golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

メシアン「アーメンの幻影」ラビノヴィチ、アルゲリッチ

2012-01-21 15:36:59 | Weblog
つらつらと同窓会の活性化を考えてみる。

末端の幹事をしている大学同窓会、2年に1度の総会が今年。

2月に幹事会をやるので、同窓会活性化(集客)の方策を考えるようにと事務局長から指示が来ております。

マイナーな大学の、その内の一つの学部の、しかも支部同窓会ということで、(マイナー大学×1学部×支部=人少な杉)という算式が成り立つ。しかも高齢化も進行中で、私なんぞが若手と言われる状況。

他学部支部同窓会との連携も始まってはおりますが、他学部もどこも状況は似たようなもので、統合しただけでは、業績の悪い会社が寄り集まって合併しただけに近く、解決策にはなりそうにありません。

数回前の総会から、角界じゃなかった、各界で活躍されている(いた)OBの方の講演なども加えていますが、マイナー大学なもんで、集客力のある講師の方もなかなかおりません。

この人なら!と思う方にお願いに行き、講演頂いた時も参加者の増員は僅かだったし。

若い方の会費を安くしたりもしましたが、どうもそれも効果無し。

ちょっと面倒臭いなとも思いながら、やらされていた感の強い同窓会幹事ですが、逆にこういう状況だと、「突拍子もない案で多人数を集めてみたい」という気持ちも芽生えて参りました。

幹事会迄に秘策を練りましょう。

アレクサンドル・ラビノヴィチ、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)(EMI盤)

久しぶりに大好きなメシアンを聴く。

ピアノ連弾の傑作。下記7曲から成る50分ほどの作品。

1.創造のアーメン
2.星々の、環をもつ惑星のアーメン
3.イエスの苦悶のアーメン
4.欲望のアーメン
5.天使たちの、聖者たちの、鳥たちの歌のアーメン
6.審判のアーメン
7.成就のアーメン

所有ディスクは、オズボーン&ロスコーとヒル&フリスの2種ですが、先日図書館でアルゲリッチの弾いた当盤を見付けたので借りて参りました。

現代音楽ジャンルで、宗教色の強い標題もあって敬遠される方も多いだろうかと思いますが、メシアン作品の中では調性感もある方でちょっと作曲者の語法に慣れると聴き易く、また楽しい作品だと思うのです。

ジャズの影響も受けたリズムの面白さ、2台のピアノの掛け合いのノリの良さ。

春の陽光を感じさせるゆったりとしたフレーズも随時に聴かれ、メシアンがフランス音楽の本流にいる作曲家であることも感じ取って頂けると思います。

ラビノヴィチとアルゲリッチの冴えて、暖かみも感じるこの演奏も是非手元に置いて折に触れて聴きたい。

困った!また欲しいディスクが増えた(笑)。

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シュポア「ギター伴奏による6つの歌Op.37、41、72」他、ブラウン、セバスティアーニ

2012-01-21 00:17:38 | Weblog
ついつい、激辛語っちゃいました。

前にもちょっと書いたことがありますが、会社に保険会社のセールスの女性が毎日のように来ています。

一人は確か新卒と言っていたでしょうか。先輩の女性と一緒に遅くまで保険の勧誘をしています。

その一生懸命な仕事ぶりには頭が下がります。

この間、ちょっと雑談していたら、その新卒という女性が結構激辛好きとのことが判明。

「宇宙一辛いラーメン」のことなど話したら、早速食べに行ってくれました。

今日も、ちょっと話していたら、ついつい激辛語ってしまいました。

「中本」の店舗による味の違いとか、「デリー」と「大沢食堂」の辛さの方向性の違い等々。

クラヲタであるとともに、「辛ヲタ」であることを改めて自覚した今日でありました。

アントニア・エリザベス・ブラウン(ソプラノ)、アドリアーノ・セバスティアーニ(ギター)(BRILLIANT CLASSICS盤)

最近、新譜を買うのはブリリアント・クラシックスくらいになっちゃいました(笑)。

初期ロマン派の(たぶん)大作曲家ルイ・シュポア(1784~1859)は、前々から気になっている存在。

オペラを思わせる美しいヴァイオリン協奏曲第8番「劇唱の形式で」や、晩年の内省的なピアノ三重奏曲、ピアノ五重奏曲、伸びやかなクラリネット協奏曲など魅力的な作品を聴き知ってはいますが、作品番号のあるものだけでも150曲以上ある中でそれらはほんのわずか。

先日、そんなシュポアのギター伴奏歌曲という文字がショップで目に止まりました。

ギター好きでもある私としては、これは見逃せないですね。

6曲からなる歌曲集×3つの計18曲と、モーツァルトの下記6曲が収められています。

・すみれ K.476
・おいで愛しのツィターよ K.351
・満足 K.349
・静かさはほほえみ K.152
・夕べの想い K.523
・忘れな草

シュポアの歌曲は、ロマン派と言えども、感情の抑止の利いた比較的淡白な味わいのもの。

続けて聴くと、時代的には前のモーツァルト作の方がむしろコクがあるように聴こえます。

それは、決してシュポア作品が劣っているということでは無く、さらりと爽やかな味わいということでしょうか。

なお、いずれの曲も元はピアノ伴奏のものを後年、他の人の手でギター用に編曲したもののようです。

爽やかな曲にギターの柔らかな音色がマッチしています。

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