Will the Ideal make Real?

2010 FIFA World Cup Asian Qualifies - Round 4 Group A
Japan 1 x 0 Bahrain @Saitama Stadium 2oo2, Japan

テレビ観戦。Ｗ杯予選ゆえ、勝ちを納めたことがすべて。「ボールはよく回るがシュートまでいかず、少ない決定機も生かすことができない」という点では先日オーストラリア戦と同じで「進歩がない」と言えばそうなのかもしれない。とは言っても、こればっかりは一朝一夕で克服できる類の課題はでもないだろうし、パス交換での前進、攻守の切り替え、プレッシングなどについては、似た様な方向性を志向する浦和の方がむしろぎこちないくらいで、少なくとも悪いサッカーだとは考えられない。てか、ハーフタイムに一瞬大木さんが大写しになったときはかつての甲府を思い起こさせたけども。

とはいえ、岡田監督のいう「Ｗ杯で４強に入って世界を驚かせる」というスローガンは現時点では一向に現実味を帯びてこない。岡田監督については当然（？）好きではないのだが「Ｗ杯で４強に入って世界を驚かせる」くらいの志を持つことそれ自体は、例え笑われたとしても一般的に悪いことではないと思うし、現状を踏まえても日本のサッカーやＪリーグは常に危機感みたいなものを抱きながら走り続ける必要があるという意味でもとても重要なことだとは思う。しかし日本代表も浦和も手っ取り早くこうした現状をブレイクスルーしてくれる手立ては見当たらず、結局のところ「時間が必要」というステレオタイプの結論にならざるを得ないのか。あ、浦和も・・・なのか。

ま、とにもかくにも大きな一歩。

JPN 1-0 BHN: Nakamura strike enough for Japan (AFC official)

週末は

本日のトレーニング後 フィンケ監督（浦和公式）
バーレーン戦出なかった浦和選手→ナビスコ杯出動（スポニチ）

となると、山田直輝がスタートから見られなかったりする可能性もあるのかな・・・。ダイジェストだけ見ただけだけだが、広島戦を見る限り今回一番見てみたい選手だったんだけど。昨年のサテライト×Ｆ東戦では強い印象はなかった林がどのくらい成長したのかも楽しみだ。

今晩は、勝てば「侍ジャパン効果だ！」、負ければ「野球に比べてサッカーは・・・」と的な扱いとなり、生きるも地獄死ぬも地獄みたいな代表戦。ゆっくりテレビで観戦しよう。