたが、はげまるは立ち飲みに入る時の服装がある
まず、冬であったら
着古した感じの黒いコート、 ヨレヨレGパン、運動靴
夏であったら、黒いTシャツ、半ズボン、便所サンダル、

みなさんも是非参考にしてくらはい












トイレが外にあると言うので、外に出る
立ち飲みコーナーが満員であるので、入口付近まで
客が見えている

ほんと暇で酒が好きなオジさん達が
よくぞ集まったものである
(おめ~もだ)





トイルは立ち飲みコーナーの真裏にあった





ほれ





村田屋酒店さんの店内の写真を撮りたいので、店の正面入口から
中に入ってみた






角のポケット瓶490円を買って、店主のおやじさんと少し話す
はげまる家の墓が、ここから歩いて2分の「東漸寺」である事、
子供の頃はよくこの辺りで遊んでいた事なんぞを話した

店主のオジさんと昔話を少し、したりした





昔からの住人で還暦世代の人は、
店の立ち飲みコーナーには、ほとんど来ないそうである
子供の頃の遊び仲間とここで偶然出会うなんてあったら
最高なのになぁ





ひゃ~~  渋さ満点の天井さん





「この電話も撮らしてくれますか~」

「ど~ぞ」と、オヤジさん
そろばんさんと、黒電話
これ以上の昭和のコンビはあるまい






立ち飲みコーナーが少し写り込んでいる

これからまた立ち飲みコーナーに戻って
ハイボールを2缶ほど飲んでいい気分で外に出た
外はすっかり夕方の暗さになっていた







帰りは鶴見駅までバスで行く事にした
(バスの時間は「村田屋酒店」の店主さんが教えてくれた)

散策ついでに潮田あたりの昭和の家を撮る















これもお見事トタン家だなぁ






お見事  ぱんぱんぱん






鶴見駅のホームの先端あたりから鶴見線のガード方面を撮る
ガード下あたりは、まだ完璧に昭和の景色が残っている






う~ん  トタンの宝庫だな






こりゃ~  また来るしかあるまい





乞うご期待






鶴見駅のホームの上あたりも完璧昔のままの姿だなぁ

これから野毛にでも飲みに行く事にして
るんるん気分で電車に乗り込んだのである。


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