golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シュポア「ギター伴奏による6つの歌Op.37、41、72」他、ブラウン、セバスティアーニ

2012-01-21 00:17:38 | Weblog
ついつい、激辛語っちゃいました。

前にもちょっと書いたことがありますが、会社に保険会社のセールスの女性が毎日のように来ています。

一人は確か新卒と言っていたでしょうか。先輩の女性と一緒に遅くまで保険の勧誘をしています。

その一生懸命な仕事ぶりには頭が下がります。

この間、ちょっと雑談していたら、その新卒という女性が結構激辛好きとのことが判明。

「宇宙一辛いラーメン」のことなど話したら、早速食べに行ってくれました。

今日も、ちょっと話していたら、ついつい激辛語ってしまいました。

「中本」の店舗による味の違いとか、「デリー」と「大沢食堂」の辛さの方向性の違い等々。

クラヲタであるとともに、「辛ヲタ」であることを改めて自覚した今日でありました。

アントニア・エリザベス・ブラウン(ソプラノ)、アドリアーノ・セバスティアーニ(ギター)(BRILLIANT CLASSICS盤)

最近、新譜を買うのはブリリアント・クラシックスくらいになっちゃいました(笑)。

初期ロマン派の(たぶん)大作曲家ルイ・シュポア(1784~1859)は、前々から気になっている存在。

オペラを思わせる美しいヴァイオリン協奏曲第8番「劇唱の形式で」や、晩年の内省的なピアノ三重奏曲、ピアノ五重奏曲、伸びやかなクラリネット協奏曲など魅力的な作品を聴き知ってはいますが、作品番号のあるものだけでも150曲以上ある中でそれらはほんのわずか。

先日、そんなシュポアのギター伴奏歌曲という文字がショップで目に止まりました。

ギター好きでもある私としては、これは見逃せないですね。

6曲からなる歌曲集×3つの計18曲と、モーツァルトの下記6曲が収められています。

・すみれ K.476
・おいで愛しのツィターよ K.351
・満足 K.349
・静かさはほほえみ K.152
・夕べの想い K.523
・忘れな草

シュポアの歌曲は、ロマン派と言えども、感情の抑止の利いた比較的淡白な味わいのもの。

続けて聴くと、時代的には前のモーツァルト作の方がむしろコクがあるように聴こえます。

それは、決してシュポア作品が劣っているということでは無く、さらりと爽やかな味わいということでしょうか。

なお、いずれの曲も元はピアノ伴奏のものを後年、他の人の手でギター用に編曲したもののようです。

爽やかな曲にギターの柔らかな音色がマッチしています。

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サン=サーンス「ヴァイオリン協奏曲第3番」他、メニューイン、プーレ

2012-01-18 23:45:13 | Weblog
何だかんだ言っても、昔馴染みの方に突然遭遇するのは嬉しいものですね。

昨夜22時少し前に会社を出て繁華街を歩いていたら、横断歩道の信号待ちに。

疲れていてくらくらしそうなところ、右横から来た人とふと目が合う。

あれぇ~何処かで見た顔、もう10年以上お会いしていなかったでしょうか、会社の先輩でありました。

ふと横を見ると、また知った顔が。

「何だ、○○!(私の名前)」、振り向くとまた久しぶりの顔…。

10人くらい、そしてその殆どが10年くらいお会いしていなかった方々。

昔仲間の飲み会だったそう。

とても懐かしかったであります。

それにしても、皆様の名前がすっと浮かんで来る自分にちょっと驚き。

記憶力の減退とともに、最近知り合った方のお名前とかはなかなか出て来なくて困る事も多いというのに(トホホ)。

記憶の不思議なメカニズムをまた実感致しました。

【ヴァイオリン協奏曲】イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)、ガストン・プーレ指揮ロンドン交響楽団(1953年録音)
【序奏とロンド・カプリチオーソ、ハバネラ】ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、ジョン・バルビローリ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1935~37年録音)
【白鳥】ピエール・フルニエ(チェロ)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)(1946年録音)
(MEMBRAN盤)

とても高名にも関わらず、メニューインは今一つ良く分からない演奏家だったりします。(少ししか聴いていないのですがm(__)m)

音色とかをあまり気に掛けなかった?

