益田ミリお得意の、いつものエッセイ&4コママンガだが、すごーく考えさせられる話がある。
「花泥棒」というエッセイの中の話。
大阪生まれ、大阪育ちのミリさんが上京して6年。近所に洋服屋さんが新装オープンし、店頭にお祝いのお花が並べられた。そのお花を一輪、持って帰ろうとしたら「この泥棒!」と、洋服屋さんの隣の総菜屋のおじさんに怒鳴られたのだ!
この話を読んで違和感を感じないのは東日本の人。私は名古屋だけど、ミリさんも書いている通り、店先のお祝いの花は「勝手にもらってOK」。開店祝いの花がすぐになくなると、その店は繁盛するといわれ、反対にいつまでも花が残っているような店は流行らないといわれる。
ミリさんも、そのつもりで花を持って帰ろうとしたら、罵られたのだ。
いやーーーー、かわいそうだなぁ。大勢の人がいる前で「この泥棒!」って怒鳴られれば、本当に恥ずかしいよ。二度とその通りを歩きたくなくなるね。
しかし、この年配のおじさん、西の方では、そういう風習があるって話を聞いた事なかったんだろうか?
それから部屋探しで不動産屋に冷たくあしらわれた事も書いている。
そうだよね。フリーだから苦労するだろう。あの角田光代さんも、若くて知名度がない時に本当に苦労したって書いてあった。職業欄に「小説家」と書いたら「小説家って、小説を出版してるんですか?」と質問されたそうだ。他に、どんな小説家があるの?
今は、直近の数年分の所得証明を出せば、対応してくれる所が多いらしい。
それに保証人! 父親が会社勤めの時はまだいいが、定年退職して年金生活になると、不動産屋は嫌がる。この保証人、皆さん、どうしていらっしゃるのだろうか? こんなに親戚の数が少ないと、頼める人がいなくなっちゃうよ。
だから、レオパレスみたいな保証人必要なしのアパートが、いっぱい建つんだろうね。
それから、ミリさんはパチンコ好き。大阪に両親と妹がいて、とっても仲良し。結構きれい好きで部屋はきちんとしている、などなどミリさんの事、いろいろ分かるエッセイです。
「花泥棒」というエッセイの中の話。
大阪生まれ、大阪育ちのミリさんが上京して6年。近所に洋服屋さんが新装オープンし、店頭にお祝いのお花が並べられた。そのお花を一輪、持って帰ろうとしたら「この泥棒!」と、洋服屋さんの隣の総菜屋のおじさんに怒鳴られたのだ!
この話を読んで違和感を感じないのは東日本の人。私は名古屋だけど、ミリさんも書いている通り、店先のお祝いの花は「勝手にもらってOK」。開店祝いの花がすぐになくなると、その店は繁盛するといわれ、反対にいつまでも花が残っているような店は流行らないといわれる。
ミリさんも、そのつもりで花を持って帰ろうとしたら、罵られたのだ。
いやーーーー、かわいそうだなぁ。大勢の人がいる前で「この泥棒!」って怒鳴られれば、本当に恥ずかしいよ。二度とその通りを歩きたくなくなるね。
しかし、この年配のおじさん、西の方では、そういう風習があるって話を聞いた事なかったんだろうか?
それから部屋探しで不動産屋に冷たくあしらわれた事も書いている。
そうだよね。フリーだから苦労するだろう。あの角田光代さんも、若くて知名度がない時に本当に苦労したって書いてあった。職業欄に「小説家」と書いたら「小説家って、小説を出版してるんですか?」と質問されたそうだ。他に、どんな小説家があるの?
今は、直近の数年分の所得証明を出せば、対応してくれる所が多いらしい。
それに保証人! 父親が会社勤めの時はまだいいが、定年退職して年金生活になると、不動産屋は嫌がる。この保証人、皆さん、どうしていらっしゃるのだろうか? こんなに親戚の数が少ないと、頼める人がいなくなっちゃうよ。
だから、レオパレスみたいな保証人必要なしのアパートが、いっぱい建つんだろうね。
それから、ミリさんはパチンコ好き。大阪に両親と妹がいて、とっても仲良し。結構きれい好きで部屋はきちんとしている、などなどミリさんの事、いろいろ分かるエッセイです。