golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

メシアン「世の終わりのための四重奏曲」ムストネン、ベル、イッサーリス、コリンズ

2011-02-08 22:22:28 | Weblog
今日は、午後とある展示会を見に行って、色々試食、試飲(ソフトドリンク&アルコール)して参りました。

別に飲み食いが目的で行ったのでは無いのですが、職場ではそう誤解(理解?)されております。

他のコーナーでアルコールも各種頂いたのですが、会場案内図のチェックを怠っておりましたもので、美味しそうなお酒が沢山ある一番メインのコーナーに到達したのは既に閉館時間。(おいおい、それが目的じゃ無いだろって!)

大変残念な事を致しました。

ジョシュア・ベル(ヴァイオリン)、スティーヴン・イッサーリス(チェロ)、オリ・ムストネン(ピアノ)、マイケル・コリンズ(クラリネット)(LONDON盤)

傑作揃いのメシアンの作品の中で、最高傑作を一つ選べと言われたら、「世の終わりのための四重奏曲」は有力候補の一つではないかと思っております。

ピアノ曲やオルガン曲などにも有力候補が色々ありますが。

勿論、「トゥーランガリラ交響曲」を候補に挙げられる方も多いかもしれませんし、私も勿論好きな曲ではありますが、最高傑作かというと個人的にはちょっと違うかなと思います。メシアンの諸作の中ではちょっと異質な気もしますし。

さて、「世の終わりのための四重奏曲」。題名と、メシアンがナチの捕虜収容所に入れられている時に書かれたという逸話の為、誤解されている節もあるように思いますが、深遠な内容とこの世ならぬ美しさの音楽。

今まで、ガブリロフ、パルム、ダインツアー、コンタルスキーによる1枚しか持っていなかったので、色々聴いてみたいと、先ずは図書館から借用したCDです。

手持ちのガブリロフ他の演奏(1976年録音)では、この曲が「現代音楽」として響きましたが、ずっと若い世代のこの演奏(1996年録音)では、フォーレやドビュッシーに連なるフランス音楽に聴こえました。柔らかで暖かみのある音楽に。

聴き馴染んだ所為か、手持ち盤の方が面白いように感じましたが、名手の揃った素晴らしい演奏で、これもまたこの曲の一つの面。

気になる名盤が色々あるこの曲、また別演奏で聴いてみたいと思います。

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