はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(54)     冬の 鍋焼きうどん

2011-04-02 01:04:22 | 日記
まだ北風がびゅ~ぴゅ~と吹いていた日の事である

法事の帰り道 何人かの友達と 元町の裏通りにある蕎麦屋さん
「一葉」に行ってきた

早速注文と相成り 誰かが「寒いから~  鍋焼きうどん」
と力強く言葉を発した
はげまるも 思わず 力強く「こっちも 鍋焼きうどん」
何も悩まず注文したのは 久しぶりである

もちろん 吉野屋に入ったら なにも考えず悩まずに
力強く 「 牛丼 並!」
蕎麦屋で何も考えずに 「鍋焼きうどん」である
いろいろ あれも食いたい これも食いたい~
なんて熟考していても 勢いに勝るものは無いのである


今考えると 法事で暗くなっていたせいもある オマケに凄く寒い
そう 今日は勢いで喰うぞ~  (鼻息荒し)





誰かが 注文した 「蕎麦がき」が始めに出てきた
暖かい汁に付けて食べるのである

これがまた凄く美味い 
「蕎麦がき」で 日本酒(常温) たまりまへんへん

ここでまた 参照です

<蕎麦がき(そばがき、蕎麦掻き)とは、蕎麦粉を使った料理で、
麺(蕎麦切り)としてではなく、蕎麦粉に熱湯を加えるか、
水を加えて加熱し、
箸などですぐかき混ぜることで粘りを出して
塊状とする点に特徴がある。>







鍋焼きうどん到着である  
てっきり 鍋がお盆に乗ってきて 付属品は汁を飲むためのレンゲだけ
と思っていたら  口がやけどしないようさらに中皿も付いてきた







あのですね

鍋焼きうどんは やけどしそうな鍋と格闘して食べるモノ
他の皿に移したりしたら
はふはふ あち~(熱い)  ふぐふぐ  あち~ 感が失せるではないか
冗談じゃ~ねぇよ
こちとら 江戸ッ子 じゃねぇ
浜っ子  しかも はずれの鶴見でぃ  おそれいったか~


なんて思いながら 鍋の中に ぐぃ っと箸を入れこみ 一心不乱で食べはじめる

鍋の中には 
うどん 天ぷら かまぼこ しいたけ 長ネギ  えのき 他が
一致団結あつあつ(熱熱)しながら
それぞれが個性を出しながら絶妙な味をかもしだしている

鍋焼きうどんを食べる時
そう 若い頃におね~さんと いたす 時みたいにであるな
 (なんだなんだ) 
勢いでいったれいったれ状態 無我夢中 ははは いいな~ 
 ははは

しばらくすると はげまるの顔はもちろん 頭からも湯気がたち上がる
(どこからどこまでが顔で どこからが頭なのかが
 いまだに確認不可能であるがね)








鍋焼きうどんが かなり終盤になってきた頃
隣の人の なんとか蕎麦セットが到着した

横目でみながら
う~ん  冷静になってきた
若いおね~さんと違い 勢いでは語れない色気がある
蕎麦あたりを なぜなぜしてから 豆腐をそ~っと触り
きな粉餅の匂いを くんくん嗅いで  さらに別の小皿でも
触ろうかな~

なぁんて 悩みは尽きないのである。

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