決して、テクニシャンではない。

真摯に音楽と向き合う姿勢を感じるのですが、美しいサン=サーンスのこの協奏曲とかではちょっと不利か。

この3番の協奏曲(1、2番はたぶん聴いたことありません)、1、3楽章も勿論素晴らしいのですが、この協奏曲を特に魅力付けているのは何と言っても第2楽章。

春の陽射しの如く暖かで柔らかで幸福な音楽が故、古今のヴァイオリン協奏曲の中でも傑作の一つに数えられているものと思います。

やはり、この曲は音色をもう少し磨いて貰いたかったという印象。

対して、ハイフェッツはやはりヴィルトゥオーゾと感じるし、フルニエの暖かい白鳥も良いですな。

メニューインの他の演奏もまた少し聴き直してみましょうか。

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クラム「ブラック・エンジェルズ ~暗黒界からの13のイメージ」他、クロノスSQ.

2012-01-16 22:55:01 | Weblog
いつものペットボトル・オヤジと完全に認知されたようであります。

原発事故以来、ペットボトルの水を買うのが習慣になってしまいました。

ワタシャあまり気にしないのですが、カミサンが結構気にしまして。

それで、会社帰りに時々ディスカウントショップで買って帰ります。

何となく「3本」の事が多いです。

カバンを肩から下げた手に1本、もう一方に2本を持ちたいということもあるし、3本を1つのポリ袋に入れると持って帰る途中で重くて破れてしまったら嫌だな、という思いもあり、二つの袋に2本と1本と分けて貰っておりました。

今日の帰り、いつもの通り3本にしようかとも思ったのですが、カバンが普段よりも重いかなと感じ2本に止めました。

よく見掛けるレジの方、特別お願いしなかったのに、1本ずつ2袋に分けてくれました。

どうも、「ペットボトル2袋オヤジ」と認識されているようです。

もしかしたら、そのお店内で私の人相書きが回っていて、「この人来たらペットボトル2袋に分けること」なんていうのが伝達事項になっていたりして。(そんなはず無いって)

今度、他の方のレジの時、2本買いで試してみたくなりました。

クロノス・クァルテット(WARNER CLASSICS盤)

図書館からの借用CD。これは期待以上の素晴らしいディスクでした!
是非とも今度購入しなくては。(ディスクユニオン辺りで(笑))

1.ジョージ・クラム(1929~)「ブラック・エンジェルズ ~暗黒界からの13のイメージ」(1970年)
1-1.出発
1-1-1.挽歌Ⅰ:電気昆虫の夜
1-1-2.骨と笛の音
1-1-3.失われた鐘
1-1-4.悪魔の音楽
1-1-5.死の舞踏

1-2.不在
1-2-1.涙のパヴァーヌ
1-2-2.挽歌Ⅱ:ブラック・エンジェルズ!
1-2-3.「名もなき死」のサラバンド
1-2-4.失われた鐘(エコー)

1-3.帰還
1-2-1.神の音楽
1-2-2.昔の声
1-2-3.昔の声(エコー)
1-2-4.挽歌Ⅲ:電気昆虫の夜

2.トーマス・タリス(1505頃~1585)「スペム・イン・アリウム(40声部のモテット)」(クロノス・クァルテット編曲)

3.イシュトヴァン・マルタ(1952~)「運命、嘆息」(1989年)

4.チャールズ・アイヴズ(1874~1954)「ゼイ・アー・ゼアー ~新しい自由な世界のための戦い」(1917年/1942年)(ジョン・ガイスト編曲)

5.ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906~1975)「弦楽四重奏曲第8番」(1960年)

