ケイの読書日記

個人が書く書評

「新美敬子の世界の街角・猫さんぽ」

2014-11-10 17:11:35 | Weblog
 猫の写真集に、ちょこっと筆者のエッセイが付いている。猫って、犬と比べて、さほど品種差がない。それだけ、人間の手が入ってないという事か?

 三毛猫って日本独特のものかなと勝手に思い込んでいたが、世界のあちこちにいるんだ。ただ、三毛猫は日本では他の猫に比べ、大切にされる。昔、三毛猫の皮で三味線を作るので、三毛猫を専門に捕獲する業者がいるんだと聞いたことがある。本当だったのかな?
 毛並みを利用するなら、三毛猫が大事にされるのはわかるが、皮を利用するんだから、どんなネコでもいいじゃん!と今になって思うね。


 ギリシャの世界遺産・パルティノン神殿に、猫が10数匹住みついていると書いてあったので、驚いた。昔からそうらしい。
 猫が、あちこちでガリガリと爪とぎしたりして、遺産に被害が出ないんだろうか? イギリスの古城でも、ねずみ退治のため絶対に猫が飼われていたそうだから、パルティノン神殿もねずみ対策?
 でも、日本の金閣寺に猫が10数匹、棲みついていたら追い出されると思う。石造りの遺産と、木と紙でできた遺産の違いだろうか?


 猫がのんびりくつろいで日向ぼっこするパルティノン神殿か…。いいなぁ。絵になるね。神秘的でもある。神秘性で言えば、絶対、犬よりも猫! そういえば、古代エジプトにも、猫の頭をした女神様がいたような…。

 猫を観光資源にしようとする自治体もあるらしい。マレーシアのクチンという町。クチンというのは、マレーシア語で『猫』の意味らしい。クチンでは、白い猫が幸福を招くと信じられていて、きれいにシャンプーして、その白さを保つのだそうだ。

 日本でも、猫島や猫寺と呼ばれる場所がある。東北の猫島は田代島と言ったっけ。有名。一度、行ってみたいなぁ。
コメント (2)
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