本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

土用の丑の日

2017-01-27 09:28:06 | Weblog
 昨26日は「土用の丑の日」であるそうだ。へぇ、土用の丑の日は夏場の印象しかなかった。
 なんでも、季節の変わり目の時期である立春、立夏、立秋、立冬の前の丑の日にそれぞれ春土用、夏土用、秋土用、冬土用があるとか。してみると、2月4日の春分の日の前になるから昨日は春土用ということになる。
 ところで、この春土用もうなぎを喰うのか。うなぎを喰わせろと教えた平鹿源内は、真夏盛りの丑の日しか考えていなかったかも。
 
 うなぎのさばき方は東京では背開き、大阪では腹開きという。江戸では武家社会だから腹切りスタイルを嫌ったからというけれど、本当かねぇ。上方は商人社会だから腹を割って話すことがよいのかな。
 
 東西の違いのついでを言えば、関西以西(当然九州も含む)では、かば焼きは頭がついたままである。関東で頭がついたかば焼きはないだろう。
 これも江戸の風習であるならちょいと矛盾がある。武士は腹切りどころか首が落ちるのが最も不吉ではないか。
 首をかしげますわ。