golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

レスピーギ「魔法の鍋」、「セーヴル焼きのフランス老婦人」アドリアーノ

2009-06-05 22:57:43 | Weblog
ずっと長い間、1枚の絵画が謎でした。

あれは小学生の時だったでしようか?もしかしたら中学生になっていたでしょうか?

家族で上野の国立西洋美術館に行った時に見た、ロシアの画家の1枚の絵が強く印象に残りました。

もしかしたら、その時が最初に見た本格的な絵画展だったのかもしれません。

松林を非常に写実的に写したもので、光を受けて美しく輝いています。

写真みたい!

驚きでした。

明るい構図を含め大変気に入りました。

もし私が大富豪の子息とかであれば、「あれ買って~」と言って、その日から我が家にその絵画が飾られていたかもしれませんが、あいにく貧乏人なもので、絵ハガキで妥協せざるを得なかった様な記憶がございます。

その絵は画像としては鮮明に記憶されたのですが、画家も題名も脆弱な記憶保持力の脳細胞からこぼれ落ちてしまったのですね。

その後、高校でカンディンスキーなどの抽象絵画を識り、写実的な絵画を蔑む様な変な気持ちも生まれ、いつしか、あの「初恋の絵画」は記憶の彼方に追いやられてしまいました。

ところが、先日のもうやださんの記事が深層の記憶を呼び起こしてくれました。

国立トレチャコフ美術館展「忘れえぬロシア」(Bunkamura)。

ロシアの絵?もしや…?!

ネットで検索したら、そこにイワン・シーシキンという人の「陽を浴びる松」という絵があって、小さく載っている写真はあの絵画に間違いありません!

そして遂に本日、会社帰りうん十年ぶりに感動の再会をして参りました。

記憶と寸分違わぬ、明るい写真の様な松林でしたねえ。

そして、この絵のみならず、他もロシアの美しい自然や素朴な人々を想像させる素晴らしい絵画ばかり。

行って良かった~!

もうやださん、どうも有難うございました。m(__)m

アドリアーノ指揮チェコスロヴァキア放送交響楽団(MARCO POLO盤)

先日ブックオフで250円で調達した1枚。

「ローマ三部作」などで有名なオットリーノ・レスピーギ(1879~1936)の知らない作品。バレー曲です。

さあ、どんな曲なのでしょう?

親しみ易く、愉快な、可愛らしい曲ですね!

「魔法の鍋」は、10曲から成る20数分の作品。

7曲目のコサックダンスなどを始め、ディズニーの世界が似合う様な夢に満ちた愛らしい音楽が満載。

たまにはこういう音楽良いなあ~。

そして、「セーヴル焼きのフランス老婦人」。

4曲で構成される8分ほどの作品。

終曲のガヴォット、あれ~っ?、何て歌だっけ?小学校(幼稚園?)でこれ歌わされたことあるぞ!

誰かの曲か、有名な歌の編曲だと思うけど。

何だっけ?、何だっけ?

1枚の絵画の謎は氷解したけれども、新たな謎が生まれてしまいました。

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