まずは、「ブラック・エンジェルズ」。「暗黒界からの13のイメージ」という素晴らしい!?副題が付いております。

昨夜、車の中で掛けていたら娘曰く、「サイコサスペンス系だね!」。

いや、サイコホラー系でしょうか。

冒頭、「虫が鳴いているみたいだね」と娘に言わせた弦の激しい音は、ライナーノーツをみたら、ズバリ「電気昆虫の夜」でありました。

ベトナム戦争に触発された政治的なメッセージを含んだ作品との事ですが、電気変調された弦楽器の音やグラスを擦ったり、色々叩く音など多彩な音色の変化が面白く聴けます。

「涙のパヴァーヌ」の癒し、「神の音楽」の不思議に透明な神秘性も素晴らしい。

いくつかの言語(日本語も)で数を数える声なども入ります。

「現代音楽」が最も先鋭的で過激だったのは1970年代ではないかと思っているのですが、まさしくその1970年の作で、一般受けはしないバリバリのゲンダイオンガクですが、私好きですこういうの。

2曲目にルネサンス時代のタリスを持って来た配置は絶妙!

トンがった前衛音楽から一転、安らぎの響きが流れます。暖かでしっとりした音楽が何とも素晴らしい安堵感をもたらします。

原曲は「40声部!」となっており、この編曲が果たして何声部かは分かりませんが、多重録音だそうで厚みのある音。

「運命、嘆息」がまた凄い作品。機関銃や銃の様な音や轟音が響き、あの世からの様な何を言っているか分からないようなくぐもった声が聴こえる不気味度大の音楽。やはり戦争での流血が描かれているそう。迫真の音楽。

「ゼイ・アー・ゼアー」は、アイヴズが第1次大戦中に書き、第2次大戦中にまた手を加えたという歌。

SP風にわざとスクラッチノイズを入れ、音質も落としているのが面白い。

そして、ショスタコーヴィチの8番。

ファシズムと戦争の犠牲者の想い出に捧ぐとした作品。

交響曲でも8番はショスタコーヴィチの大傑作の一つですが、弦楽四重奏曲のこの8番も大傑作。この迫真力はなかなかありません。クロノス・クァルテットの、カミソリの鋭さにナタの迫力を加えた演奏。

ショスタコーヴィチの最後の15番の弦楽四重奏曲がとんでもなく凄い音楽と思っておりますが、こうして久々聴くと8番もまた同感。

久しく聴いていなかったショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲を、また聴き直したくなりました。

戦争に題材を採ったシリアスな作品が集められていますが、音色、音響とも面白い曲が多く、非常に充実した内容です。

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ヒルデガルト・フォン・ビンゲン「道徳劇《諸徳目の秩序》」セクエンツィア

2012-01-15 18:57:46 | Weblog
遂にここまで来ましたか。

昨日、車を運転中ラジオのニュースで、米長永世棋聖がコンピュータ将棋に負けたことを知りました。

プロの男性棋士が公式の対局でコンピュータに負けたのは初めて、といった解説が流れていました。

米長さんは、現役の棋戦からは既に引退されているとは言え、数々のタイトルを獲得したトップ棋士の一人。

囲碁や将棋といった、非常に多いとは言え有限個の先を読むゲームに於いては、何れはコンピュータが人間に勝る時代が来るだろうとは思っておりましたが、いざそれが現実になってみると微妙な感じです。

プロ棋士の方にとっては、存在を脅かされる危機感でしょうか。

私のような下手の横好きにとっては全く関係の無い世界の話ではありますが。

もっとも、ここ数年将棋指したことありませんし、最近の王様もろくすっぽ囲わず激しい戦いに突入する将棋は全く分かりません。

バーバラ・ソーントン指揮セクエンツィア(SONY盤)

ヒルデガルト・フォン・ビンゲンBOX(8枚組)から未聴だったこの曲。CD2枚にまたがる作品。

ここでも、今まで聴いて来た他の曲と同様、神秘的なメロディが女声とささやかな器楽伴奏で美しく色付けされたヒーリングミュージック。

ただ、他の曲と非常に似ていることも事実。

聴き込みが足りないせいか(?)、いや聴き込んだとしても、このBOXから任意の一枚を聴かされて素人がどの曲か当てるのは至難の業かも。

この曲に関しては、途中に男声の語りが少し入るのが唯一の識別子?(笑)

でも、とても素晴らしいですヒルデガルト!

