golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3番」グールド、ウンガー

2009-10-19 23:02:44 | Weblog
今まで何回か書いていますが、どうも冬は苦手であります。

身体的には、超暑がりの為涼しくて良い季節とも言えますが、日も短くなり何とは無しに物悲しい季節の為でしょうか。

しかし、もしかしたら理由はこれだけでは無いかもしれません。

プロ野球がシーズンオフに入ってしまうのが、寂しい大きな要因かも。

我が福岡ソフトバンクホークスもシーズン終わってしまったし(泣)。

今は色々な分野で24時間365日の営業やサービスが有る時代じゃないですか。

プロ野球も、セパが同じシーズンにやるのでは無く、春夏リーグ、秋冬リーグみたいに分けて、一年中どこかで試合やっていてくれると楽しくて良いんだけどな。

ドーム球場だって全国にある訳だし。

お相撲さんだって、冬でも裸で頑張っているんだから(笑)出来ないこと無いですよね?

グレン・グールド(ピアノ)、ハインツ・ウンガー指揮CBC交響楽団(DOCUMENTS盤)

今日もグールドの激安10枚BOXから。

グールドがLPデビューした1955年の録音。

異形の演奏を想像しましたし、指揮者もウンガー?誰それ?ということで伴奏も弱いかなと思って聴き始めましたが、いやいやどうしてどうして。

とてもまっとうな、なかなかに良い演奏です。

モノラルだし、ノイズも入って録音は決して良いとは言えませんが、その中から聴こえて来るのは良質な音楽。

若いグールドの瑞々しく率直な音楽が、このベートーヴェンの協奏曲の素晴らしさをストレートに伝えてくれます。

そしてオーケストラだってなかなかですよ。引き締まったキビキビした演奏で、単なる伴奏に留まらず若き天才グールドと対等に協演しています。

名前も知らなかった指揮者ですが、カナダで活躍された方で「ハインツ・ウンガー賞」という名前を冠した音楽賞もあるそうです。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

ドヴォルザーク「交響曲第9番《新世界より》」カラヤン

2009-10-18 21:07:50 | Weblog
大スターの兄とか姉の方って、やはりやりづらかったり微妙な心境なのでしょうね。

私自身は一人っ子なので、そもそも兄弟というのがよく分からないのでありますが。

最近では例えばスケートの浅田舞さん。

勿論スタースケーターの一人でいらっしゃる訳ですが、普通ならもっと大スターとして注目を集める存在だと思うのですよ。とても美人ですしね。

ところが妹さんがあまりにも傑出した大スター。

マスコミの注目もどうしてもそちらに行ってしまう。やりづらい面の反面、かえって気楽に滑れたりするものなのでしょうか?

まあ、お姉さんもスターだし、姉妹で大成功されている好例ですよね。とても美人だし。(また言ってる!)

一方、大スターの影に隠れてほとんど無名の兄、姉も当然ながらいる訳です。

全く別の道を歩んでいるならまだしも、特に芸術やスポーツなどスポットライトの当たる分野に一緒にいたりすると、嫉妬心なども当然のように起こるものでしょうね。

音楽界でも兄弟、姉妹はたくさんいる訳ですが、特に気になっているのが、ヴォルフガング・フォン・カラヤン、ヘルベルトのお兄さんです。

オルガニストだったようですが、ほとんど無名ですよね。

大スターの弟指揮者とは確執もあり仲が良くなかったようだとネットで見ましたが、まあ普通に考えたらそうでしょうか。

自分の楽団を指揮した音源もあるようで、今度探してみたいなと思います。

こういうメジャーに隠れたマイナーな存在って好きなんですよ~。

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(EMI盤)

