golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

フィンジ「花輪を捧げよう」ターフェル、マルティノー

2009-06-27 22:16:47 | Weblog
いよいよ歯医者行かなきゃダメかなあ?

先日から左上の歯の具合が変。

上の奥なので鏡で見えず、「ベロによる触診」に拠れば、歯の一部が尖んがっていて、詰め物が欠けてしまっている様子。

放っとけば自然に治るかとも思ったのですが、1ヶ月ほど経過しても駄目。

昨日、ちょっと痛みもありました。

来週の土曜日にでも行かないと駄目かなあ?

削られるのは嫌じゃ無いのですが、麻酔の注射が嫌なんです。

いまだに、注射怖いんですよね。

ブリン・ターフェル(バリトン)、マルコム・マルティノー(ピアノ)(GRAMMOPHON盤)

昨日、図書館で借りて来たCDです。

「イギリス音楽に親しむ運動」?の一環で、イギリス近代の歌曲集、ヴォーン=ウィリアムズ、フィンジ、バタワース、アイランドの曲が収められています。

この中から、最近聴いてみたいと気になっているジェラルド・フィンジ(1901~1956)の5曲から成る歌曲集を。

シェイクスピアの戯曲中の歌に折々曲を付けていたものをヴォーン=ウィリアムズ70歳の誕生日に捧げたものだそうです。

第1曲「来れ、来れ、死よ」
第2曲「シルヴィアは誰?」
第3曲「もう太陽の熱を恐れるな」
第4曲「ああ、いとしい君よ」
第5曲「恋する男とその恋人が」

いずれも、親しみ易く美しい旋律。

明治以来、唱歌など学校音楽にイギリス音楽が取り入れられて来たことにより、イギリス歌曲に対してDNAが親しみを感じさせるのか?

「来れ、来れ、死よ」は、Come away,come away,death…と囁くように訴えるように歌われる冒頭から、静かな悲しみ寂寥の世界に引き込まれて行く印象的な歌。

「シルヴィアは誰?」は、ピアノの浮き立つ様な伴奏音型に載って明るく歌われる短い曲。しかし品良く、抑制が利いているのがいかにもイギリス音楽か。

静かな優しさを湛えた「もう太陽の熱を恐れるな」。

グリーグの様な涼しげなピアノ伴奏の美しい音楽に先導されバリトンが歌う「ああ、いとしい君よ」。歌よりもピアノの方につい聴き入ってしまいます。

浮き立つ恋の歌、「恋する男とその恋人が」。花園を舞う蝶の様なリズミカルで美しい曲。

しっかし、誕生日のお祝いに「来れ、来れ、死よ」なんて題名の曲をプレゼントするかあ?普通。

「シルヴィアは誰?」って、シルヴィアだろ!

なんて、突っ込みたくもなってしまいます。

それほど、親しみ易く優しい曲です。

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