このBOXにしても、8枚組で2,000円程度!とレギュラー盤1枚価格なのでお薦めであります。

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プーランク「ピアノ協奏曲、田園のコンセール、オルガン協奏曲」ポミエ、コール、ウィーア、ヒコックス

2012-01-14 02:03:57 | Weblog
新しい携帯が本日手に入りました。

とは言っても、昨日書いた通り、壊れた携帯を保険で「同一機種」に替えて貰っただけなので、新鮮味は全くありません。

しかし、違和感無く、ブログ記事更新出来るのは有難いところ。

キーを打った時の感触も硬めと言うかしっかりした感じで今迄と違う。前の携帯は相当回数打って来た為に、だいぶへたっていたのかもしれません。

まあ、この機種を使い倒した頃には、スマホの文字入力もだいぶ進化してやりやすくなっている事でしょう。

それを期待して、当分これを使い続けます。

ジャン=ベルナール・ポミエ(ピアノ)、マギー・コール(クラブサン)、ジリアン・ウィーア(オルガン)、リチャード・ヒコックス指揮シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア(Virgin CLASSICS盤)

図書館からの借用ディスク。

フランシス・プーランク(1899~1963)はどうも大きな盲点になっていた作曲家のようです。

クラシックを聴き始めた昔、ラジオで「田園のコンセール」を大層期待して聴いたのですが、その魅力が分からず、以来自分とはあまり縁の無い作曲家と思い込んでいたようです。

ディスクも、確か小品が2曲あったのみ。

「親しみ易く、美しい音楽」らしいことは目にしていても何故か疎遠な作曲家でありました。

協奏作品3曲のこのディスクで、認識を新たにしました。

オシャレで美しい素敵な音楽。

「ピアノ協奏曲」は、どこかで聴いたことのあるようなメロディで始まります。

そう、ヒット曲で荻野目洋子がカバーした「コーヒールンバ」に酷似!

その後も、親しみ易く美しいフレーズが続きます。

そして、「田園のコンセール」。

今まで何回かは聴いているのに、何でこんな素晴らしい曲の魅力に気付かなかったのでしょうか?

近代的な枠組みの中に、バロック的な香りと響きを持ち込んだ独特の情緒が魅力。

整備された現代庭園の中を歩いていると突然田んぼが出現したり、小さな森があったり、かと思うと新しい建造物があったり、異質な要素が不思議な調和を持って共存しているのが魅力。

「オルガン協奏曲」(オルガン、弦楽とティンパニの為の協奏曲)がまた良いですね~。

オルガンをたっぷりと響かせ、スケール大きく流麗な音楽が描かれます。

オルガン音楽の歴史の中でも結実の大きな近現代フランス。

プーランクもその大きな潮流の中で自然に「楽器の女王」を自分の作品に取り込んだのだろうと感じます。

3曲とも、それぞれの魅力で甲乙付け難い素敵な作品。

今まで看過していた作曲家でしたが、急に気になりだしました。

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サン=サーンス「ピアノ協奏曲第2番」ギレリス、クリュイタンス、「死の舞踏」アンセルメ、他

2012-01-12 23:23:07 | Weblog
あっちも壊れる、こっちもトラブル。

迷ったけれど、スマホは見送り。

昨夜、携帯のヒンジ部(蝶つがいの所)が割れてしまいました。

前々からヒビが入っていたので、壊れるのは時間の問題の感がありましたが。

携帯ショップに行き、これを機会にスマホに切り替えようか、それとも従来通りの携帯で新機種にしようかだいぶ迷い、窓口で相談しました。

スマホは欲しいが一番の懸念は文字入力。

ちょっとしたメール位なら特に問題では無いと思いますが、一番の不安は当ブログの記事更新。

スマホで携帯並みの速度で入力出来る気がしない。

キー付のタイプも見せて貰ったが、イマイチ使いにくそう。

窓口の女性のアドバイスもあり、スマホは断念。

じゃあ、普通のタイプの新機種にするか?