何ヵ月か前にブックオフで購入し未聴だったディスクです。勿論?250円でありまする。

この曲好きで、当ブログで数回取り上げております。記憶に拠れば…コンヴィチュニー、バーンスタイン、オーマンディ、ノイマンですね。

さて、カラヤンの新世界、何回かの録音ありますが、この1977年録音ネットに拠ると評判良いようですね。

聴いてみると、まさしく王道を行く演奏という感じが致します。

テンポ設定もとても自然だし、ベルリン・フィルの圧倒的な機能を無理なくドライブした余裕の名演奏と思いました。

カラヤンと言うと、私が昔アンチだった頃の印象で「人工美」というイメージが付き纏うのですが、この演奏はとても自然な響きで好感度高いです。

やはり凄い指揮者だったのだと、認識を新たにしました。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

バッハ「ゴルトベルク変奏曲」グールド(1954年)

2009-10-17 22:56:56 | Weblog
昨夜の歓送迎会は、飲み過ぎず早めに無事帰宅出来ました。

まあそれでも、「平均的な」他の人よりは飲んでいた方でしょうが。

ここんとこ重要ポイント!平均点より大幅に酒量の多い特異点の人が何名かいますので。(って、お前が一番の特異点だろうが!)

例によって飲み放題、しかも早い内から冷酒を飲み始めたので、ちょっと不安がありました。

しかし、お銚子で飲んでいたのと、自分の席の周囲に「悪の枢軸」と目されている飲み助が居なかったのが勝因でしたね。座った席によったら当然コップ酒ですから。

部屋が狭くて席の移動がしづらかった、喫煙の人は固まって座っていた(私以外の強豪は皆こちら)のも無事に帰れた大きな要因ですね。

暫くは無理の無い飲み方しなきゃ。(暫く経ったら、ムチャ飲みするのかよ!(笑))

グレン・グールド(ピアノ)(DOCUMENTS盤)

最近発売されたグールドの激安10枚BOXから。

HMVのセールで1,500円でした。

グールドが若き日(18~22歳)に地元カナダのCBC(カナダ放送協会)に残した録音を中心にしたセット。

ショップで最初に見付けた時、興味を持って手にしましたが、是非とも欲しいというほどでも無かったので取り敢えずはパスしました。

しかし翌日思い直す。1954年録音のゴルトベルクが入っているではないか!

有名な1955年のデビュー盤に1年先立つ録音です。

この録音の存在は前から知っており、ショップでちょっと試聴もしたこともあったのですが購入は先送りとなっておりました。

この盤1枚を1,500円で買って、後の9枚はオマケと考えても安いもの。オマケと言ったって、バッハが他に3枚、ベートーヴェンが5枚、新ウィーン楽派が1枚でこれはこれで価値あるではないか。やはり超お買得BOXと認識を新たにして購入した次第。

こんな激安BOX1つの購入でも結構悩んだりするのですよ(笑)。それがまた楽しかったりもするのですがね。

さてその演奏ですが、たった1年違いですし、以前ちょっと試聴した時のイメージでも、何となく「デビュー盤のミニチュア」と思い込んでおりました。デビュー盤の強烈な個性を少し薄めたような。

しかし、こうして聴いてみると1955年のデビュー盤とはちょっと違う演奏ですね。

演奏時間を比較しても、(1954年盤,1955年盤)では、最初のアリア(2分43秒,1分53秒)、第1変奏(55秒,45秒)、第2変奏(44秒,37秒)、第3変奏(1分18秒,55秒)といった具合で少し遅めで、鮮烈痛快に弾き切った1955年盤に比べるとおとなし目。

勿論、1981年盤の彫りの深さとも違います。

第1、5、8、14変奏など速い変奏の活きの良さなどに1955年盤の萌芽は見られます。

しかし、やはり1955年盤は凄い。

グールドにとって、1954年から1955年の1年は大きな飛躍の年だったのでしょうか。

ちなみに、1981年盤はグールド最後の録音とずっと信じていたのですが、Wikipediaに拠れば1982年のR.シュトラウスのピアノソナタが最後だそうです。

これで、1954年、1955年、最後の1981年、1955年の自動ピアノによる再演盤とグールドのゴルトベルクが4種揃いましたが、個人的には1955年盤が一番好きですね。1981年盤も勿論凄い名演ですが。

