golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シマノフスキ「ヴァイオリン協奏曲第1、2番、交響曲第4番」ツェートマイアー、アンスネス、ラトル

2011-02-25 23:14:29 | Weblog
お客さん、白髪無いですね。2本しか無いですね~。

プチ嬉しいお言葉。

本日は、まだ仕事は残っておりましたが、会社近くの床屋さんの閉店に間に合うよう早めに職場を出る。

いつも通り、1,000円のチェーン店。

値段も安いし、早く済むので愛用しているのであります。

冒頭は、そこで言われたお言葉。

学生時代の同級生などと飲んだりすると、本当に染めて無いの?と言われることもありますが、幸い頭髪の方は若い頃と比べてもさほど変化ありません。

まあ、頭髪に包まれた中身の方は相当に劣化してはおりますが、こちらの方は元より劣化しているものがちょっと進んだ程度と考えればさほど問題では無いかも。

それにしても、「2本しか無い」というリアリティーある言い方がなかなか良いではありませんか。

白髪全然ありませんね、等という言い方に比べて妙にホントっぽい。

お客の心を擽る言い方に感心致しました。

トーマス・ツェートマイアー(ヴァイオリン)、 レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)、サイモン・ラトル指揮バーミンガム市交響楽団(EMI盤)

ラトルのシマノフス4枚組から未聴だった最後の1枚。

2曲のヴァイオリン協奏曲は、以前図書館から別演奏のCDを借りて聴いたことがありますが、この交響曲は初めて。

交響曲とは言っても、協奏交響曲ともされており、ピアノ協奏曲の色彩も持つ作品。

まあ、協奏曲と言っても「ピアノ付交響詩」という雰囲気もあるので、「協奏交響曲」辺りが相応しいジャンルか。

ヴァイオリン協奏曲は、前に聴いた時には、「普通に美しいロマン派協奏曲」という印象でしたが、改めて聴いてみると、こちらも協奏曲の既成概念から逸脱しており、なかなかヨロシイ。

2曲とも3楽章形式だけれど(交響曲の方もそう)、急-緩-急の古典的な様式とは全く異なる。緩急が斑になっている感じ。

後期ロマン派を基調に、印象派的な色彩やバルトーク的な野趣さえも取り込んだシマノフスキ音楽の面白さの一端に触れた気が致しました。

この3曲ももっと聴き込んでみなくては。

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