何となく、それも今更感が付き纏う。

本人は認識していなかったのですが、保険に入っていて、5,000円程度で現行機種の新品と交換も可能と聞く。

これに飛び付きました。

ポイントが貯まっており、実質金銭負担無し!

当面、今の機種を使用し、スマホの進化をもう少し待ってみます。

そして、今晩。

今日中に作成しなければならない資料を作っていたら、22時直前にパソコンがロックアウト。

定期的に変更しなければならないパスワードを変更し、PCの再起動をしたのですが、その際何回かパスワードの入力ミスをしたらしい。

セキュリティの為、こういう場合、ロックが掛かってパソコンが使えなくなってしまうのです。

ロック解除の為には情報システム部門に依頼しなければならないのですが、夜間でダメ。

諦めて帰って参りました。

明日朝一で連絡して依頼です。

【ピアノ協奏曲】エミール・ギレリス(ピアノ)、アンドレ・クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団
【死の舞踏】
エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団
【死の舞踏】(ホロヴィッツ編曲)ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
【バッカーナル】レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団
(MEMBRAN盤)

サン=サーンスのピアノ協奏曲って、昔聴いて良いなと思ったもののディスクも持っていなかった為、2番って、果たしてどんな曲だったかなという状況。

ところが、聴き始めたらバロック風のピアノ独奏が聴こえて来る。

「間違って、違うディスクが混入しているんじゃないか?」と一瞬思ってしまいました。

ところが、やがてオーケストラが聴こえて来て一安心(笑)。

曲調もロマン派っぽくなって来て、こちらも一安心。やはり、サン=サーンスだった~。

なかなかバラエティーに富んでいて楽しい曲。気に入りました。

今日は、遅いのと携帯がいつダウンするか分からないので(交換品は明日入手予定)ここまで。

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R.シュトラウス「死と変容」、ブラームス「交響曲第1番」サヴァリッシュ、N響

2012-01-11 23:17:05 | Weblog
昨夜はいささか飲み過ぎ。

異動される方の送別会後、多国籍のお姉様方のいらっしゃるスナックへ。そこでまたしこたま飲んでカラオケ歌って。

無事家に帰れたのが不思議なほど。一体どうやって帰ったのでせう?(笑)

一次会は普通のチェーン店の居酒屋。

ほんと、最近はコストパフォーマンスの高いお店が増えたなあと感心致します。

廉価な会費で、勿論飲み放題も付いて、昨日は料理もたくさんあったので感心、感心。

対して、二次会のスナック。

私、実はこういうお店結構苦手。(と言いつつも、いつも一番たくさんカラオケ入れちゃうんですが)

別にお姉様とお話していたって楽しく無いし、何より食べ物があまり無くてお酒飲みのって、とっても苦手。

お姉様方とお話する話題も無いし、食べ物無いし、ついつい飲んじゃう。

それで飲み放題で悪酔い。

良くないパターンなのであります。

会社じゃ、昨日のお店気に入っていてしょっちゅう行っている人もいるけど、わたしゃ誘われてたまに行くだけ、自分からは行こうと言わない。

やはり、食べ放題、飲み放題のお店が一番自分に合っているかな。

メタボ的には大問題ではありますが…。

ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮NHK交響楽団(SONY盤)

図書館借用CD。

最近気に入っているサヴリッシュのディスクがあったので借りて来ました。

曲目はハマリ!

