golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シュニトケ「合唱協奏曲、レクイエム」ヴィンデキルデ

2011-02-15 22:15:38 | Weblog
今回は完全に負けが見えていますが、最後まで投げずに少し夜なべでやってみますか。

明日、休暇を取って受けに行く某試験。

圧倒的な勉強不足で、どう贔屓目に見ても合格点に達するとは思えない。

でも、思い返してみれば、学生時代の試験はいつも一夜漬け。

今夜は、昔を思い出して、少し夜なべをしてみますか。

でも、流石に完徹は無理だから、2時半目標で。(何とも微妙かつ軟弱な目標時刻設定(笑))

これから自宅に帰って(現在、帰宅途上)夕食食べたら寝てしまう懸念も大ですが…。

フレミング・ヴィンデキルデ指揮ヒムニア室内合唱団(CLASSICO盤)

激安現代音楽BOX「スナップショット」から。

クラシックを聴き始めた当時、「協奏曲」って独奏楽器とオーケストラから成るものという固定観念がありました。

バッハの「イタリア協奏曲」の独奏者はイタリアという国?

いやいや、長靴の形をした国だから、長靴でタップダンスでもやって、オーケストラがその伴奏をするのか、とは流石に思わなかったですが…。

バルトークの名作、「オーケストラのための協奏曲」は、「独奏オーケストラ」があって、その周囲を「伴奏オーケストラ」が取り巻いているのではないか?、とは思わなかったですが…。

こういった「独奏楽器 対 伴奏オケ」という図式で無い協奏曲は、最初一瞬戸惑うものです。

シュニトケの「合唱協奏曲」もそう。

合唱が独奏(独唱?)、なんじゃそれ?という感じですが、別にオーケストラ伴奏が付く訳では無く、構成としては無伴奏の普通の合唱曲であります。

但し、とびきり美しい響きの。

以前、図書館から借りたポリャンスキー盤でこの曲を知りました。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/7758cabe69a9b4e10f55eb13779940cd)

「スナップショット」で、別演奏ですがこの曲が手持ちの物になれた事は喜びであります。

多様式主義などの手法で、ヒタヒタと迫力ある音楽を盛り上げることの多いシュニトケ(それも好き)ですが、この曲ではストレートでピュアな美しさの音楽が聴けます。

ポリャンスキー盤が手元に無いので比較は出来ませんが、この合唱だってなかなかのもの。

「レクイエム」は、小編成の器楽伴奏も加わり、よりドラマチックな曲。

現代の宗教曲の傑作というと、ペンデレツキの「ルカ受難曲」やペルトの「ヨハネ受難曲」などが浮かぶ私ですが、この曲も決してそれらに劣らない名作に感じました。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