ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

♪♪ ンタッタ、タタタタ……

2013-09-17 08:23:38 | 日記
13日、NHK「509」スタジオから放映された【秋の夜長の あまちゃんライブ】(大友良英と仲間たち大音楽会)を、楽しく観ました。
「あまちゃん」大好き私は、毎日、ドラマを観ています。
三陸海岸の風景もバッチリだし、かわいらしい三陸鉄道も、グー。
「じぇ、じぇ、じぇ」もいいけど、夏ばっぱの、したたかなセリフも、◎印。
「来る者は拒まず、去る者は追わずだ」
あのしたたかな明るさに、私も明るい気分になれるのです。
だから、台所の後かたづけなどをする時、♪ ンッタッタ、タタタタ……と、オープニングテーマのメロディを、口ずさんだりしています。

8月24~25の二日間、『ただようまなびや文学の学校』という講座に出てみました。
詩人の吉増剛造さん、作家の川上弘美さん、大友良英さんも講師陣の一人でした。
詩人の吉増さんと、ミュージシャンの大友さんが、とても親しい関係に感じられたので、どのような接点の共有なのかしらん、などと考えたりもしました。

【秋の夜長の あまちゃんライブ】で、映されていた大友さんの白さが目立つ譜面を見て、吉増剛造さんとの接点というか、通じ合うモノが、ほんの少し判った気がしました。
『余白が、自由な演奏を生む』…大友良英さんの『言』です。
ここだな、と私は思いました。(間違っているかもしれませんが)

「原発 いらない!」「憲法九条を守れ!」
私は、今も、これからも、そう言い続けたいと思っています。
でも、時々、余白のない(心のゆとりともいえる)自分自身に陥ってしまいがちなのです。
『余白』。
余白って、とっても大事なことなのかもしれません。

大友さんは、「あまちゃん」の音楽を創る時、脚本を読んで、〈喜劇〉と捉えたとか(私の聞き違いでなければ)。
なるほど。
納得です。だから、共感でき、元気を貰えるのだと。
被災者を受難者のようにのみ捉えてしまい、「可哀そうな人たち、がんばってね」だけの声援は、ありがたくはあっても、少々気が重くなることも多いのです。
(現実は、厳しい困難のなかにあることは確かですが)

今、私は、大型台風が昼過ぎあたりに、やって来るらしいのに、
♪ ンタッタ、タタタタ……と口ずさんで、お茶碗を洗っています。

                             〈ゴマメのばーば〉

コメント
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