golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ミヨー「ピアノ協奏曲第1番、世界の創造(ピアノ五重奏版)」アントルモン、ミヨー、フランスST.他

2012-01-02 23:37:59 | Weblog
面の皮は厚いが、手の皮や唇の皮は薄い私。

冬場は油断するとアカギレになったり、唇が割れたりします。

寝る前にハンドクリームを塗ったり、外出時にはリップクリームと、がさつな人間にしてはこの点だけは妙に繊細なのであります。

もっとも、どちらのクリームも安物にも関わらず、昨年の残りを継続使用というケチケチぶりは、やはりがさつさの現れでしょうか。

食べ物でも、消費期限とか賞味期限とかあまり気にしない私…。

フィリップ・アントルモン(ピアノ)ダリウス・ミヨー指揮パリ音楽院管弦楽団(ピアノ協奏曲)、フランス弦楽三重奏団、ジャック・ジュステム(第2ヴァイオリン)(世界の創造)(SONY盤)

昨日のジョリヴェとのカップリング曲です。

フランスのダリウス・ミヨー(1892~1974)は、その能天気で明るい音楽と私とても相性が宜しいようで、「屋根の上の牛」(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/bf13dd639ac322caaed59c36387448f8)など大好きなのであります。

とは言っても、非常に多作だったミヨーの作品(作品番号付のものだけで443)の内、ディスクは「屋根の上の牛」と「世界の創造」(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/5994c135d476ae6290ddbf363237b445)などの入った、たった1枚を持っているのみでした。

昨日の「赤道協奏曲」は熱い音楽でしたが、こちらのピアノ協奏曲は地中海の陽光が降り注ぐような明るい暖かい音楽。如何にもミヨー。

第1楽章は、多様な楽想、多彩な音色でおもちゃ箱をひっくり返したような楽しさ。

第2楽章のピアノと管楽器、弦楽器との室内楽的な穏やかで親密な音楽もなかなかお洒落。

第3楽章は陽気な祭りを思わせるフィナーレ。

従来の様式のしっかりした協奏曲と比べるとハチャメチャに聴こえるでしょうが、これがミヨーらしさでしょうか。

「世界の創造」のピアノ五重奏版があることはこのディスクで初めて知りました。

混沌とした状態から世界が創造されて行く様が面白く描かれていてオーケストラ版はとても気に入っておりました。

ピアノ五重奏版は、カオスの表現などオーケストラと比べて物足りなくも感じましたが、繰り返し聴いているとこれはこれでオシャレな室内楽。ジャズのテイストが入って、演奏者もノリノリで楽しいのだろうなあ。

今年は、こういう楽しいミヨーを少しずつでも聴いてみたいと思います。

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