R.シュトラウスの交響詩の中で、たぶん一番好きな「死と変容」と大好きなブラームスの交響曲。

濃厚ながらも気品を失わないR.シュトラウスと、堅固で清潔なブラームス。

サヴリッシュの指揮に見事応えているN響も素晴らしいオケと再認識しました。

1987年のライブ盤。

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マーラー「交響曲第7番《夜の歌》」マゼール

2012-01-09 22:57:44 | Weblog
いつも使っているイヤホンが断線したので、近所の家電量販店に買いに行きました。

数百円から1万円程度迄、品揃えは結構多いのですが、都内の大規模店などと違って試聴コーナーは無し。

小型のヘッドホンタイプにしようかとも思ったのですが、いつもディスクマンと一緒に通勤カバンに無造作に入れ、書類などの圧迫にも耐えなければならない事を考えると壊れ易いのでこれは見送り。

イヤホンタイプから選択することにする。

ほんと値段も種類も色々。

人生色々、イヤホンも色々。

一般的に高い方が音が良いのでしょうが、残念ながらこのお店では試聴出来ず、価格と音の違いが確認出来ない。

どうせまたそのうち断線してしまうのだし…。

結局、最も安い部類の980円品にしました。

早速使ってみています。

音質とかさほど気にする方では無いので良いのですが、ちょっと大き目で耳に装着しづらいのが難点。

毎日使って、耳の穴を拡げて合わせる事に致しましょうか(笑)。

ロリン・マゼール指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CBS盤)

この曲の刷り込みディスク。久しぶりに聴いてみました。

ケレン味たっぷりで、「夜の歌」に相応しい妖しさ満開で、やはり好きですこの演奏。

マゼールのマーラーは、他には、この曲とセットになっている6番を持っているのみで全集にもそそられます。安いし。

それでも、特にこの曲がマゼールに合っているんだろうなと想像しております。

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「ニューイヤー・コンサート2003」アーノンクール

2012-01-08 22:17:34 | Weblog
3連休の中日は午後から休日出勤。

超暑がりの私ですが、年が明けてまた気温が低下した事に加え、連休でビル全体が冷え込んでおり、夕方になったら流石に寒さを感じ、まだまだ終わらないけれど18時には帰宅の途に着きました。

震災以来の節電意識もあり、たった一人のがらんとしたオフィス(途中迄他の部署の方が3人ほどいらっしゃいましたが)でエアコンを入れるのも罪悪感があるし。

そもそも、やる気も失せたので寒さを理由に帰って来たというのが本音でしょうか(笑)。

この冬初めて、芯から寒いと感じました。

ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(GRAMMOPHON盤)

先日、ディスクユニオンで入手したディスク。未開封品2枚組で600円でした。

アーノンクールは、2001年にもニューイヤー・コンサートに登場していて、こちら2003年が2回目。(これ以降は現在なし)

1.J.シュトラウスⅡ世「行進曲《フランツ・ヨゼフⅠ世万歳》」
2.J.シュトラウスⅡ世「宝のワルツ」
3.J.シュトラウスⅡ世「ニコ・ポルカ」
4.J.シュトラウスⅡ世「冗談ポルカ」
5.ヨーゼフ・シュトラウス「ワルツ《うわごと》」
6.ヨーゼフ・シュトラウス「ポルカ《ごちゃまぜ》」
7.ウェーバー/ベルリオーズ編「舞踏への勧誘」
8.J.シュトラウスⅡ世「ポルカ《2度のポルカ》」
9.J.シュトラウスⅡ世「ヘレーネ・ポルカ」
10.J.シュトラウスⅡ世「皇帝円舞曲」
11.J.シュトラウスⅡ世「ポルカ《田園のポルカ》」
12.J.シュトラウスⅡ世「ポルカ・マズルカ《女性讃美》」
13.J.シュトラウスⅠ世「中国人のギャロップ」
14.ブラームス「ハンガリー舞曲第5番」
15.ブラームス「ハンガリー舞曲第6番」
16.J.シュトラウスⅡ世「ワルツ《戴冠式の歌》」
17.J.シュトラウスⅡ世「ポルカ《浮気心》」
18.J.シュトラウスⅡ世「ポルカ《狂乱のポルカ》」
19.J.シュトラウスⅡ世「ワルツ《美しさ青きドナウ》」
20.J.シュトラウスⅠ世「ラデツキー行進曲」

