golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「マタイ受難曲」ヘレヴェッヘ新盤

2011-02-12 20:39:35 | Weblog
休日出勤する途中、昼食に寄る。

初「蒙古タンメン」!

こちらのお店には良く行くのですが…(笑)。

いつも、「冷やし味噌ラーメン」や「北極」という激辛ラーメンを啜りながら、一般ピープルが「蒙古タンメン」などを食べている姿を横目で眺めておりました。

時々、若いオニイチャンが「辛えっ~」などと言っていますが、あれは絶対ギャグに間違い無いと思いながら。辛い振り上手いなあ、と。

さて、庶民の味のほどは…。

意外にあっさりしてますね~。結構お上品と言いますか。

もっとワイルドな味を想像しておりましたが、やはり「冷やし味噌ラーメン」や「北極」とは全然違いますね。

でも、結構美味い。

辛さは、セブン-イレブンで売っているカップ麺の方がむしろ辛いのでは?という程度。(添付の「辛味オイル」使用の場合)

旨いにゃ旨いけど、ちょっとインパクトに掛けるし、ワタシャ、やはり「冷やし味噌ラーメン」だな。(「北極」は暑がりの私にはつらい)

今日は、マタイを聴きながら順番待ちし、マタイを聴きながら食べましたが、意外にBGMに合いますね。(「トリスタンとイゾルデ」もラーメンにマッチするが)

結局、予定変更で会社へ行くのは止めました。

マックを渡り歩いて、数日後に迫った資格試験の勉強をすることにします。

イアン・ボストリッジ(テノール、福音史家)、フランツ・ヨーゼフ=ゼーリッヒ(バス、イエス)、シビッラ・ルーベンス(ソプラノ)、アンドレアス・ショル(カウンターテナー)、ヴェルナー・ギューラ(テノール)、ディートリッヒ・ヘンシェル(バス)、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮コレギウム・ヴォカーレ(Harmonia Mundi盤)

「もっと日常的にマタイを聴こう!運動」の第10弾。

メンゲルベルク、ダウス(抜粋)、マウエルスベルガー、クレオバリー、グッテンベルク、ラミン、ガーディナー、リヒター旧盤、鈴木雅明に続き、ミチョランマの中から本命候補。

バッハのカンタータ演奏に於いて、私にとってヘレヴェッヘはネ申。

このCDは、だいぶ前に購入しながら、「勿体なくて」聴けておりませんでした。

それを、初「蒙古タンメン」の記念すべき日に(笑)。

期待に違わぬ演奏。

ヘレヴェッヘの演奏は、よく「陶器の様な美しさ」と言われますが、本当に上手い喩えだと思います。

いつもの高貴な艶のある響きが致します。

一般的に、透明度高い演奏は、冷たい響きになる懸念も有していますが、非常に純度高いにも関わらず、常に人肌の暖かみを失わないのがヘレヴェッヘの凄いところ。

ボストリッジの柔らかく若々しい美声のエヴァンゲリストも、却って物語の悲劇性を高めている様に感じます。

独唱陣もとても精度高いし(ルーベンスの清楚な声が特に印象的)、合唱やオケの澄んだ美しさはいつものこと。

美しさ、優しさと悲劇が隣合わせの様なこの演奏で、改めてマタイの凄みを感じました。

やはり、今まで聴いた中ではこれが本命盤であります。(まだ未聴の名盤が色々あるので、これからも聴いて参ります)

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