大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

太秦ライムライト

2015-01-14 18:00:14 | 映画
氷見シネマで友人と映画「太秦ライムライト」を見ました。
まず、階下にあるとまとcafeで、ランチをしました。今日の日替わり定食は、すずきのフライ、黒豆のサラダ、かぶのつけもの、味噌汁、肉じゃが、ごはんで600円です。
野菜たっぷりで、安く、おいしいです。障碍者さんががんばっているお店です。
コーヒーとポップコーンを食べながら、ゆったりと鑑賞できました。
5万回切られた男福本清三の初主演作。京都、太秦で斬られ役の今を描く感動の物語でした。
決してライトを浴びれない「斬られ役」。でも一生懸命けいこに励んできた。時代劇がすたれ、仕事がなくなった彼。その時、瞳を輝かせた若い女性が「稽古をつけてください」とくる。「どこかで誰かが見ていてくれる」と熱心に教える。それが、認められ、彼女は新進女優として輝き始める。
引退を考えていた彼に映画に出てくれと言われ、最後の映画に、参加する。言うことを聞かない老いた体・・・・・・・
夕日の中でこどもたちとシナイを振る彼。桜吹雪の中、最後の迫力あるシーンが印象に残りました。
やはり、松方弘樹、小林稔侍、萬田久子さんが出ると、画面がしまりました。大俳優です。
みんなから、愛された『切られ役」。彼を心を込めて送り出す俳優仲間たち。
人生の終幕で、一人ひとり退場の時、どんな人も心を込めて送り出してもらえる温かい社会になればよい。
コメント (4)
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