そして、やはり私この曲大好きであります。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

ヴィヴァルディ「和声と創意への試み Op.8-5~12」ズーカーマン

2009-10-16 08:14:26 | Weblog
昨日は疲れてちょっと横になっている内に寝てしまい、目が覚めたら2時でした。

今夜は職場の歓送迎会の為、夜の更新は絶望的。

従って、1回分パスで、今回朝更新にします。

9/6に肉離れを起こして以来、40日間飲みに行っていませんでした。(食事の際にちょっと飲むことは何回かありましたが)

思い返せば、1ヶ月以上飲みに行かなかった、なんてことは社会人になってから1回も無かったのではないかな。奇跡中の奇跡であります。

今日は、寝不足の上に久しぶりの飲み会なので、飲み過ぎに注意しなきゃ。

ただでさえ、「悪の枢軸」の飲み助揃い踏みの宴会ですから(笑)。

ニール・ブラック(オーボエ)、フィリップ・レッジャー(チェンバロ)、ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン、指揮)イギリス室内管弦楽団(SONY原盤)

激安バロック60枚BOXから。

「四季」(Op.8-1~4)の後ろの8曲です。

現代楽器による古い演奏(1972年録音)ですし、あまり積極的には聴いていないヴィヴァルディの器楽曲だし、特にズーカーマンのファンでも無いし、単品であれば絶対に買わなかったと思われるディスクです。

こういうCDも聴けるのが、BOX物の有難いところ。

Op.8-9だけがオーボエ協奏曲であることを除けば他の7曲はヴァイオリン協奏曲です。「四季」の4曲を含めれば、12曲中11曲がヴァイオリン協奏曲で、1曲だけがオーボエ協奏曲。

何でやねん?

元々、ヴァイオリン、オーボエどちらで演奏しても良いという指定なのでしょうか。

イ・ムジチなど全曲ヴァイオリンで演奏している団体もあれば、オーボエでの演奏も他にありますね。

信奉している(爆)Wikipediaでも調べましたが、答えが見付りませんでした。

「オーボエでの演奏もOK」という指定だとしても、12曲中何故この1曲だけ?というのが不思議です。

オーボエの得意な当時の有力者か誰かに華を持たせる為でしょうか?

今度また調べてみますか。

さて曲ですが、ヴァイオリンの妙技も心地良く、ヴィヴァルディのこういう協奏曲もたまには良いですね。

BGM的に気楽に聴き流すのに好適です。

「四季」に食傷気味の方にもお薦めですね。

現代楽器演奏ですが、厚化粧では無いのでさほど違和感も無く、ズーカーマンのテクニックと美音も堪能致しました。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

バッハ「音楽の捧げ物」レオンハルト、クイケン兄弟

2009-10-14 23:16:44 | Weblog
薬やワクチンの効果って残念ながら大したこと無いんじゃないですかね?

言ってみりゃ、薬は「マイナス(病気の状態)をゼロ(普通の状態)に近付けるもの」、ワクチンは「ゼロをマイナスにならないようにするもの」じゃないすか。

例えてみれば、貧乏でいくら一生懸命働いても世間並には成れても絶対にお金持ちには成れない、下手すりゃまた貧乏に戻っちゃうかもしれないって感じ。

なんか夢も希望も無いよなあ。アメリカンドリームも何もあったものじゃないですよ。

そういった夢の無い薬やワクチンに対して世の中には「マイナス(病気の状態)をプラス(元気漲る状態)にするもの」もあるんですよね。

察しの良い読者の方は既にお気付きかもしれませんが、写真のブツであります。(またかよ~)

昨夜ちょっと喉が痛い様な気がした(いつの間にか治ってしまいましたが)ので、念のため中本喰っといた方が良いかな、ということで。

ちょっと風邪気味くらいなら、そんなの吹っ飛ぶだけではなく、身体にエネルギーが湧い来る訳ですよ。

激辛ドリームですな。

なお、中本をたくさん食べたからって、金持ちに成れる訳ではないので悪しからず。庶民ど真ん中の私が言っているのだから間違い無いです。(当たり前だ!)

ところで、私って「中本常連オーラ」が出てるんですかね?

