golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

クルターク「シュテファンの墓、ステーレ」、シュトックハウゼン「グルッペン」アバド

2012-01-07 22:31:46 | Weblog
なんで、午前と夕方で混み具合にこんなに大きな差があるのでしょうか?

メタボの薬(メタボを治す薬じゃないですよ(笑)。メタボに起因する症状に対応した薬)が切れるので、近所のいつもの総合病院へ。

夕方行くと空いているのを経験則で知っているので、診療時間終了1時間ほど前に行きました。

ところが、受付しようとしたら診療券が無い!、保険証も無い!。財布に入っているとばかり思っていたら、この前免許証入れに移したのでした。

仕方ないので、バスでまた自宅に戻る。

何とか、診察時間内にまた病院へ行けました。

1人2人待っただけですぐ診察。診察ったって、1言2言の簡単な問診のみで即終了。そして、隣の薬局でもすぐ薬を貰え、いつも通りほとんど時間を要しませんでした。

これが午前中だったら大変。診察開始1時間前とかに行けばまだ良いのでしょうが、診察開始後だと1時間2時間は平気で待たされます。

余程具合の悪い時や用事で行けない場合ならやむを得ませんが、そうで無いならこの病院は夕方行った方が断然お得。

午前と夕方(3時以後位~)の患者数のあまりの違いが、つくづく不思議に思った今日でありました。

ユルゲン・ルック(ギター;シュテファンの墓)、フリードリヒ・ゴールドマン、マーカス・クリード(指揮;グルッペン)、クラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(GRAMMOPHON盤)

図書館からの借用CD。

現代音楽界の巨星カールハインツ・シュトックハウゼン(1928~2007)に対して、ジョルジー・クルターク(1926~)は名前も初めて知りました。ルーマニア生れのハンガリー人の作曲家。

「シュテファンの墓」(1989年)は、~ギターと器楽アンサンブルのための~となっており、ギター協奏曲的作品を期待しましたが、残念ながらギターはあまり目立ちません。ライナーノーツによれば、「サッカー観戦者の警笛と呼び子」も参加しているそうですが、これとても目立ちません。全体として静寂に満ちた夜明け前を思わせるような音楽。突然のフォルテシモが静寂を破りますが、また薄明の世界に戻り曲を閉じます。

「ステーレ」(1994年)は、「墓碑」(こちらもまたお墓(笑)!)という意味だそうですが、「シュテファンの墓」に比べて動的で、波動のようなフレーズが繰り返される最終楽章などちょっと不気味感もある音楽。しかし、その響きは美しい。

「グルッペン」(1957年)は、3つのオーケストラの為の作品で、3人の指揮者に率いられたオーケストラが客席の正面、左右に配置され、それぞれが独立したテンポで演奏されるそう。各種楽器が多彩な音色で飛び交い、星空の煌めを思わせます。実演聴いたら楽しいでしょうね。

アバドの指揮は、いずれの曲もその繊細な美しさを際立たせています。

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