golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

メシアン「幼子イエズスに注ぐ20の眼差し」ヒル

2011-02-13 21:03:26 | Weblog
今日は、午前中から某資格試験に向けた最後の追込み(あがき、とも言う)をしておりました。

お昼前から夕方迄、昼食時を除いてずっと。

こんなに勉強したのって、学生時代の試験前(の一夜漬け)以来では?

って言ったって、たったの数時間ですが…。

もっともですねぇ、テキストにただラインマーカー引っ張ってるだけで全然頭に入って来ていないし、これで勉強と言えるのか甚だ疑問。

今晩は寝る前までやろう!と思っていたのですが、夕食時ちょっとアルコール入れたら、もうへたって来ちゃって駄目だし…。

さすがに今回は絶望的であります。

ピーター・ヒル(ピアノ)(BRILLIANT CLASSICS盤)

朝飯前ならぬ、「朝メシアン」という言葉があります。(無い、無い)

最近、休日の朝、寝床でメシアンを聴くことが多いのであります。(平日は流石に時間が無い)

昨日は、「ニワムシクイ」を3回!聴いちゃったし。

今朝は、数日前に聴いた「オルガンの書」を再聴して、やっぱ凄い曲だと思う。

今日は他の作曲家を取り上げようと思ったのですが、やはりメシアンになってしまいました。

「鳥のカタログ」と並ぶ、ピアノ曲の大作にして、メシアンの代表作の一つ。

今まで、ベロフの名盤で聴いておりました。

最初、「あれっ、これ『まなざし』だっけ?」という違和感が。

速めのベロフ盤に比べ、この演奏とても遅いのであります。

しかし、聴いて行くうちに、神秘的な中にもリズムのノリの良さも宿したこの名曲の素晴らしさが聴こえて参ります。

ところで、メシアンには、「イタコ説」があります。(無い、無い)

恐山のイタコよろしく、色々な物がメシアンに憑依して音楽を奏でるのです。(違うって!)

鳥などが憑いて書かれたのが「鳥のカタログ」だし、この「まなざし」は神が憑いた物ですね。(だから、違うって!)

1.父の眼差し
2.星の眼差し
3.交換
4.聖母の眼差し
5.子を見つめる子の眼差し
6.それに全ては成されたり
7.十字架の眼差し
8.高き御空の眼差し
9.時の眼差し
10.喜びの聖霊の眼差し
11.聖母の初聖体
12.全能の言葉
13.降誕祭
14.天使たちの眼差し
15.幼子イエズスの接吻
16.予言者たち、羊飼いたちと博士たちの眼差し
17.沈黙の眼差し
18.恐るべき感動の眼差し
19.我は眠っているが、私の魂は目覚めている
20.愛の教会の眼差し

メシアンの作品の中でも、宗教性の高い傑作。

演奏は、やはり遅くてちょっと冗長に聴こえるのが難点。

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