いつものように、池袋店階段下に並んでいたら、後ろの女性二人連れに「これどの位の時間でお店に入れるんですか?」って聞かれました。

長年の経験と勘で「15分位ですかね」と答えたら、ほぼズバリでありました。

ちなみに、今日はいつもとちょっと違ってプチ贅沢。玉子付きであります。(前回貰ったサービス券使用ですが)

バルトルド・クイケン(フルート・トラヴェルソ)、シギスヴァルト・クイケン、マリー・レオンハルト(ヴァイオリン)、ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ロベール・コーネン(チェンバロ)、グスタフ・レオンハルト(指揮、チェンバロ)(SONY盤)

中本は「北極」だけれども、この曲は「フーガの技法」とともに、「ポリフォニー音楽の極北」なんじゃないかな。

フルート・トラヴェルソ、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロの織り成すポリフォニーの綾の面白さと言ったらありません。

一見地味な曲に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ある時は各楽器が丁丁発止で自己主張したり、またある時は協調したりと変化に富みながら小宇宙を形成して行く。

聴きようによってはこんなに面白い曲はそうはありません。

バッハの音楽は、中本と同じように(?)、私にとって常にエネルギーを呼び起こしてくれる、掛け替えの無い存在であります。

なお、このCD(このシリーズは皆そう?)、一番最初に聴いた時ビックリ致しました。

ジャケットにも、ライナーノーツにも、「トラック16」までしか記述が無く、演奏終わったな、と思ったら次の曲が始まるのですもの。何回も見直ししましたね。

記載の無い17トラック以降に、カンタータの名品第82番とトッカータフーガ二短調が入っているのです。

隠れボーナストラックで、とてもお得な気分がしたのを記憶しております。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

メンデルスゾーン「弦楽八重奏曲」ゲヴァントハウスQ.、ベルリンQ.

2009-10-13 22:25:31 | Weblog
休日の3日間昼過ぎまで寝ていたものが、今日は6時起きだったので帰りの電車は爆睡でありました。

あの微妙な振動の所為か、適度に規則的な振動音が良いのか、電車の中って大変気持ち良く眠れるものであります。

寝付きの悪い方は、電車の走行音を録音して聞きながら寝たら熟睡出来るのではないでしょうか?

効果の程は一切保証致しませんが。

それはともかく、電車で寝ていると何故かいつも喉が少し痛くなります。乾燥しているのでしょうか?

風邪を引いたのだとすると、また明日「激辛」で喉を消毒しないといかんなあ~。

喉の痛み(ほんの僅かですが)が、消えて欲しいような消えて欲しく無いような…(笑)。

ゲヴァントハウス弦楽四重奏団、ベルリン弦楽四重奏団(Deutsche Schallplatten盤)

