折原一は、よくミステリ小説の解説などを書いているから名前だけは知っているが、作品は初めて読んだ。うーん、ビミョウ…。
売れないノンフィクション作家が、殺人事件が起こった家を借りて住んでみて、殺人者の内面からノンフィクションを書いてみようと思いつく所から、この話は始まる。
それなりに読めるが、話の展開が分かってしまって、全く意外性が無い。それよりも暗い雰囲気をかもし出しているのが、全編を流れるゆがんだ家族観。
三組の「親一人、子一人」が登場するが、子どもにすがりつこうとする母親・疎ましく思う子ども、ばかりで読んでいてうんざりする。
気が滅入るね。あー、ヤダヤダ!!
この一作品だけで、折原一を評価してはいけないだろうけど、しばらく折原作品を読みたくないです。
売れないノンフィクション作家が、殺人事件が起こった家を借りて住んでみて、殺人者の内面からノンフィクションを書いてみようと思いつく所から、この話は始まる。
それなりに読めるが、話の展開が分かってしまって、全く意外性が無い。それよりも暗い雰囲気をかもし出しているのが、全編を流れるゆがんだ家族観。
三組の「親一人、子一人」が登場するが、子どもにすがりつこうとする母親・疎ましく思う子ども、ばかりで読んでいてうんざりする。
気が滅入るね。あー、ヤダヤダ!!
この一作品だけで、折原一を評価してはいけないだろうけど、しばらく折原作品を読みたくないです。