滅多に聴かないウィーンナーワルツの類ですが、中古ショップでニューイヤー・コンサートのライブ盤など見付けると手を出したりします。

アーノンクールは、2001年、2003年どちらだったか忘れましたが、「えっ、アーノンクールがニューイヤー・コンサート振るんだ?!」とテレビでちょっと見て、なかなか良かった記憶があります。

今日、オフィスで仕事しながら何回か繰り返し聴く。

もっと、先鋭的な演奏かと思いきや、長年ウィーンで活躍して来た指揮者のこと、なかなかハマった演奏に思います。

勿論、ノンビブラートのスッキリした演奏で、従来のウィーンナワルツの演奏スタイルとは大きく違う訳ですが、流麗で意外に枠からはみ出していないようにも感じました。

アーノンクールは、古楽界に衝撃的に殴り込み(?)を掛けて来た昔から比べると、段々丸くなって来たように思いますので、2001年演奏の方がある意味面白いのかな?

また、中古ショップで探してみなくては。

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クルターク「シュテファンの墓、ステーレ」、シュトックハウゼン「グルッペン」アバド

2012-01-07 22:31:46 | Weblog
なんで、午前と夕方で混み具合にこんなに大きな差があるのでしょうか?

メタボの薬(メタボを治す薬じゃないですよ(笑)。メタボに起因する症状に対応した薬)が切れるので、近所のいつもの総合病院へ。

夕方行くと空いているのを経験則で知っているので、診療時間終了1時間ほど前に行きました。

ところが、受付しようとしたら診療券が無い!、保険証も無い!。財布に入っているとばかり思っていたら、この前免許証入れに移したのでした。

仕方ないので、バスでまた自宅に戻る。

何とか、診察時間内にまた病院へ行けました。

1人2人待っただけですぐ診察。診察ったって、1言2言の簡単な問診のみで即終了。そして、隣の薬局でもすぐ薬を貰え、いつも通りほとんど時間を要しませんでした。

これが午前中だったら大変。診察開始1時間前とかに行けばまだ良いのでしょうが、診察開始後だと1時間2時間は平気で待たされます。

余程具合の悪い時や用事で行けない場合ならやむを得ませんが、そうで無いならこの病院は夕方行った方が断然お得。

午前と夕方(3時以後位~)の患者数のあまりの違いが、つくづく不思議に思った今日でありました。

ユルゲン・ルック(ギター;シュテファンの墓)、フリードリヒ・ゴールドマン、マーカス・クリード(指揮;グルッペン)、クラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(GRAMMOPHON盤)

図書館からの借用CD。

現代音楽界の巨星カールハインツ・シュトックハウゼン(1928~2007)に対して、ジョルジー・クルターク(1926~)は名前も初めて知りました。ルーマニア生れのハンガリー人の作曲家。

「シュテファンの墓」(1989年)は、~ギターと器楽アンサンブルのための~となっており、ギター協奏曲的作品を期待しましたが、残念ながらギターはあまり目立ちません。ライナーノーツによれば、「サッカー観戦者の警笛と呼び子」も参加しているそうですが、これとても目立ちません。全体として静寂に満ちた夜明け前を思わせるような音楽。突然のフォルテシモが静寂を破りますが、また薄明の世界に戻り曲を閉じます。

「ステーレ」(1994年)は、「墓碑」(こちらもまたお墓(笑)!)という意味だそうですが、「シュテファンの墓」に比べて動的で、波動のようなフレーズが繰り返される最終楽章などちょっと不気味感もある音楽。しかし、その響きは美しい。

「グルッペン」(1957年)は、3つのオーケストラの為の作品で、3人の指揮者に率いられたオーケストラが客席の正面、左右に配置され、それぞれが独立したテンポで演奏されるそう。各種楽器が多彩な音色で飛び交い、星空の煌めを思わせます。実演聴いたら楽しいでしょうね。

アバドの指揮は、いずれの曲もその繊細な美しさを際立たせています。

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