これも図書館CDです。

錯覚していて、メシアンを借りて来たつもりがメンデルスゾーンでした(笑)。

近所の図書館は一回の貸出がCD3点まで。

それで3点目をメシアンにしようかメンデルスゾーンにしようか迷って、結局こちらにしたのでした。

普段聴くことの少ないメンデルスゾーンです。

素晴らしい曲とは聞いていましたが今まで未聴でありました。

第1楽章、なんて瑞々しい音楽なのでしょう。清らかな泉がこんこんとほとばしり出て、それが清流に成っ行くような勢いもあります。

第2楽章は、弦楽器のひそひそ話のような静かな会話が美しい。

第3楽章、躍動感とユーモアに満ちたスケルツォですが、それが弱音で奏されるのが憎い技。思わず耳をそばだててしまうじゃないですか。

第4楽章は、低弦の無窮動的な動きが全楽器に拡がって行く心地良い音楽。

今まで知らなかった曲ですが、16歳の早熟の天才の傑作ですね。メモリアルイヤーにも関わらず余り聴いて来なかった作曲家ですが、これを機会に色々聴いてみたいですね。

演奏は、ゲヴァントハウス、ベルリン両四重奏団を主宰していたカール・ズスケの凜とした格調高く美しい音楽性で統率された素晴らしいもの。

ズスケも色々聴きたいヴァイオリニストであります。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

ハイドン「交響曲第4番」ケーゲル

2009-10-12 21:36:36 | Weblog
だいぶ秋めいて参りました。

エアコン付けっ放しで寝ることが漸く無くなった今日この頃であります。

こういう季節の変わり目は、風景に違和感を感じる時期。

皆さんの服装が結構まちまちなのであります。

寒がりの方は厚手のジャケットにマフラー巻いている方もいらっしゃいますよね。

一方、超暑がりの私は薄っぺらの半袖シャツ。まだまだ日中は暑いです。

車運転していると夜でも暑いのでクーラーを入れます。カミサンが乗っていると寒いから消してくれと言う。しょうがないから一旦は消す。

でも交差点とかで停まった隙にさりげなく、またエアコンのスイッチを入れる。

また、消せと言われて消す。

そして、交差点に…。

いつもいたちごっこで運転しております。

ヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送交響楽団(DREAMLIFE盤)

今日は時間が無くなってしまったこともあり、昨日のベト7のカップリング曲を。

初めて聴いたハイドンの初期交響曲の演奏がとても素晴らしかったので。

第1楽章、なんて溌剌とした音楽なのでしょう。

1959年の録音で、当然ピリオド奏法では無いし、勿論現代楽器での演奏。

しかしながら、ノンビブラートでキレの良い演奏は、それらとも通ずるものがあります。

重厚イメージの東独オケから、驚くような鮮烈な音楽がほとばしり出て来る。

ケーゲルさん面白い!
ハイドンの初期曲もとても気になる!

第2楽章は、優美で哀愁を湛えた静かな音楽。

録音が古い所為か、ちょっと音が濁って聞えるのが残念。

第3楽章、リズミカルな舞曲。ここでもケーゲルのリズムの冴えが聴けます。

ケーゲルBOXも、ハイドンの交響曲全集(ケーゲルの指揮ではないが現在確か3種ある)も欲しくなりましたが、なかなか手が出ませんなあ。取り敢えずショップを覗いてみるか。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

ベートーヴェン「交響曲第7番」ケーゲル

2009-10-11 22:48:52 | Weblog
今日は、足の肉離れを起こして以来、初めて車を運転致しました。

故障部位が右足の太ももだった為、アクセスや特にブレーキを踏んだ際に再発したり、痛みが走ったりしたら危ないと思い運転を自重しておりました。

しかし、一昨日「中本パワー」、昨日「モッコリ豚パワー」と強力なエネルギーを得たので流石にもう大丈夫と判断。

夕方、近くのスーパーまで、1ヶ月強ぶりの運転。

暫く右足をあまり使っていなかったので、筋肉が落ちているのか、若干違和感はありますが、運転に支障は無し。

それで、スーパーのちょっと先の、暫くチェックを入れていなかったブックオフにも足を伸ばす。

う~ん、ほとんど500円モノですねえ。(別コーナーにもっと高いのもあるが、そちらは通常見ない(笑))

ブックオフでの私の基準値は250円以下。

BOX盤中心に激安の新品が流布している現在、中古で1枚当り500円以上資本投下するのは、最近稀であります。

250円盤数枚ありましたが、残念ながら触手が伸びないものばかり。

時々、値札が付いた方が奥になっちゃっているCDがあるじゃないですか。気になるものは引き出して値段チェック。

その中に1枚ありました。LP時代の愛聴盤で2枚組4~5,000円だったものが、CD1枚になって他の曲まで追加で入って、中古と言えど250円で。CDで是非買い直したいと思っていたものだったのでラッキーでした。

今日はそのディスクを、とお思いになるかもしれませんが、さにあらず。取り上げるのは、250円より遥かに安い、タダのディスクであります。(タダったって借り物ですが)

ヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送交響楽団(DREAMLIFE盤)

今日は、ネットで大人気の指揮者ケーゲルです。

昼間、足のリハビリを兼ね、借りていたCDと本を返しに図書館まで行った際、借りて来たCDです。

前にも何回か書いていますが、自宅近くの図書館、小さくて古いにも関わらず、クラシックCDの品揃えがとても良いのですよ。

決して枚数が多い訳では無いのですが、古楽や現代音楽も意外にあります。

今日改めて見たら、シュニトケだけで12、3枚ありました。大きなショップだってこんなに無いところ多いですよね。

定番曲だっておざなりで集めている感じがありません。一枚一枚、学芸員さんが少ない予算の中から吟味して購入している感じが伝わって来ます。

そんな中から、ケーゲルのベト7を。

ケーゲルは、前に当ブログで取り上げたヴェーベルンの管弦楽曲集1枚しか持っておりませんが、気になっている指揮者。

昔から聴き馴染んだベト7ですが、なかなか面白い演奏ですね。

旧東独の重心の低いオケから切れ味鋭い音楽が産み出される。分厚い低音部はそのままでありながらも鋭利な音楽がそこにある。

大型ダンプにジェットエンジン搭載して高速をぶっ飛ばす様な爽快感。(よう分からんて)

異様に身のこなしが俊敏な巨漢力士のよう。(またまた、よう分からん!)

熱狂があるのだが常に冷やかな響き。(益々分からん!)

分からない方は、是非聴いてみて。

ケーゲルの人気の秘密の一端に少しは触れた気が致しました。ますます色々聴いてみたくなりました。

1960年9月20日のライブ盤。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

ゼレンカ「カプリッチョ第4、5番、協奏曲ト長調(8つのコンチェルタントの為の)」カメラータ・ベルン

2009-10-10 21:24:43 | Weblog
今日は、肉離れの回復状況の確認&メタボの薬を貰いに病院に行って参りました。

幸い足の方はもう特に問題無いとの診断。まあ、まだゴルフ等は控えないといけませんが。

さて、病院帰り昼飯がまだだったので、「足のリハビリを兼ね」(←口実っぽい(笑))、minaminaさんに教えて頂いた「モッコリ豚」まで歩く。

「モッコリ豚」とともに「ニンニク入れましょう」のインパクトある看板が。(http://m.tabelog.com/saitama/A1103/A110301/11020392/dtlphoto/1950231/?_tabelog_session_id=2bc9a0e004ac324faee4c9d9aa846b71)

ところが、シャッターが閉まっている。あちゃ~。

土曜日休みなんて出ていたかなあ?

もしかしたら潰れてしまったのだろうか?店長以下皆さん散りぢりになり、他店で一から出直しということで皿洗いから再起を期して頑張っていらっしゃるのだろうか?

暗い性格なので、つい悪い方悪い方へ考えが及んでしまう。

ネットで念の為確認してみよう。

携帯からアクセスすると、夕方は5時~と判明。後10分弱である。

良かった!

さっきまで、額に汗して他店で薄給で頑張っている店長(初めての店なので当然お会いしたこと無いが)を想像していたのが、お腹に札束を一杯入れ金歯を出して笑っている店長の顔に目蓋の裏の映像が変わる。

人気店で儲かってるから、余裕の休み時間なんだろう。勝手に邪推する。

開店前に数人の行列が。

5時丁度にシャッターが開く。

へ~い、一番乗りだぜい!肩を怒らせ、勝ち誇った気分で店内に入る。(それほどのものか?)

700円のラーメンに、ヤサイとニンニクの無料トッピングを頼む。

しばらくして運ばれて来たのが写真のブツ。

昼食がまだとは言え、自宅で「アヒルご飯」(朝昼兼用)でカレーを2杯、がっつり喰って来たから、正直余りお腹は空いていない。

食べられるかなあ?

「食欲は食べているうちに出て来る」という名言を思い出し箸を着ける。

うん、なかなか旨い。

ちょい濃い目の汁にトッピングのニンニクが混ざり、いい味出してる。

少し硬めの太麺も好感度。

二郎に関しては、数店舗、計10回位しか行ったこと無い全くの素人で分からないのだが、やはりこの店も二郎の系譜なのでしょうか?

二郎なくしては、こういうラーメン(もとい、料理)(注)は生まれ得なかっただろうと実感。

やはり、二郎は偉大だなあ。

(注)「二郎はラーメンではなく、二郎という名の料理である」という名言がある)

で、もう一つ思ったことは、「何て上品で穏健なラーメン(もとい、料理)」なんだろう、ということ。

下品で過激な中本にハマリ過ぎの私であります。

ハインツ・ホリガー、ハンス・エルホルスト(オーボエ)、バリー・タックウェル、ロバート・ラウチ(ホルン)、マンフレート・サックス(ファゴット)、ディーター・ライヒト(チェロ)、クリスティアーネ・ジャコテ(チェンバロ)、アレクサンダー・ファン・ヴィーンコープ指揮カメラータ・ベルン(BRILLIANT CLASSICS盤)

やっぱ、ゼレンカは素晴らしいですわ!

ゼレンカ5枚BOXの1枚目がやや期待外れではありましたが、この2枚目はちょっと違いますね。

「カプリッチョ第4、5番」は、先の1~3番より更に活気に満ちた感じで、ホルンを中心とした妙技がますます冴え爽快であります。

「協奏曲ト長調(8つのコンチェルタントの為の)」は、前に取り上げたDHM50枚BOXにもオリジナル楽器演奏で入っていた曲。
こちらは現代楽器による演奏ですが、とにかく情熱的な曲。興奮致します。

ゼレンカは、今日から「注目の作曲家」から「超A級の作曲家」に格上げです。

蒙古タンメン中本の様な?熱いものが込み上げてくる音楽。

「ボヘミアのバッハ」は、超本物ですね。

ちなみに、「カプリッチョ」は多楽章の管弦楽組曲、「協奏曲ト長調(8つのコンチェルタントの為の)」は急‐緩‐急、3楽章の合奏協奏曲と考えていただければ、大方間違いないと思います。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

バルトーク「管弦楽のための協奏曲」ブーレーズ

2009-10-09 22:58:20 | Weblog
東京に一極集中というのは大きな問題である。

地方の時代と言われて久しいが、東京近隣の住民だけがこういう利権を貪っていて良いのだろうか?

法の下の平等を定めた憲法に違反しているのではないか。

こういう問題こそ、裁判員制度を最大限に活用して審理するのが相応しくないか。

そもそも行政は一体何をしているのだ!

地方も地方である!例の1億円のふるさと創成資金をその施設の誘致、建造に費やすべきではなかったのか。

地域振興券や定額給付金を活用して、地域住民への普及を図るべきであったはずだ。

私は憂える、現状のままだと地方でいつ一揆が勃発してもおかしくない。

いや、そもそもこれを日本だけで独占していて良かろう筈がない。国際紛争の火種にさえ成りかねない。

早く全国に「蒙古タンメン中本」の店舗を!

そして是非とも世界戦略を!

今日は、ひっさびさ池袋店へ。

まだ肉離れを起こした足が完全に元通りになったとは言えず、あの狭い階段の上り下りに若干の不安は付き纏いました。

しかし、そんな事は言ってはおれません!

身体が「冷やし味噌ラーメン」を希求しております。

先日食べた御徒町店の冷やし味噌ラーメン、つけ汁が少し酸っぱい感じがして、食べ慣れた池袋店の味とどうもちょっと違う気がしたのです。

それで、本日会社帰りに例の階段下からの長蛇の列に並んで食べてきやした。

やっぱ、これです。感動の味。最高っす!

しかし、汗と鼻水は出ますが、辛さはほとんど?感じなくなっておりました。

ただただ、旨い!ということのみ。

早くこの美味を日本全国、いや全世界へ。

ピエール・ブーレーズ指揮ニューヨーク・フィルハーモニック(SONY盤)

先日購入したブーレーズの5枚組から。

このLPは持っていなかったですね。

というのも、たいそう期待して購入したブーレーズの「弦チェレ」のLPが期待ほどでは無かったから、「オケコン」のディスクには手を出さなかったのかもしれません。

廉価なCDに成って、今回聴いてみたわけですが、ブーレーズの精緻な音楽にはこの時代(1973年録音)のニューヨーク・フィルはあまりにも粗過ぎたのではないか。

録音も良くないし。

この大好きな曲で、ブーレーズの冴えた指揮が今一つ聴けないのは残念であります。

シカゴ響との再録を聴いてみないといけませんね。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